不動産の基礎知識 住宅取得日記

住宅取得日記

ゆきさんの日記
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実際にマンションってどうやって買うの?

第24回 引越どうする

まずは見積もり

物件の引渡しが終わり、売主さんの引越日もきまった。
入居に向かってあとは動いていく。いよいよ引越準備だ!

まずは相場を確認。投げ込まれているチラシには、単身パック
2万円とか、かなり安いものがあるが、よーく調べるとパックものは
容量がきまっていて、指定サイズはあまり大きくない。
その2倍くらいの荷物は軽くありそうだ。
3〜4万はかかると覚悟した方がいいだろうか。

押し入れはニ間分たっぷり。
それをいいことに、何でも中に入れてきたが、中身はぎっしりと
入っている。普通の一人暮しの部屋には、ここまでの収納はない。
布団が3組もあるだけでもすごいのに、洋服もほとんど捨てず、
引き出物の山山も「いつかは使う」としまいっぱなし。
どれだけの荷物量になるのか、考えるだに恐ろしい。

見積もり依頼ができるサイトで、荷物量を計算したら、
ダンボール36箱と出てきた。そんなに物があるのか。
まあ、引越日も迫ってくるしで、実際に見積もりをもらうことにした。
インターネットで特典がつくところがあったので、
まずはそこから見積もり依頼を出した。
もう1社は、郵便受けにチラシが入ってきたところ。
フリーダイヤルに電話をすると、土曜日に営業さんが見積もりに
来るという。

翌日、家の留守電に、ネットで依頼した引越屋さんから
「お伺いする日程について、ご連絡ください。」と
伝言が入っていた。
すぐ折り返しすればよかったのだが、会社が遅かったりして、
何となくそのままにしておいたら、土曜日がやってきてしまった。

午後は出かけるつもりだったので、午前中早い時間に指定していたが、
時間ぴったりに営業さんはやってきた。

わわわ。洗濯物はしまってあるし、座布団も出してある。
よし。

-はーい。どうぞ〜。
「私、引越センターの板橋支店のものです。」
一応、スーツを着たにーちゃんが立っていた。早速、名刺を差し出される。
-よろしくお願いします。どうぞ上がってください。
「まず荷物の方を確認させていただきますね。」

カバンからチェックシートを出して、書き込みながら部屋中の
物体を確認している。

「だいだい終わりましたので、確認させてください。」

お値引きいくら?

とりあえず、座布団をすすめて、どっかりと腰を下ろした。

「このエアコンはいかがしますか?」
-あ〜、それはここの大家さんのなので置いていきます。

「他に何か置いていかれるものはありますか?」
-あ、その冷蔵庫も大家さんのです。置いていきます。
 あとはほとんど持っていきます。

「そうですか。お引越し日は、日曜日ですね。」
-はいそうです。早朝でお願いします。

「ダンボールや梱包材はどうしますか?」
-付けてください。

「自分で荷造りして私どもは運ぶだけの方法と、荷造りも全てお任せの
 パックとありますが、どうしますか?」
-値段かなり違います?基本的な荷造りは自分でやりますが、大きいものだけ
 お願いしたいんですけど。

「わかりました。」
と、そこでカバンから電卓登場。

「お見積もり金額ですが、ダンボールは40箱で計算しています。」
>>うぅ、ダンボール箱の数はネットで計算したのとあまり変わらないかも。
 この部屋ってやっぱ、物があるんだ。

「休日ですと料金が加算されまして、朝料金がありますので、
 このくらいの金額になりますが。」
話しながら、電卓をたたき、くるっとこちらに電卓が向けれた。

『6,4000-』

-ええっ。結構するんですねぇ。
ちょっと、口が「へ」の字になった。

「じゃあ、キリがいいところで、これで。」
電卓をたたきなおして、いざ裏返し。

『6,0000-』
今度は、眉が「ハ」の字になった。
-うーん。他のところで、単身パックとかもっと安かったと思うんですけど。

「うちは、安かろう・悪かろうの引越屋とは違います。
 他の安いところは、アルバイトなどが多いですが、専属スタッフが
 責任をもって行いますよ。安心してお任せいただけます。」

「まず、お荷物量からしてこの料金になります。」
『4,0000-』
他備品などがありますので、これが追加になります。
『4,4000-』
休日加算費用が加わります。
『5,4000-』
早朝の加算費用が加わります。
『6,4000-』

「というとで、いかがでしょうかねぇ、これで。」
『6,0000-』

-うーん。。。。。。。。。。

「うちはお客様からほとんどクレームが無いんですよ。
 後料金も明朗だけど、作業にも定評がありますから。
 ぜひ、お願いしますよぉ。後悔はさせませんから。」

だんだん、お願いモードに切り替わってきている。

-うーん。。。。。。。。。。
>>なんだかな〜。まだここしか見積もりしてないのに、いきなり
 決めていいのかな。それに、これってなんか高い気がする。

決まるまで居座る

-うーん。。。。。。。。。。
座布団と座布団で向かい合って15分。状態が固まってしまった。
結論がでるまでは帰らないつもりのようだ。

するとにーちゃん、ずいっと、電卓を差し出した。
「では、どのくらいでお考えですか。」

電卓の数字に÷2を入れて返した。
「うーん。。。。。」

今度はにーちゃんがうなった。

「ちょっとここまでは無理ですね。」
しばらく数字を見つめてから、言った。

「これではいかがでしょうか。休日加算分と時間料金を勉強させていただきまし
た。」
『3,4000-』

-そうですね。これでしたらまぁ。。。

「これでよろしければ、上司に料金の指示を仰ぎます。電話を入れますね。」

さっと携帯を取り出して、電話をかけ始めた。

「あ、阪口家長、今、お客様のお見積もりで金額のご相談を受けているんですが、
 ○○。はい、はい。○○。では、ご料金はこれで。」

何やら目の前で営業ドラマが繰り広げられている感じだ。

電話を切ったにーちゃんは、ではこれで、と電卓を見せた。
『3,4000-』

あと3週間たらずで引越。
他の引越屋さんに依頼して、また来てもらって見積もりするのも
ありだけど、そこまで時間を取られるのもたまらない。
引越までにやらなくちゃいけないことは山ほどあるのだ。
金額はだいたいこんなものだろうし、半分近く下がったし、これでいいや。

-わかりました。これでお願いします。

申込書に署名をして、引越会社はあっけなくきまった。

「ありがとうございます!」

契約を1件取って、にーちゃんは軽やかに去っていった。
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