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住宅購入にはいろいろとお金がかかる

住宅を購入して引き渡しを受けるまでには、さまざまなやりとりや手続きが必要です。また、その手続きごとにプロフェッショナルに依頼し、いろいろなサービスを受けることになりますが、その1つ1つに代金を支払わなければなりません。

たとえば、司法書士に登記を依頼すれば、司法書士への報酬が発生します。売買を不動産会社に仲介してもらったら、不動産会社に仲介手数料を支払います。住宅ローンを利用すれば、金融機関へ事務手数料などを支払うことになります。

このほか、不動産取得税や固定資産税などの税金も発生しますし、火災保険や地震保険の加入に伴って保険料の支払いもあります。利用する住宅ローンによっては、生命保険への加入を求められるケースもあります。

さらには引っ越し費用や、必要に応じて家具・家電などの購入費用も増えていくことになります。これら1つ1つの金額はそれほど大きくないように見えるかもしれませんが、積み重なった総額はかなり大きな金額になっていることでしょう。

住宅購入時にかかる諸費用

ここからは、具体的にどのような費用が発生するかを見ていきましょう。まずは、住宅を購入する際にかかる費用を挙げていきます。購入時の費用は大きく分けて、「頭金」と「購入に関する諸費用」があります。

頭金はご存じの通り、物件の購入価格の一部を購入時に現金で支払う代金のことです。一応、住宅ローンを組んでから、頭金ゼロで購入できるケースもありますが、頭金がなければその分借入金が増えることになるため、それだけ返済の負担が増えます。できれば、物件価格の1割から2割程度を目安に現金を用意しておくといいでしょう。

それならば!と、頭金を用意するために賃貸住宅に住みながら貯蓄しようと頑張っても、うまくいかないことがあります。なぜなら、都市部などでは家賃が高いからです。最終的には、全額住宅ローンを組む方が安上がりになるケースもあるため、十分検討する必要があるでしょう。

購入に関する諸費用に関しては、購入手続きに必要な手数料や課される税金のことを指します。必要な金額は物件や地域によって異なりますが、新築一戸建てであれば物件価格の6%から13%、新築マンションであれば物件価格の3%から5%が目安とされています。

たとえば、5000万円の新築一戸建てを購入する場合は300万円から650万円という計算になり、とても大きなものであることがわかります。

物件購入に関する費用

  • ・申込証拠金や手付金(購入代金の一部)
  • ・仲介手数料(仲介会社を通して購入する場合)
  • ・不動産の登記手数料や登録免許税、司法書士に依頼する場合の報酬
  • ・売買契約書に貼る印紙代(税金)
  • ・不動産の取得に伴う不動産取得税
  • ・固定資産税・都市計画税(購入する年の分を日割りで支払うことが多い)

住宅ローンの契約に関する費用

  • ・ローンの契約書に貼る印紙代(税金)
  • ・借り入れの事務手数料や保証料
  • ・火災保険や団体信用生命保険特約料などの保険料

その他の費用

  • ・修繕積立金(マンション購入の場合)
  • ・水道加入負担金(一戸建て購入の場合。自治体によって異なる)
  • ・引っ越しに伴う備品購入費用や引っ越し費用

住宅購入後にかかる諸費用

一方、住宅を購入した後にかかる費用というものもあります。それは「住宅ローンの返済」と「維持に関する諸費用」で、毎月支払っていくものです。

住宅ローンの返済は、全額の返済が完了するまで毎月支払い続けます。プランによっては、ボーナス月は返済額を増やすといった場合もあります。返済期間は最長35年が一般的で、買い主のライフプランに応じて期間を設定できます。

維持に関する諸費用は、住まいを適切に維持・管理するためにかかる費用です。また。毎年支払う固定資産税・都市計画税は、どのような物件であっても費用が発生します。

加えて、マンションを購入する場合は、

  • ・共用部分の清掃や設備の管理などに充てられる管理費
  • ・マンションの大規模な修繕に備えて積み立てる修繕積立金
  • ・駐車場代(使用する場合)

などが発生します。

なお、一戸建ての場合は、マンションのように管理費や積立金を徴収されることはありませんが、メンテナンスはすべて自分で行うことになります。その費用はもちろん自己負担で、長期的にはリフォームが必要となる場合もあるでしょう。これらを踏まえて、自身できちんと備えておく必要があります。

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少しでも節約する方法

思いの外多くの費用がかかるとわかり、焦る方もおられるのではないかと思います。では、これらの諸費用を少しでも安く抑えるには、どうすればいいのでしょうか。

節約できる費用

まず節約しやすいのは、引っ越し費用です。引っ越しの料金は、会社や季節、曜日によって大きく異なります。繁忙期の週末に午前中を指定して依頼するケースと、オフシーズンの平日に時間指定なしで依頼するケースとでは、料金はかなり変わってきます。

お客さんの少ない時期であれば値引き交渉もしやすくなりますし、荷物の梱包は自分で行うプランにすればさらに料金を下げることができます。

また、引っ越しする距離や荷物量によっては、大手の会社よりも地域密着の会社に依頼する方が安く抑えられる場合があります。いろいろな会社に見積もりを依頼して比べてみるといいでしょう。

それから、家具・家電などの購入費用も、コントロールしやすいところです。新しい家に住むときは、家具・家電を新調したくなってしまいがちですが、そうした買い物はまとまると大きな額になります。必要以上に出費しないよう心がけたいものです。

また、工夫次第で節約できるのは、住宅ローンに関する諸費用です。金融機関やローン商品によって、金利が違ったり、保証料が不要のものもあります。手数料の多寡は、使えるケースや融資額との兼ね合いもありますが、いろいろ商品を調べて手数料の違いなどを比較検討してみるとよいでしょう。

保険についても、内容を精査して必要なものだけを選択することで節約につながります。たとえば、マンションの高層階の住宅を購入する場合、洪水の補償は不要かもしれません。雪があまりふらない地域であれば、雪による災害の補償も優先順位を低くできます。とはいえ、何が起こるかわからないのが災害です。必要以上に削らないことも留意しましょう。

節約できない費用

住宅の購入に伴う手続きに関する費用については、その多くは自分で額を変えることはできません。

考えられるとすれば、仲介会社を介さないで直接取り引きして仲介手数料を節約する、司法書士に頼まないで不動産登記を自分で行うなどです。しかし、それだけ手間がかかりますし、専門知識を持たずに行うことでトラブルを招く懸念があります。

そうでなくても、しなければならないことはとても多いです。時間コストやトラブルリスクにも留意して、必要なところではプロフェッショナルの手を借りた方が無難でしょう。

まとめ

住宅の購入には、さまざまな場面でお金が必要だとわかっていただけたのではないでしょうか。資金計画を考えるときは、これらも試算した上で考えていきましょう。

「@nifty不動産」では、ほしい物件が月々いくらで買えるかを「住宅ローンシミュレーション」で試算できます。毎月の返済可能額や、金利、頭金、返済期間などを入力すると、借り入れ可能な額がどのくらいかを計算できるものです。計画を考える際にぜひ活用してください。


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