不動産の基礎知識 住宅取得日記

住宅取得日記

第35回
 なかなか手ごわい掘り出し物の土地
挿絵
銀行さん待っててね

前回の図面をもらって家に帰ったわけですが、クリスマスのプレゼントを眺めるこどもさながら、寝るまで図面を見ていました。
さて、一晩たって次の日。
早速銀行めぐり開始です。
今回の土地は安く上げることが出来そうなので、差し引いた分を全て建物に回せます。
建築士さんの概算も予算内で納められそう。
なんと言っても土地が安いですから♪
そして重ねて、なんと言っても今回の土地は広い!
前回は土地の狭さに泣かされた銀行周りですが、今回は大手を振って金利の安い順からまわることにしました。
まあ今回は楽に行けそうですからね♪

銀行のケチ!

意気揚揚と始めた銀行回り♪
が・・・。
今度もまた「担保評価が足りないので・・・」と言われ断られる。
なぜ??今回は土地の広さに問題はない筈!とがしかし、ここでも市街化調整区域という言葉が立ちはばかります。
みなさんは路線価という言葉をご存知ですか?
売買価格とは違い、国が決めた土地の相場を路線価というらしいのですが、市街化調整区域にはそれが無い。
ないということは、相場がない。
相場がないということは、極端に価値を低く見られてしまうらしいのです。
確かに今住んでいるアパートのあたりが、坪単価30万後半の路線価が割り当てられ、さらに売買価格となると坪単価50万はゆうにくだらない。
が、そこから徒歩約6,7分離れた場所で市街化調整区域だというだけで提示金額の880万という売買価格から計算するに坪単価は16万程度。
上記の通り、たいていの場合は路線価+加味=売買価格となるわけで、今回の土地にかんしては、坪単価16万から加味分を差し引かなければならない。
それなら土地の価値を低く見られてもしょうがないかと、数字の上ではわかっていても、結局お金を貸してくれないのでは納得できるわけが無い。
うむむむ・・・ケチ。

市街化調整区域め!

なかなか手ごわい市街化調整区域め!
と言っても、まあそればかりが断られた理由ではないようです。
先にお話しした通り、土地の形は特殊ではないのですが、道路と土地の関係が特殊で、道路に土地がはみ出しているような配置になっています。
銀行はこのはみ出した部分が、もし市などに立ち退きの話しなどが出た場合のことを考えてくれます。
当然「市から立ち退き要請があるような土地」であれば評価は下がります。
そんなあるかないかわからないようなことで価値が下がるといわれてもなぁ〜と思ったものの、貸してくれる銀行さんにたてついてもしょうがないので、しょうがなく理解することに。
しかし納得はできませんな。
うむむむ〜
なかなか手ごわい掘り出し物の土地め!




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