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ニュース速報 住宅新報社
2006年07月07日

魅力的な地方の民家の貸されない理由 国交省調査

 国民のライフスタイルを多様にする観点から、都市ではできない地域生活を体験するために、地方の「空き家」の活用が望まれている。例えば、観光よりも一歩踏み込んで、地方の古民家で一時的に生活してみたいというニーズがある。しかし、肝心の貸し手がなかなか見つからないと言われてきた。

 国土交通省の調査結果によると、空き家を貸していない持ち主が地方圏で9割を超えているが、その理由は、「ときどき使用するから」が大半で最も多く、「仏壇などの家財を置いている」、「老朽化して人が住めない」、「他人に貸すといろいろ面倒」などが続いている。

 貸すための条件としては、「入居者が安心な人かどうか、事前に分かる」、「自分が使わない期間に限定して貸せる」、「契約期間を短く、退去してもらいやすくする」などが多く挙がった。

 国交省では、このような貸し手の条件をクリアする方策として、地元の任意団体が古民家を「会員制の民宿」として活用する茨城県の例を挙げている。会費は5万円で年に20泊利用できる。利用者が特定でき、地元と交流する機会が促進されるメリットがあるという。国交省は、このような空き家活用の取り組みを支援していく方針だ。


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