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住宅ローンの組み方・選び方
−住宅ローン借入れ時の2つの注意点について−
年収が850万で、5500万の物件を頭金500万で購入するのはとても心配なのですが、年齢は38歳です。不動産会社は借り入れできるので大丈夫との事ですがどうでしょう。
住宅ローンを借りるとき2つの点で検討する必要があります。 1つは
“金融機関から借入ができるか”
、もう1つは
“問題なく返済できるか”
という点です。
“金融機関から借入ができるか”検討
年収850万円、物件価格5500万円、頭金500万円、住宅ローンの借入金額5000万円の場合、頭金の割合が約9%なので、物件価格の8割まで融資可能な「フラット35」は基本的に対象外となるので、民間金融機関の住宅が対象になります。
民間金融機関であれば、頭金が少なくても、自動車ローンなどほかに借入金がなく、返済期間を35年とすると、借入が可能な金融機関があると考えられます。
“問題なく返済できるか”検討
仮に金融機関から住宅ローンを借りることができたとしても、“問題なく返済できるか”どうかということが最も重要です。この点は当たり前の話ですが、不動産会社は大丈夫といっても一切責任を取りませんので、ご自身でよく考えて意思決定する必要がります。
具体的には、今後の子供の教育費など住宅ローンの返済以外の支出も考えて、返済ができるかどうか具体的に検討することです。
ご相談の場合、住宅ローンの金利を選ぶとき、キャンペーン金利であれば当初一定期間は金利が1.5%くらいなので年間返済額は約184万円(月額約15.3万円)となり、低い金利であれば返済は問題なくできるかもしれません。しかし、金利が上昇して例えば3.5%になると年間返済額は約243万円(月額約20.2万円)となります。
夫婦共働きで子供もいない家族であれば返済できるかもしれませんが、妻が専業主婦で子供がいると教育費の支出などで返済が難しくなる可能性が高まります。
このように、具体的にシミュレーションを行い、ご自身が自信を持って返済できるか確認することが必要です。
また、定年退職までには繰上返済によって住宅ローンの返済を完了しておきたいところです。借入当初の返済完了時は35年返済とすると73歳です。60歳完済を目安としたいところです。
ただし、マイホームの取得を考えられているのであれば、年齢を考えると早めの購入がよいでしょう。子供の学校区など住環境などを考えると、ほかによい物件がなければ多少返済に無理があってもマイホームを購入せざるを得ないのも事実です。その場合は、将来の収入や支出をよく考えて家計の支出の見直しも行い、ご自身で“問題なく返済できるか”十分に検討して判断をしてください。
注意点
正確なご回答するには、詳細をお聞きしないとできません。よって、今回はワンポイントアドバイスとなります。
借入や保険などに関することは、最終的に契約先の金融機関の判断になりますので、個別に確認してください。また、税務に関することは、最終税務署の判断となりますので、税務署または税理士に必ずご相談ください。
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平成20年7月1日現在
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