■実際は・・・
一人用住宅、という条件のコンベンションでしたが、実際には、具体的にいくつかの条件は付けていました。
■基礎
基礎はベタ基礎である事。
基礎は簡単に言えば、布(ぬの)基礎とベタ基礎があります。
構造物を支える部分(なんて言うのかな?)の板状の部分の地下に、逆T字状に基礎を作るのが布基礎。そうですね、建築現場で溝状に穴を掘って、捨て石を入れて作っているのが布基礎です。
対してベタ基礎は、敷地全面を掘って捨て石を入れ、その上に「全面」に鉄筋コンクリートを張り巡らし、構造物を支える部分も一体成形で作るというもの。
地震などにどちらが強いかと言えば、全面鉄筋コンクリートのベタ基礎が、圧倒的です。内装に手を抜けても基礎に手を抜くと取り返しが付かないので、基礎はとても大事です。
■トイレ
2階建ての場合、1階にも2階にもある事。
これは、一人暮らしだと必須じゃなく、むしろ家族がいる場合に必須になりそうな項目ですね。
ですが、1人暮らしだと、1Fリビング、2F寝室が生活の中心になると思えば、トイレは近い方が良い。
トイレが1つだと、自動的に1階に作られますが、例えば病気で寝ている時に嘔吐や下痢に襲われた事を考えると、階段を上下しなければ行けないのは辛いものがあります。寝室の至近にトイレは欲しいところ。でも来客がトイレを所望した場合を考えるとやはり1階にも必要、ということです。
■照明
これは、両社とも最初の図面提出直後にリクエストしました。大きく分けて2つあります。
1)ライティングレールを活用し、後日の変更に対処する。
これは、以前の職場での経験。ライティングレールというのは、幅2センチくらいの左右に電極が付いたレールで、規格化されていれば(あるいはアダプタが使えれば)、好きな照明器具をレール上の好きな位置に付けたり外したり出来るというものです。カールコードで上下するコンセントも付けられるので(照明と連動しても構わないなら)部屋の中央の机の上のコーヒーメーカーやノートパソコンに電気を引くのに、壁のコンセントから延長コードを床の上を走らせることなく天井のライティングレールから伸ばしたタップで取って、使わない時は巻き上げておくなんてことも出来ます。
ライティングレールは、ショーウインドウの中で、スポットライトを付けてあったり、壁に画を飾る画廊などではよく使ってあります。展示物が変わったら、照明自体や位置を変えられるから便利なんですね。あと意外なところで電気店のコンセント。これは照明ではなく棚に組み込んで、テレビなどサイズが違うものの展示が変わっても、それに会わせてコンセントの位置が変えられるようにと言う事のようです。
こういったことも、注意してみると家造りに活かす機会もあります。
2)トイレの照明
特に変わった事を要求したつもりはなかったのですが、変だと思われたようなので。
リクエストは、スイッチ要らないので常夜灯でナツメ球のソケット(口金)を付けてくれと言うもの。これに、赤色LEDを点けています。LEDですから消費電力は僅か。
トイレに常夜灯?と思われる方もいるかと思いますが、夜半に目覚めてトイレに行く時に、一旦明るくすると目が冴えて眠りにつくのが難しくなります。寝室から2階ホール、トイレと常夜灯だけで移動し、そのまま再度眠りに入れるようにと。色が赤なのは、赤色が闇に目を慣らすのに最良だからです。
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