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2004年06月01日

炭の調湿、有害物質低減機能を検証 三井ホーム調べ

 三井ホーム(東京都新宿区、中村良二社長)は6月1日、鹿児島大学農学部の木質資源利用学研究室と共同で行った炭の特性と室内空間に与える影響に関する検証結果を発表した。それによると、炭には調湿機能やホルムアルデヒドなど有害物質を低減する機能があることを確認した。

 調湿機能の検証では、炭を充填した箱を置いた部屋と充填しない箱を置いた部屋で、梅雨期と冬期の外気を想定して温度と湿度を変え、箱の吹出し口の湿度を測定した。

 冬期の設定では、炭を充填していない箱の湿度は実験室内とほぼ同じく62%から31%へと変動した。一方、炭を設置した箱は53%から33%へと、設置しない箱より変動幅が小さくなった。梅雨期の設定では、炭を設置した箱の方が設置していない箱に比べて湿度は低めに推移し、湿度の上昇速度もゆるやかだった。いずれの設定条件も、炭を充填した箱における湿度の変動の方が小さく、炭に調湿機能があることが確認できた。

 また、有害物質低減機能を検証では、炭片をホルムアルデヒド、キシレン、スチレンの各物質の入ったガラスデシケーターに入れ、時間経過に伴う各物質の濃度変化を測定した。

 ホルムアルデヒドは約1時間で濃度が半減し、24時間経過以降は約90%に低減した。キシレン・スチレンはいずれも24時間後には、濃度がほぼ0%となった。この結果、炭には空気中のVOC類などの濃度を低減させる効果があることがわかった。また、濃度の低減速度は炭の表面積が大きいほど速いことを確認した。


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