住宅ローン 「FP(ファイナンシャルプランナー)に聞く住宅ローン相談」
質問カテゴリ 住宅ローンの組み方・選び方
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相談 −固定金利か変動金利どちらを選べばいい?−
2000万の借り入れで20年ローンを組もうと考えています。元金均等返済で繰り上げ返済も可能な限りやっていくつもりですが固定金利か変動金利どちらを選べばいいでしょうか。あと、元利均等返済と元金均等返済はどちらが得ですか?できれば教えてください。宜しくお願い致します。
 
FP答え   固定金利を選べばよいか、変動金利を選べばよいかは、各個人によって違いがあるので、絶対これがよいという正解はありません。
まずは、固定金利、変動金利の仕組みをよく理解して、自分にとってのメリット・デメリットを整理しましょう。
次に重要なのは、実際の返済額をシミュレーションにより確認することです。特に変動金利や一定期間固定金利は、金利の変動によって返済額が変化するので重要です。
金利の仕組みや返済額のシミュレーションは各金融機関のHPを活用したり、住宅会社や金融機関の担当者に納得できるまで確認するようにしましょう。
金利の仕組みの理解が不十分だったり、金利の選択を間違っている人が多く見受けられるので、事前検討を十分に行ってください。

【金利の種類によるメリット・デメリットの例】

金利の種類 メリット
デメリット
変動金利

・金利が上昇しても5年間は返済額が一定

・金利が上昇して返済額が増えても、これまでの返済額の1.25倍が上限

・金利が下降すると、元本返済が進む

・金利が上昇すると、元本返済が進まない

・金利が急上昇すると、未払利息が発生する可能性がある

一定期間
固定金利

・優遇金利の幅が大きいので、借入当初の一定期間は返済額が少ない

・金利固定期間が終了して金利見直し時に金利が上昇していると返済額が大幅に増える可能性がある

・金利固定期間が終了後の金利が未定

全期間
固定金利

・金利が返済完了まで一定なので、金利が上昇しても返済額は変らない
・変動金利や一定期間固定金利よりも金利が高いので、返済額が多くなる

次に、元利均等返済と元金均等返済について解説します。
借入金2000万円、返済期間20年、金利を全期間固定金利2.8%、ボーナス返済なしで比較してみます。

【元利均等返済と元金均等返済の比較表】

  元利均等返済
元金均等返済
初回返済額

10.9万円

(元本9.9万円、利息1万円)

13.0万円

(元本8.3万円、利息4.7万円)

最終回返済額

10.9万円

(元本10.9万円、利息数百円)

8.3万円

(元本8.3万円、利息数百円)

支払利息の合計

613万円 561万円

比較表でわかるように、元金均等返済の返済額は完済まで一定ですが、元利均等返済は返済当初の返済額が多いものの返済が進むにつれて返済額が少なくなります。
また支払利息は元金均等返済が少なくなります。
損得の比較も重要ですが、返済額も確認しながら無理がない返済計画を立てるようにしましょう。

注意点
正確なご回答するには、詳細をお聞きしないとできません。よって、今回はワンポイントアドバイスとなります。
借入や保険などに関することは、最終的に契約先の金融機関の判断になりますので、個別に確認してください。また、税務に関することは、最終税務署の判断となりますので、税務署または税理士に必ずご相談ください。
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