不動産の基礎知識 住宅取得日記

住宅取得日記

第16回
 間取りを変更する
挿絵
「建築条件付き」って何?

ところで、私たちが購入したのは「建築条件付きの土地」ということになるようです。
それまでチラシなどでこのフレーズを目にしたことはありますが、まさか自分たちが買ったのがこれだとは思いませんでした。買ったのは建て売り住宅だと思っていたからです。

実のところ、買う家が「建築条件付き」だということがわかったのがいつだったのかでさえ、思い出せません。不動産屋さんの説明不足だったのか、更地にもなっていない状態だったのだから自明のことだったのか…。

この文章を書くにあたって調べてみたところ、「建築条件付き」というのは、土地を購入したら指定の建築業者のもとで自由に家を建てられるとありました。
でも、私たちが買った物件は、すでに間取りやデザインなどが決まっていました。だから、建て売り住宅だと思っていたのでしょう。建て売りだけど、売り主の金利の負担を減らすため、先に土地の代金を払い、後で家の代金を払うんだと思っていたのです。

図面とにらめっこ

とはいえ、まだ建つ前だから、間取りの変更はできるといわれました。
最初の図面では、1階に6畳ほどの洋室、浴室、洗面所、トイレ、2階はLDKと洗濯機置き場、3階に6畳の洋室が2つとトイレというものでした。
そこで、どうすればより住みやすくなるかと、シロウトながら図面とにらめっこです。憧れの対面キッチンにするには、階段をこっちに向ければOKかななど、あれこれ考えるのは楽しかったです。

ちょうどその頃、友人から「3階建ての家を買ったけど、階段の上り下りがきつくて、すぐに転売してマンションを買った友人がいたよ」という話を聞き、やっぱり3階建ては住むのが大変なんだろうかと心配になりました。
だったら、2階建ての家のように住もうと、1階にあったトイレを2階に変更。2階はリビングのため、過ごす時間が一番多いはず。それなのに、トイレのたびに1階や3階に行くのは面倒だと思ったのです。
まして我が家には乳児がいます。いずれ「おしっこ〜」と叫ばれるたびに、抱きかかえて階段の上り下りをするのは大変です。
1階にトイレがないのをヘンだといった人もいましたが、この変更は正解だったと思います。
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