住宅ローン 「FP(ファイナンシャルプランナー)に聞く住宅ローン相談」
質問カテゴリ 借り換えについて
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相談 −変動金利の住宅ローン、固定金利に変更しようと検討中。良きアドバイスは?−
現在の住宅ローンの金利は変動金利です。
今後、変動金利が上昇する心配もあり、固定金利に変更しようと検討中です。
変更時期など良きアドバイスがありましたらお願い致します。
 
FP答え   金利は今後上昇基調にあることは間違いないでしょう。
しかし、具体的にいつ頃、何%上昇するかを予想することは不可能です。
よって、変動金利から固定金利に変更する一番よいタイミングを予想することはとても難しいことです。 そこで今回は、変動金利を借りている場合の検討方法について、具体例を示しながら解説します。
大切なのは、具体的な返済額をみながら検討することです。
共働きかどうか、借入金額、返済期間、教育費など今後の支出は各家庭によって違うので、一般論で判断することは危険です。
具体例を参考にしながら、ご自身の場合はどうか判断してください。

〔事例1〕借入金額3000万円で、6ヶ月ごとに0.5%上昇した場合
借入金額:3000万円 返済期間:35年 借入時の金利:2.625%
金利が翌年の年3月から6ヶ月ごとに0.5%上昇し、最終的な金利が4.625%となったとき 当初5年間:10.9万円 5年後13.7万円 10年後15.7万円

〔事例2〕借入金額2000万円で、6ヶ月ごとに0.5%上昇した場合
借入金額:2000万円 返済期間:35年 借入時の金利:2.625%
金利が翌年の年3月から6ヶ月ごとに0.5%上昇し、最終的な金利が4.625%となったとき 当初5年間:7.3万円 5年後9.1万円 10年後10.5万円

〔事例3〕借入金額3000万円で、6ヶ月ごとに0.25%上昇した場合
借入金額:3000万円 返済期間:35年 借入時の金利:2.625%
金利が翌年の年3月から6ヶ月ごとに0.25%上昇し、最終的な金利が3.625%となったとき 当初5年間:10.9万円 5年後12.9万円 10年後12.9万円(変更なし)

(注)事例はいずれも元利均等返済、ボーナス返済なし 事例でわかるように、住宅ローンの借入金額が少なかったり、金利の上昇幅が少ないと、家計によっては変動金利でも十分に返済が可能な場合もあると思われます。
一方、返済額が今よりも多くなると返済が難しくなる人は、ご相談のように借り換えの検討を一度行ってみるとよいでしょう。
借り換え後の金利ですが、一定期間固定金利を選択した場合、固定金利期間が終了した後の金利は未定です。
そのときの金利が上昇していれば、変動金利と同様に返済額が増える可能性があります。
借り換えをするのであれば、返済額が完済まで変わらない全期間固定金利をお勧めします。
ただし、全期間固定金利の金利も今後上昇する可能性はあります。
よって、全期間固定金利の金利が上昇すると借り換えをしても返済額が大きく増えてしまいます。
全期間固定金利の水準をよく確認して、金利が低いうちに借り換えの検討をしましょう。
注意点
正確なご回答するには、詳細をお聞きしないとできません。よって、今回はワンポイントアドバイスとなります。
借入や保険などに関することは、最終的に契約先の金融機関の判断になりますので、個別に確認してください。また、税務に関することは、最終税務署の判断となりますので、税務署または税理士に必ずご相談ください。
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