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2006年02月08日
姉歯以外で初、福岡市でマンション3棟に強度偽装
福岡県にあった設計会社が、福岡市内の3棟の賃貸マンションについて、構造計算書を偽装していたことが同市の調査で明らかとなった。姉歯秀次元建築士以外で構造計算書に偽装が見つかったのはこれが初めて。
国土交通省によると、偽装物件の構造計算を行ったのは、2002年に廃業された設計会社「サムシング」(福岡県春日市)で、同社元社長の仲盛昭二1級建築士は、2月7日行われた福岡市の聴取に対し、実際の構造計算は社員が行ったとし、計算内容について適法性を主張しているという。
これらの偽装物件は、いずれも木村建設(熊本県八代市)が施工したもので、国交省による偽装問題の一連の調査により判明した。
偽装が見つかった3棟は、1棟は耐震基準を満たしていたものの、残り2棟は基準の85%と90%で、3棟とも9%から16%ほど建物の荷重を低く見積もっており、計算に連続性がなく、不正な操作が加えられていたことが確認された。国交省は、「緊急に安全性が問題になる状況にはない」としている。
サムシング社は、構造計算を専門に請け負う設計事務所として、かつて50人程度の建築士が勤務していたとされ、福岡県を中心に廃業までに1万棟近いおびただしい数の構造計算を請け負っていたと見られている。同社が関与した物件について、関係自治体で偽装の有無や耐震強度の調査を行うことにしている。
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