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■ ターゲットを決める やはり、「家」造りというのは、家族一人ひとりの人生にとって、ものすごく大きなイベントだと思います。手に入れれば、莫大な借金を背負うことでもあります。決して人生設計と無縁ではありません。ですから、何時手に入れるのかターゲットをきちんと決め、家族みんなで心を合わせて計画を進めていくことが大切なのではないでしょうか。
■ 中学校進学をターゲットに ターゲットを決めるにあたって、何を一番考慮するか、それは人によっていろいろだと思います。仕事であってもいいし、経済的な理由であってもいい。ただ、私の場合は「娘」でした。 私には、小学生の娘が二人います。特に上の娘については、幼稚園のときと小学校にあがってからの2回、私の仕事の関係で転校をさせています。これは子供にとって、かなりのストレスであったと思います。家をどこに求めるかにもよるのですが、一戸建ての注文住宅である以上、今の学校に通えるという保証はありません。金利の先行き、住宅ローン減税がなくなるなど経済的なデメリットは増えますが、上の娘が中学校に進学する時を、家を手に入れるターゲットとしました(その頃、上の娘は小学校4年だったと思います)。
■ どこに置くのか 家が「家族を入れる入れ物」というのは、前回書きました。では、その「入れ物をどこに置くか」を考えなくてはなりません。 たとえば、とても活きのいい鯛が入ったので刺身にしました。で、白い身が映えるように器は、少し濃い色の備前焼の器に載せました。これを食卓の上に置くからいいのであって、もしこの器をトイレの洗面台に置いたら、おいしそうに感じることができるでしょうか? ちょっと極端なたとえでしたが、入れ物を活かすには入れ物を置く場所、すなわち、家を建てる場所と環境が大事なのです。
■ 家の近くに何を求める? 実は、東京で仕事をしているとき、雑談で事務所の女性たちと「家の周りに必要なものは何か?」という話になったことがありました。彼女たちが必要と言ったものは、「駅」と「コンビニ」で、私が必要と言ったものは「水田」でした。私は、水田に青々とした稲が育ち、その上をわたってくる風が大好きなのです。「コンビニ」と言った彼女は、家の近くに、欲しいと思ったときにちょっとお買い物ができるコンビニが必要で、これがスーパーでは大きすぎるし、個人商店ではお買い物のたびにいろいろ立ち話になってしまって面倒だといっていました。実際、「コンビニ」が必要といった彼女は、その後希望どおり、コンビニがたくさんある地区にマンションを買っています。
では、私達家族は「家」という入れ物をどこに置くことにしたのか。それは少し分量がありますので、次回にまとめて書くこととします。
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