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2006年03月13日

10年度に営業利益率10% 積水化学工業の新中期経営ビジョン

 積水化学工業の大久保尚武社長はこのほど、08年度を最終年度とするグループ全体の新中期経営ビジョンを発表した。

 新しい需要を開拓する「成長フロンティアの開拓」と社会情勢を見据えた「CSR―尊敬される会社になる」の2つの柱をテーマに策定し、10年度の営業利益率10%を視野に、08年度には営業利益750億円、営業利益率7.5%の達成を目指す。同社では、住宅、環境ライフライン、高機能プラスチックスを「個性あふれる3本柱経営」としてそれぞれの高収益化を図る。

 中期経営ビジョンによると、グループ全体の08年度の目標売上高1兆円、営業利益750億円。

 カンパニー別では、住宅で売上高4,800億円、営業利益300億円、営業利益率6.3%。環境や住み心地に対するニーズの進化に着目し、耐震化、省エネ化、増大するリフォーム需要に対して、工業化住宅の追求による高性能化と差別化で市場を開拓していくとした。

 一方、05年度の住宅カンパニーの業績見込みは、売上高4,300億円、営業利益140億円で、前の中期経営計画の目標として定めた営業利益300億円は未達成になるとした。

 これについて大久保社長は、新しい営業戦略の浸透が遅れているための一時的な停滞だとし、イベントに頼った営業から新しい営業活動に切り替えてきた成果が今年5月には表れてくると分析した。

 そのうえで「量から質へと転換した住宅づくりにふさわしい売り方を行っていくため、それを訴える力をつけていく」として、研修などを実施しながら、効果を上げていきたいという考えだ。


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