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2005年07月22日
「高濃度の化学物質、実測されず」、新築住宅対象に室内化学物質濃度実態調査 日本木造住宅産業協会
日本木造住宅産業協会は7月21日、木造軸組工法による新築住宅を対象とした室内空気中の化学物質濃度に関する調査結果を発表した。2003年7月のシックハウス対策に伴う建築基準法改正後の首都圏の未入居住宅65棟130室が対象で、建物完工から引渡しまでの間に実施された。調査の結果、全体を通じ高濃度の化学物質の数値は実測されず、期間経過とともに急激な減衰がみられた。
調査は、冬季(2004年1月30日〜4月16日に完工)と夏季(同6月3日〜9月26日に完工)で実施。実測対象の化学物質は、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、総揮発性有機化合物(TVOC)など。居住状態を想定し、換気設備を運転した状態で測定した。
それによると、ホルムアルデヒドについては、指針値である0.08ppmを超える室が夏季で5.4%あったが、いずれも28度を超す酷暑の状況下だった。アセトアルデヒドについては、厚生労働省の指針値0.03ppmを超過したケースが目立ったが、WHOが定めた数値とされる0.17ppmを超えたものは1件だけだった。
また、キシレン、エチルベンゼンは指針値を超える室は無く、アセトアルデヒド、トルエン、スチレンは時間経過による減衰が大きく、数カ月で多くがゼロに低下した。
この調査結果の詳細は、9月に東京・大阪で開催される「シックハウス対策」調査・研究報告会で発表される。講師は静岡大学の吉田弥明名誉教授。東京会場は9月15日、文京区後楽「すまい・るホール」。定員150人。大阪会場は中央区南船場「ハートンホール」。定員60人。いずれも午後1時30分から午後4時45分。受講料は会員3000円、一般5000円。問い合わせは日本木造住宅産業協会、電話03(5425)6262(代表)まで。
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