不動産の基礎知識 住宅取得日記

住宅取得日記

第37回
 間取り検討開始
挿絵
さて、いよいよ本格的な間取りの検討です。
甲社からもらっている現在のプランは、あくまで、契約先を決めるためのもの。とても満足の行くレベルではありません。

どんな間取りにするかで、家の使い勝手が決まってしまいます。前回書いたように、ローンの重圧を感じないような工夫はしますが、やっぱり、“住宅ローン貧乏"に陥ることに変わりはありません。したがって、「使い勝手が悪いから、ちょっと手直ししよう」なんて贅沢は、ローン返済中はできないと考えておいたほうがよさそうです。そう思うと、「よし、完璧な間取りにしてやる!」と、鼻息も荒くなりました。


まずはインプット!

なんでもそうだと思うのですが、「インプット」がないと「アウトプット」はありえません。
自動車が「動く」ためには「ガソリンを給油」することが必要です。仕事の上で出している「アイデア、企画」にしたって、実際は、「日頃の新聞、テレビ、読書等の知識の収集」の結果出てくるもの。「完璧な間取り」というアウトプットを得るためには、「いい間取りとはどんな間取なのか」というインプットが必要です。

ということで、まずは本屋さんに行き、「間取り集」なるものを買うことにしました。
実際に本屋さんに行くと、結構、その手の本が並んでおりました。豪華な「お屋敷」から「極小住宅」まで、よりどりみどり。全部、パラパラとめくって、500例くらいの間取りがのっている1冊を買いました。


以外にいいものはないもんだ

家に帰って、一例ずつ見ていきます。でも、500例もあるのですから、じっくり見ていっては体が(頭が?)持ちません。とにかく、直感的に「これっていいんじゃない?」と思えるものに、とにかく付箋紙をつけていってみました。それでも結構大変で、暇があるときに1週間くらいかけて行いました。私がつけた付箋紙は10数枚。直感的なものであっても、2%強の確率。
「終わったー」と思って、よく見ると、いつのまにか付箋紙に「×」印がついてたり、何か書き込みがあったりしています。そうです。昼間に女房のチェックがしっかり入っていたのでした。その結果、残ったのは…ゼロでした。

まあ、そりゃそうです。
敷地も敷地の形、広さ、その他建築条件が我が家とは違うのですから、ぴったりいいものがあろうはずはありません。
大事なのはここからで、これらについて、私が何をいいと思ったのか、それに対し、女房が何を駄目と思ったのか明らかにしていくことが大切です。夫婦とはいえ、好み、趣味は別。価値観も違うのですから、最大公約数を探し出していく作業が大切です。間取り集を間にはさみ、すり合わせ作業を進めます…と書けば、「なんてすばらしい夫婦!」と見えるでしょう?
でも、実際は・・・・・・。
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