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2008年02月12日

「GS藤沢」建替決議を可決、事業協力はリッチライフ社

 姉歯秀次元1級建築士が耐震偽装した分譲マンション「グランドステージ(GS)藤沢」(神奈川県藤沢市)の管理組合は2月10日、建替決議を可決した。事業協力者は横浜市のリッチライフ(石田薫社長)。2年後の10年3月竣工を目指し、今年9月にも着工する予定だ。管理組合の鈴木元生代表は、「紆余曲折はあったものの、元の場所に戻れることが決まり本当にうれしい」と喜びを語った。

 新たなマンションとして、地上13階地下1階建て・総戸数43戸の物件(GS藤沢は総戸数30戸)に建て替える。もともと入居していた17世帯のうち、新たなマンションに移り住むのは13世帯。それぞれに、105平方メートルのスペースが割り当てられる。

 再入居者は、105平方メートルをそのまま住居用とするか、リッチライフ社が提供する賃貸併用プラン「リッチライフプラン」とするかを選択できる。105平方メートルを、25平方メートルの賃貸部分と80平方メートルの自己居住用に分ける同プランを採用すれば、25平方メートルの賃貸収入により1,500万円から2,000万円と見られる追加の建築資金をカバーできる試算だ。「最大の懸念だった2重ローンの問題を一気に解決できる」(住民の一人)プランとして住民から支持を得た。現時点で、半分程度の再入居者が同プランを希望しているという。

 残りの30戸については、リッチライフ社が同プランを織り込んだ企画で分譲する。石田社長は、「正式に事業協力者としての認定を受けた。皆様のお役に立てるよう頑張っていきたい」と語った。

 ヒューザーが分譲した物件で、行政側が使用禁止命令(耐震基準が0.5未満)を出していたマンションは11棟。そのほとんどが耐震改修や建て替えなど再建が進む中、実質的に最後だった「藤沢」も、解決への一歩を踏み出した格好だ。



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