不動産の基礎知識 住宅取得日記

住宅取得日記

第27回
 信用情報
挿絵
落ち着かない毎日

契約を済ませてから1ヶ月が経過しました。

その間の私の毎日は、パンフレットや図面を眺めカーテンやソファをどこに置くか、どんなインテリアにするか、まだまだ1年半以上も先の事なのに真剣に思いを巡らせていました。

内容はいつもマイホームを購入した喜びに始まり、思いは内装のイメージにおよび、最後にはそれらが実現するのは18ヶ月も先という、失望にも似た気持ちで終わっていました。
それらを毎日毎日繰り返すうち、四六時中お家の事ばかり考えてしまっている自分に嫌気が差してきました。

仕事中も食事中も大好きなテレビを見ている時でさえ、下手すれば夢にまで出てきそうな勢いで、心を占領されている自分に何だか疲れていました。

とにかく今はお家のことは忘れて、仕事に専念しよう。
そう思っても襲ってくるマイホームに対する思いが、重いに変わって鬱陶しくて落ち着かない、そんな毎日でした。


信用情報ってなぁに?

そんな毎日を送る私に、不動産屋さんから連絡が入りました。
住宅ローンの仮申込をするにあたって、信用情報というものを取得してほしいというのです。

信用情報とは過去、現在のローン暦や持っているクレジットカードの枚数、その登録内容や支払い状況が厳重に管理されたもので、全国銀行協会、CIC
(シー・アイ・シー)、CCB(シーシービー)という3つの機関に開示請求することで確認できます。
そしてこの3つの機関全ての情報を集めると、民事再生や破産宣告履歴までもが赤裸々に分かってしまうという非常に機密性の高い個人情報なのです。

そうとは知らず、それらが配達記録で送られてきた時には、何で?と思いながらも、まだこの時は事の重大さを分かっていなかったのです。


世間知らず

私は住宅ローンを申し込む時には、この信用情報なるものを取得するのが普通なんだと誤解してしまい、何の疑いも持たずに素直に応じてしまったのです。
どこの不動産屋さんでもやるものなんだと思い、誰かに相談するでも、ネットで調べるでもなく全て不動産屋さんの言いなりでした。

後で分かった事ですが、他のどの不動産屋さんに聞いても「うちはそんなもの開示要求しない」とのことでした。

なぜそんな思い込みをしてしまったのか今でも謎なんですが、内容を説明してくれたのがあのSさんだったという事もあり、しどろもどろでイマイチ要点を得ない説明だったことは確かです。
でもそれなら何故分かるまで詳しく、徹底的に、しつこく、執拗に、泣くまで、(3回目)質問しなかったのか?

悪いのは私です。
嬉しかったんです、私は。
ただ、ただ嬉しくて浮かれていた自分が悔やまれてなりません。


反面教師にして下さい。

実は・・・この件とは別に後にある事件が起こるのです。
信用情報に関してはその時に詳しく書く予定でしたが、第二の私を出さない為にも早めにここらで書くことにしようと思います。

次回はわが身の愚かさを露呈しますので、是非読んでくださいね。
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