
建物調査とは
中古住宅の流通量を拡大していく為に必要なことの1つとして、国も注目しているのが、中古住宅の建物調査です。マイホーム購入を検討している人が中古住宅の購入に踏み切れない理由として、「建物の劣化状態がわからない」ということが挙げていることから、この不安を抑える有効な方法として注目されています。
建物調査は、アメリカではホームインスペクションとして広く利用されており、マイホームを購入する際に利用するのは当たり前になっています。日本では、住宅の建物調査はまだ歴史が浅く、徐々に浸透しつつあるところですが、全国で建物調査を行っている(株)アネストブレーントラストの実績では、2009年に入ってから2008年の2倍以上のペースで中古住宅の建物調査が利用されるようになっています。今後も急速に拡大していき、近い将来、「中古住宅を買うなら専門家に建物調査を依頼する」ということが当たり前になるのではないでしょうか。

この建物調査とは、いったいどのようなものでしょうか?
建物調査を行う主な目的は、建物の劣化状況や不具合を専門家にチェックしてもらい、その調査結果を中古住宅の購入判断材料にすることにあります。誰でもそうですが、好んで欠陥住宅を購入する方はいませんよね。建物に関するリスクがないか、購入前にできる限り調査しておくわけです。
中古住宅ですから、建物の構造躯体や設備などが劣化しているのは当然だと言えます。その劣化が築年数に応じた程度の劣化であるか、築年数のわりに劣化が激しいものかは購入前に知っておきたい情報ですね。
内装の劣化だけであれば、クロスを張り替えるなどの対応で済みますし、補修工事も大掛りなものではなくコストもそれほど大きくないかもしれません。しかし、一般の方が気付かないような箇所に劣化があれば、その補修コストも大きなものになることも考えられます。
そして、どこがどのように劣化しているのかを知っていれば、購入後のリフォームを検討する上でも役立ちますが、購入後にはじめて建物の劣化や不具合を知れば、想定外の補修費用がかかることもあります。
購入後に後悔しない為に、専門家に建物調査してもらうわけですね。
それでは、実際に建物調査を利用すれば、どのようなメリットを得られるのでしょうか。いくつか挙げてみましょう。
・一般消費者に代わって、専門家の視点で建物調査してくれる
・入居後の想定外の補修費用の発生を可能な限り抑えられる
・その中古住宅のメリット・デメリットを知った上で購入判断できる
建物調査をしておけば、入居後、安心して住むことができますね。
情報提供:住宅検査・内覧会立会いのアネスト
