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繰上げ返済について
−2つの住宅ローンのうち、どちらを繰上げ返済すれば良い?−
現在、次の2つの住宅ローンを返済中です。
・ 住宅金融公庫から1500万円(期間:35年、金利:10年間2.6%、11年目以降3.5%)
・ 民間金融機関から1500万円(期間:35年、金利:当初3年間キャンペーン金利1.5%)
今回、借り入れしてから1年経過しましたが、200万円をもとに一部繰上げ返済を検討中です。どちらの住宅ローンを繰上げ返済すれば良いでしょうか?
繰上げ返済の原理・原則は次のとおりです。
・ 金利が高いもの、返済期間が長いものを優先する
・ ボーナス返済がある場合は、ボーナス返済分を優先的する
・ 現在のように低金利時代で将来金利上昇が予想される場合は、金利上昇リスクを避けるために変動金利や短期固定金利のものを優先する
・ 毎回の返済額を減らす”返済額軽減型“より、返済期間を短くする“期間短縮型”の繰り上げ返済を優先する
ただし、どの住宅ローンを優先するかは、“借入金額”や“適用金利”によりケースバイスースです。
ではご質問の場合はどうでしょうか。
民間金融機関の住宅ローンが全期間1.5%であれば、返済期間、借り入れ金額も同じなので金利が高い住宅金融公庫の住宅ローンに200万円全額繰り上げ返済するほうが当然お得です。しかし、民間金融機関の住宅ローンの見直し後の金利は現在予想できませんので、単純に比較することは難しいと思います。
今回の場合、金利上昇リスクを避けることを優先するのであれば、200万円全額を民間金融機関の住宅ローンを繰り上げ返済することをお勧めします。
ちなみに、1.5%はキャンペーン金利ですので、仮に市場金利が上昇しなかったとしても、金利の見直しの際は、適用金利は確実に上昇すると思われますので毎回の返済額は増えることも考慮しておきましょう。
注意点
正確なご回答するには、詳細をお聞きしないとできません。よって、今回はワンポイントアドバイスとなります。
借入や保険などに関することは、最終的に契約先の金融機関の判断になりますので、個別に確認してください。また、税務に関することは、最終税務署の判断となりますので、税務署または税理士に必ずご相談ください。
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平成20年7月1日現在
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