住宅販売が好調な今、土地を見つけることが難しくなっている現状があります。新聞、雑誌の広告やインターネット、不動産会社の店頭で探すのが一般的ですが、それだけでは見つからないかもしれません。できるだけ、色々なルートを活用することが大切ですね。
不動産会社は、基本的に大手と地域密着の中小、それぞれ1社づつくらいに声をかけるといいでしょう。大手は店舗が多く、広いエリアにわたってたくさんの情報を扱っています。地域や沿線を限定していない場合には、大手のほうが便利でしょう。契約関係書類をはじめ、取引体制が整っています。
一方、地元で長く営業している中小には、まだ売り出される前の情報が独自ルートで入ることも。地域や沿線を限定して探しているなら、効果的でしょう。
紹介される情報が重複したり、連絡が煩雑になるため、あまり多くの会社に頼みすぎないこともコツ。また、すでに他社で紹介されている同じ情報を紹介されたら、はっきりその旨は伝えましょう。信頼関係が大切です。
次に、土地を選ぶコツです。周辺環境や地盤など、チェックしたいポイントはたくさんありますが、ここでは敷地の地盤や浸水リスクを説明しておきます。
家を建てる土地は、基本的に道路よりも一定程度、高いのがベスト。土地が道路より低いと、大雨のときなどに雨や土砂が流れ込んでくる懸念があります。
低い場合、程度にもよりますが少しなら、土を盛って高くすることはできます。ただ、土を入れすぎるとその部分の地耐力(地盤が建物を支える強さ)が低くなってしまいます。また、地盤の改良や基礎の強化が必要になるケースもあり、その場合かなり工事費もかかるでしょう。
とはいえ、敷地が高ければ安心、というわけではありません。敷地が高すぎても、逆に階段やスロープの設置が必要になり、その分、敷地が狭くなってしまう可能性もあります。室内を完全にバリアフリーにしても、入り口に高低差があることが将来的に問題になるかもしれませんね。また、駐車場の確保も難しくなるでしょう。
もうひとつ、必ず確認しておきたいのが土地の地盤。正確な判断のためには、最終的に地盤調査が必要ですが、周辺の道路を見ればおおよそのことは推測できます。
雨の後、道路に水が溜まっていたり、道路がところどころ陥没していたりする場合、周辺の建物を見てください。基礎のコンクリートや壁にひび割れが目立っていたら、地盤が弱いエリアと言えるでしょう。
検討しているエリアがそのような状況なら、あわせてハザードマップも確認が必要です。ハザードマップとは、大雨のときに川が氾濫したりすると、どこがどのくらい浸水するのかを自治体が予想したもので、浸水の程度もわかりやすく色分けされています。市役所や都道府県庁、自治体によってはHPでも簡単に入手できます。






