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■ カーテンの採寸
部屋のチェックを終え、約束の時間にカーテン屋さんを迎えるために下へ降りていった。カーテン屋さんは約束通り来てくれていた。 「どうも、わざわざありがとうございます。」 と、挨拶もそこそこに部屋へ案内した。 部屋へ入るとカーテン屋さんが、 「あーこんな感じだったんですね。」 「図面だけだと少しイメージしづらかったのですが、良く分かりました。」と。 それは、リビングの窓のことであった。 リビングの窓は、カウンター式の出窓風で、コーナーがアールしている構造。おまけにベランダへの出入りを行う為のガラスドアがつながっている。 我々だけではどのようにすれば良いか悩むところではあるが、カーテン屋さんは、テキパキと採寸を行うと、 「ここのドアの部分は、カーテンテールが伸びてきているので、それを利用して長いカーテンをぶら下げる方法があります。でも、いっそのことシェードにしてはどうでしょう?」 と、提案を受けた。 シェードとは、言葉の通り日よけではるが、ブラインドのように巻き上げるタイプの布でできているものである。 説明を受けて、それが良いと納得し、そうすることとした。
■ 次の部屋はどうか?
リビングの採寸を終えると、となりの洋室へ移った。 この洋室は、当時はやり始めた、逆梁工法のハイサッシを採用していて、高さが普通よりもあり、既製品で賄うことは難しく、ここもオーダーすることにした。
■ その次は?
南側洋室の採寸を終えると、残すは、北側洋室のみ。部屋を移り採寸を始めた。 「これも、特殊な寸法なので、既製品をそのまま使うのは難しいですね。」 「ここもオーダーですか?」 「きれいになされたいのであれば、オーダーが一番でしょう。」 「そうですか。でも、予算が厳しいなあ。」 などの遣り取りをしていると、カーテン屋さんから、 「まあ、そういうことであれば、幅は既製品サイズですので問題となるのは高さですから、お客さんの方で、少し長めになりますが、既製品を買われて少し折り上げる加工をされたらどうですか?そうしたら、安くできますよ。この部屋は、将来的に見直すとして、現時点ではそうされたらどうですか?」 と、提案を受けた。 我々2人は、 「なるほど。予算が厳しいのだから、それでいいか。」 と、納得しその方向で進めることにしたのでした。
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