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登記・贈与・相続・課税について
−夫婦で共有名義にするメリットは?−
土地、建物の取得のため頭金を、夫が500万円、妻が200万円出して、残り3000万の社内融資のローンを夫名義で組む予定です。夫婦の共有にする利点は全くありませんか?
まず、マイホームを購入したときの登記は必ず出資金割合(物件購入のために誰がいくら支払ったかという割合)で行う必要があります。
ご質問のケースでは、3700万円の物件に対して、夫が現金で500万円、住宅ローンで3000万円の合計3500万円、妻が200万円支払っているので、夫の持分を35/37、妻の持分を2/37で登記する必要があります。
例えば、妻が200万円支払っているにもかかわらず、すべて夫名義で登記すると、妻から夫へ200万円贈与があったとみなされてしまい、贈与税の基礎控除110万円分を差し引いた90万円に対して贈与税が課せられます。
以上のように贈与税の問題があるので、夫婦の共有名義にするかしないかは夫婦の意志でなく、あくまでの出資金割合で決める必要があるので注意ください。
通常、夫婦で共有名義にするメリットがあるのは、妻が仕事をして所得税を支払っている場合です。夫だけでなく妻も住宅ローンを借りることにより、条件を満たせば「住宅ローン減税」のメリットを受けることができる場合もあるので、検討してみる価値はあるかもしれません。
注意点としては、妻が住宅ローンを借りて「住宅ローン減税」によりどのくらいメリットがあるかは借入残高や所得税額によってちがってくるので、実際にシミュレーションをして検討する必要があります。
また、妻が将来仕事を辞めて所得がなくなると、住宅ローン減税は受けることができなくなるので、慎重に検討する必要があります。
注意点
正確なご回答するには、詳細をお聞きしないとできません。よって、今回はワンポイントアドバイスとなります。
借入や保険などに関することは、最終的に契約先の金融機関の判断になりますので、個別に確認してください。また、税務に関することは、最終税務署の判断となりますので、税務署または税理士に必ずご相談ください。
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