岡山エリアがロケ地となった場所を紹介します。
小学校、中学校、高校と成績優秀、県庁に入庁もトップの成績だった野村聡(織田裕二)は、プライドが高くマニュアル通りに物事を進めるエリート官僚。「政治は人の上に人を作り、人の下に人を作る」が信条で、出世にかける情熱は人一倍強い。
自ら関わっていた老人養護施設の建設プロジェクト成功のため、民間企業との人事交流研修のメンバーとしてスーパーマーケット「満天堂」で一定期間働くことになった野村だが、役人の常識が通用しないスーパーの現場では、年下の教育係、二宮あき(柴咲コウ)に厄介者扱いされる始末。これも出世のため、県庁に戻ればしかるべきポストと建設会社社長令嬢との結婚が約束されているとめげずにがんばっていたが、いつの間にか県のプロジェクトから外され、婚約破棄を言い渡される憂き目に遭う。そんな野村の窮地を救ったのは、ほかでもない二宮だった。
客も疎らでやる気のない店員たちの多かったスーパー「満天堂」だが、野村と二宮が出会ったことで、何かが少しずつ変わり始めていった・・・。
監督:西谷弘
脚本
:佐藤信介
制作:「県庁の星」製作委員会、共同テレビジョン
原作:桂望実「県庁の星」(小学館)
出演:織田裕二、柴咲コウ、佐々木蔵之介、紺野まひる、井川比佐志、ベンガル、酒井和歌子、石坂浩二
配給:東宝
公開:2006年2月25日
高梁市で一番賑わうショッピングセンター「ポルカ天満屋ハピータウン」。そのなかにある地域最大の食品スーパーマーケット、ポルカ食品館が、「県庁の星」のメイン舞台です。
ポルカは、薬局、花屋さんやペット屋さんなど地元の商店が集まって設立した協同組合。映画では「三流スーパー」の設定のため、制作サイドは何ヶ所ものスーパーにロケ協力を断られたそうですが、ポルカ食品館の小林宏三社長は「これはあくまで映画であって実話ではない」とこの企画を快諾したというから、懐の深さを感じます。店舗はもちろん、従業員食堂や研修室、荷受場、防災センター、バックヤード通路などあらゆる場所で撮影が行われました。
「山もあって川もある小さな町。そんなロケーションだからポルカが選ばれたようですね。高梁は城下町でお寺も多い。寅さんの撮影が2度も来た町で、昔はSLも走っていました」というのは小林社長。川とは市内を南北に流れる高梁川のことで、旭川、吉井川と並んで岡山三大河川のひとつです。
「備中の国」の中心として山陰と山陽を結び、東西の主要街道も交差する交通の要所、高梁。日本で現存する一番高い山城といわれる備中松山城が築かれ、高瀬舟の水運で栄えた高梁は、寅さんの妹、さくらの夫である博の出身地という設定でした。
ちなみに高梁川でとれる天然の鮎は絶品です。また、キノコの王様、松茸も高梁市の特産品。大阪や東京に出荷しています。西日本有数のトマトの産地でもあります。
毎週木曜は、近隣の農家のみなさんが育てたとれたての野菜や果物が並ぶ朝市を開催するポルカ食品館。高梁の豊かな恵みを目の当たりにすることでしょう。

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店内を案内してくださったのはポルカ食品館の南店長。岡山の食材に詳しく、醤油、そうめん、かりんとう、地酒などなど地元でしか流通していない食品の数々を教えてくれました。頼りになる店長さんです!

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映画では、野村率いる高級食材弁当のAチーム、350円の弁当のBチームに分かれて売り上げを競ったようすが描かれたお総菜売り場。この季節は冷やし中華が人気のメニューで390円。チャーシューつき冷麺は480円! フライやカツを目の前で揚げているコーナーもあります。

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鰆(さわら)の刺身が並ぶのも岡山ならでは。瀬戸内海では5〜6月が漁期で産卵期の鰆がやってきます。冬に捕れたものは脂が乗った「寒ざわら」といわれ喜ばれます。岡山の家庭では、刺身やたたき、ばらずしの具はもちろん、フライにしてもよく食べるそう。(写真は富山産の鰆)

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「やはり岡山の地の物はよく動きますよ」と南店長。「地産地消」マークにはお客様も敏感だそう。県内産の備中牛や備中豚にもこのマークがついています。
ポルカ食品館
住所:岡山県高梁市ポルカ通り1084-1 地図を見る
電話:0866-22-0808
営業時間:AM10:00〜PM8:00
交通アクセス:JR伯備線備中高梁駅より徒歩約15分
URL:http://www.kyoeigp.co.jp/store/store.html#01
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