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「ドラマ」に出た、憧れのあの街に住みたい!vol.12阿倍野エリア

ちりとてちん

いつものNHKの朝ドラとは一風異なり、本作のヒロインは心配性でコンプレックスだらけ。そんな等身大のヒロインが、故郷の福井県小浜市から大阪に飛び出し、落語家を志すことに……。恋あり涙あり、上方落語をテーマにした笑いがいっぱいの人情エンターテイメント。 若狭塗箸職人の娘、和田喜代美(貫地谷しほり)は卒業を間近に控えた高校生。同姓同名の同級生、和田清海(佐藤めぐみ)が容姿端麗の人気者なのに、自分に自信のない喜代美はいつも焦りを感じていたが、そんな脇役人生を変えるべく一大決心、大阪へと旅立つ。そこで出会ったのは、子どもの頃に慕った祖父のような温かさを漂わせる男。彼の名は天才として名を馳せた廃業中の落語家、徒然亭草若(渡瀬恒彦)、連れの男は弟子の草々(青木崇高)だった。彼らの力になりたいとさまざまに奔走する喜代美は、ついに自ら草若に弟子入りし、落語家を目指すことになる。


脚本:藤本有紀
制作:NHK大阪放送局
出演:貫地谷しほり、和久井映見、松重豊、渡瀬恒彦、青木崇高、佐藤めぐみ
放送期間:2007年10月1日〜2008年3月29日
NHK連続テレビ小説 月〜土曜:8時15分〜30分

天神橋筋商店街

天神橋筋商店街

戦後間もなく建てられたというレトロな床屋さん、「トコリン理容所」は、松尾貴史演じる磯七の営む散髪屋さんとして登場します。大の落語ファンの磯七は、上方落語に関して一家言持ち、芸に厳しく口は悪いが、草若や草々の才能を信じ、喜代美や草若一門の手助けをします。大阪の人情を感じさせる役どころです。
さて、トコリン理容所の程義雄さんは二代目。この地で床屋さんを始めたお父さんの跡を継ぎました。「お客様とはもう何十年ものつきあいになる」と言います。地下鉄千日前線でなんば駅から4つ目。交通の便も良いこのあたりは住宅地としても人気だとか。越境入学で有名な名門公立校もあるそうです。
「『ちりとてちん』のロケでも出演者やスタッフの方に、静かなところでいいですね、と言われました」と程さん。「昔はこのあたりは鉄工所が多くて、その頃勤めていた職人さんが、引っ越した今も通ってくれます」
「トコリン」というかわいらしい店名の理由を尋ねると「床屋のハヤシさん。じいさんの勤めていた店の親方が林さん、それでトコリンになったらしいよ」と教えてくれました。
和装するため襟足を整えに、近所に住む女性のお客様がみえました。奥様がていねいに顔をあたり、最後は程さんの気持ち良さそうなマッサージで仕上げ。明るい店内に、穏やかな会話の声が響きます。街を見つめ続けてきたトコリン理容所です。

ご主人の程さん。奥様のお仕事ぶりを優しいまなざしで眺めていました。

ご主人の程さん。奥様のお仕事ぶりを優しいまなざしで眺めていました。

角地にあるから明るい光がたくさん差し込みます。周りにマンションなどが建っても、この一角は昔のまま。

角地にあるから明るい光がたくさん差し込みます。周りにマンションなどが建っても、この一角は昔のまま。

リクライニングして蒸しタオルを顔に。とっても気持ちが良さそう。襟足カット、顔剃りで1200円。椅子は1964年から変わらず使っています。現メーカーにもないという貴重なものです。

リクライニングして蒸しタオルを顔に。とっても気持ちが良さそう。襟足カット、顔剃りで1200円。椅子は1964年から変わらず使っています。現メーカーにもないという貴重なものです。

古い建物を長くていねいに使ってきたことがわかります。「そうじは毎日欠かしません」と程さん。さっぱりしたあとも、気持ちよい空間で雑談。話は尽きないようすです。

古い建物を長くていねいに使ってきたことがわかります。「そうじは毎日欠かしません」と程さん。さっぱりしたあとも、気持ちよい空間で雑談。話は尽きないようすです。


トコリン理容所

住所:大阪市東成区大今里南2-10-6 地図を見る
電話:06-6972-0546
営業時間:8:00〜20:00
定休日:月曜
交通アクセス:地下鉄千日前線今里駅より徒歩約10分

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