戸外では騒音があふれ、汚れた空気や雑踏などにまみれ、時間に追われ、心からくつろぐのはとても難しいこと。家にいるときくらいはゆっくりとくつろぎたい…それが住む人の本音でしょう。戸外の環境悪化が進むにつれて、多くの人々が環境に敏感になり、リラックスするための環境づくりへの感性も豊かになっているようです。
代表的な傾向は自然を室内に取り入れること。家具を木の温もりを感じるもので揃え、観葉植物を置き、緑に囲まれ、自然を感じながらくつろぎたいと考える人たちが多いようです。内装のテラコッタも人気です。また、植物も鑑賞用だけでなく、空気浄化力のあるサンスベリアを置いたり、炭や塩を使うなど、クリーンな空気を求める工夫も見られます。さらにアロマの香りでリラックスできる環境をつくるなど、家具や小物に頼らず、空気や香りを環境の要素と捉え、くつろげる環境をつくろうとする傾向に意識の高さが見られます。
ただ、アンケートからわかるようにクリーンな環境を求めている一方、掃除をする回数が意外と少ないのも事実です。毎日掃除をする人がほとんどいない、というようにクリーンな環境志向と相反する結果になっています。風水を意識されている方たちは、玄関をキレイに、ホコリのない空間にする…など、意識的に掃除を丁寧に行っているようですが、忙しい一人暮らしの方などは、毎日掃除をするのが難しいのも事実でしょう。最近、掃除力が幸運を呼ぶ、といった内容の書籍が人気なので、今後毎日掃除をする…という人も増えていくかもしれませんね。