中古住宅特集

プロに聞く!中古住宅 これだけは知っておきたい!

住宅ローン選びは慎重に

選択を失敗すると100万単位で損!?しっかり検討を!

購入する中古住宅が決まれば、売買契約をして、次に住宅ローンの申し込みを行います。つまり、一般的にはこのときまでに、どの住宅ローンを利用するか選んでおくことになります。購入する中古住宅の申し込みや売買契約をしてから、住宅ローンの申し込みをするまでは、それほど時間的なゆとりはありません。よって、物件探しをしながらも、ある程度は住宅ローンの情報収集をしておいた方が良いでしょう。

ただ、住宅ローンの金利などの条件は毎月、変更されるものですので、申し込みの直前までは最終決定する必要はありません。

多くのマイホーム購入者を見ていて感じることですが、住宅ローン選びを不動産会社に任せている、もしくは不動産会社の提案を簡単に受け入れすぎている方が多いのではないでしょうか。実際に、あるアンケート結果(出所:独立行政法人住宅金融支援機構 平成20年度 第3回 住宅ローン利用者の実態調査)によりますと、「利用した住宅ローン決定に際して影響が大きかった媒体等」は、「住宅・販売事業者」が40.2%と最も割合が大きいという結果が出ています。

不動産会社の担当者が住宅ローンに詳しく、且つ、真剣にあなたのことを考えて住宅ローンを提案してくれているのであれば、不動産会社の提案を積極的に受け入れても良いでしょう。しかし、 残念ながら数多くある住宅ローンの種類や利用方法に精通している人はそう多くありません。さらに、不動産会社では、普段からお付き合いのある金融機関を斡旋することが多く、「当社がいつもご紹介している銀行ですから……」という理由で提案することが多いです。やはり、自分自身でも、しっかり住宅ローンを検討した方が良いでしょう。

ここで、住宅ローン選びでどれだけの差がでるものか、試算してみましょう。理解しやすいように、シンプルな例にしてみますね。

(比較する為に同一にする借入条件)
借入金額  : 2,500万円
借入期間  : 30年
金利タイプ : 全期間固定金利
返済方法  : 元利金等
繰上げ返済 : なし

(金利のみを変更して比較)

いかがでしょうか?700万円以上もの差がでましたね。この事例では少し極端になりましたが、上記の金利は2009年5月に実際に公表されている2つの金融機関の金利で比較したものですから、何も知らなければ、実際に起こりうることなのです。このような総支払額の負担差は、金利だけではなく、借入期間や金利の種類、返済方法によっても生じるものです。また、借入後の繰上げ返済の仕方によっても負担差が生じます。

物件の売買価格は少しでも安いほうが良いと考える方は多いです。当然のことかと思いますし、中古住宅を購入するときに、売主が提示する金額を交渉もせずに購入する方ばかりではありませんね。価格をいくらかでも下げるように交渉するのは、よくあることです。

しかし、住宅ローン選びで失敗すると、上記のように100万円単位で損することもあるわけですし、売買価格の交渉が無駄になってしまいますね。住宅ローンはしっかり比較検討する必要があることを理解して頂けたかと思います。

情報提供:住宅検査・内覧会立会いのアネスト

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