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第8回 求む 100坪〜の土地 その3

土地めぐり

あまり気乗りはしない土地情報ばかりが集まる中、何もしないのも宜しくないと思い、とりあえず送られてきた土地のFAXを頼りに、いくつかの物件を実際目で見てみよう!という事に。 幸い?!土地の決まっていない私達には、“間取り”や、“設備”に関する打ち合わせもないわけで、週末はいくらでも時間が作れました。

今まで土地探しなどした事がない私達。この実際に目で見る、という作業をして良かったととても思っています。やはり、80坪、100坪とか図面で見ても、実際にどのくらいの大きさかなんて分からないわけです。ましてや、その土地に足を運んでみない限り、周りの環境、騒音、日射等は想像するのは無理です。手にしたFAXの中に、私達が“これ!”というものはまだなかったのですが、私達は“エリアを知る”という意味で臨みました。

何週間、数ヶ月という間、毎週末のように土地という土地を見尽くしました。丁度夏の暑い時期で、実際に外に出て土地を見て歩くというのは、かなりの困難を要しました。私は日射病のようになり、フラフラ状態で車で待機という事もあったくらいです。 又、土地の大きさこそ私達の希望からは外れていましたが、希望エリアの土地ばかりだったのが良かったです。直線距離では主人の職場から近くても、実際に通勤するであろうルートを考えると、希望よりも大幅に時間がかかりそうなエリア、昼間見てみると、近くの森、建物等で日当たりがかなり悪いエリア、雨の日に行ってみたら水はけが相当悪いエリア、すぐそばに大型ショッピングセンターがあり一見便利だけれど、そのせいで交通量が多く騒音、排気ガスが酷いエリア、等々、かなりの発見がありました。

土地を探す場合、中古のマンション、一戸建てを購入する事を考えている場合は、違った天候の日に何度か足を運ぶ事をお勧めします。特に、天気が悪い日は絶好のチェック日和です!

土地に対するこだわり

毎週末のように土地めぐりをする間にも、主人は色々勉強・情報収集していました。その結果、私達が土地に対してこだわった点が次の2点です。

1.水はけ
水はけは大切です。マンションに住んでいた間、結露には悩まされました。マンションの場合は、自分達ではどうしようもない事です。他の家との関係や断熱、構造の関係もあるでしょうから。ただ、土地の水はけが悪く、常にジメジメしているような土地には、いくら新しく家を建てても、建材が湿気を帯びてしまう事が目に見えています。湿気は恐ろしいです。

私の実家で、ずいぶん前に家の建増しをしたのですが、湿気対策がきちんとされていなかったようで、ある部屋の建具はすぐに湿気を吸い膨張。その結果きちんとしまらなくなり、押入れの中は一面カビだらけ、という嫌な経験があります。勿論、土地だけが原因ではないでしょうが、水はけがよい土地にこしたことはないでしょう。

2.土地の歴史
土地にも色々なパターンがあって、大きく三つ。更地、区画整理前の土地、分譲地。
区画整理前の土地の場合、これから住宅を建てる土地がそれまで何に使われていたか等が分かるので、とても参考になります。更地、分譲地のように整備されてしまうと、一見きれいに見えるのですが、それ以前にどういう使われ方をしていたのかが分かりません。つまり、今はきれいな土地でも、先月までは工場が建っていたかもしれませんよね。その工場が有害な物質を扱っていたとしたら、その跡地の土壌の質は?! 今まで水田として使われていた土地の場合、水分を多く含んでいるのでは?!等、考慮しなくてはならない点が沢山あります。見た目だけで判断するのは危険です。

私達が土地めぐりをする場合、雨の日に行ってその土地を歩いてみる。水溜りの様子をチェック。水がちゃんと流れているか、はけているかをチェック。もしも、周囲の住人が近くに居た場合、正直に「土地を探していて、この土地を見に来た」と説明、そしてその土地について知っていることを聞いてみる、という事を積極的にしました。「そこは、前○×だったのよ」、「昔この辺りは畑でね」「この辺は学校が遠いから」等、案外近所の人は親切に色々はなしてくるんです。これにはとても助かりました。それに、もしもその土地が気に入って購入、新築となった場合、ご近所の人がいい人だったら引っ越してくるのも気が楽ですよね。

こうして、私達の土地探しはまだまだ続いていくのでした。

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