不動産の基礎知識 住宅取得日記

住宅取得日記

第9回
 お引っ越し
挿絵
新年早々

あけましておめでとうございます。
今年も、よろしくお付き合いください。
さてわが結城ファミリーの新年は、初詣に行った神社で夫婦揃って凶を引いたところから始まりました。
なんでやねん!?と思わずおみくじの神様に突っ込みを入れたくなります。
今年も、波瀾万丈の予感が.....。もうやめてぇ〜っ!

結城家のお引っ越し

さて、イヌ牧場の完成からさらに1ヶ月が経とうとしていた頃。
唐突に、我が家は引っ越しをすることになった。
それというのも、マンションの賃貸契約に期限があって、それがその月末に迫っていたからだった。
家主にはうちの事情を説明し、家が建つまで住ませてもらえるようにと話し合ってきたのだけれど、あちら側にも事情があって、どうにもならないようだった。
うちも、あとどれくらいで家が建つのか断言できないところがあり、やむを得ずここで、新しく建てた家ではなく、ほかの所へ一時引っ越すことと相成った。
引越業者の選定、荷造りと始まり、落ち着かない日々が始まった。
事務所も一緒だから、何せ荷物が多い。
ニンプは動かなくてもいい、と言われても、じっとしてもいられない。
仮移転先はスペースに限りがあるので、荷物と事務所は知人の事務所の間借りを含め、三ヶ所に振り分けられることになった。
そして引っ越し当日。
最難関は、設計事務所必須のお約束メカ(?)A2サイズの大型コピー機だった。
精密機械なので水平を保たねばならず、階段では引越屋のおにいちゃん達も相当苦労し、結局ほかの引っ越し現場から応援を頼み、総勢六人の引越スタッフの手によってなんとか無事、日が変わる前に引越作業は終了となった。
格安に値切られた上、途中スタッフを増員し、深夜にまで作業が及び、引越業者にはご愁傷様でした、というしかない。
(だけど本音は、下見までして、プロのくせに丸々一日掛けて何やってんのよ?という思いもあった。付き合うこっちもへとへとだぁ。)

賃貸の『現状復帰』

引越翌日。
借りていたマンションの、壁やなんかを好きなように塗り替えたりして住んでいたのだが、家主から現状復帰命令が下った。
それから丸々三日、スタッフと実家の父まで動員して、ペンキを剥がしたりの作業が続いた。
みんな、シンナー中毒にならなくてよかったよ、ごめんね。
ニンプの私は、さすがに参加せず。

荷ほどきはニンプにきつい

さて仮住まいに運ばれた段ボールの山が、廊下に積み上げられている。
これを解体し、日常生活を送れるようにする作業が始まった。
ほどほどにしようと思っても、ついムキになって段ボールを上から下ろしたり、移動したりと下半身に力が入ってしまう。
病院の定期検診で、「赤ちゃんが、下がってきてますね」と言われ、尿酸値も上がって妊娠中毒症の危険性が出てきたところで私は戦線離脱し、仕事も、家づくりもオットに一任することにした。

建築業者決定

さて私が引越荷物と格闘している間に、オットの方は新居の建設に向かって動いていたようだ。
予算内は無理でも、なんとかなる範囲の金額で請け負ってくれる工務店に、ようやくめぐり会えた。
さっそく契約を交わし、いよいよ着工の手はずが整えられていった。
余分に引越費用もかさんだことだし、何せ予算が限られているので、ここから先は極力、工務店に余計な口出しをしてこれ以上金額が増えないことを、オットと暗黙の内に確認した。はずだった。

次回に続く。


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