不動産の基礎知識 住宅取得日記

住宅取得日記

第27回
 突然のタイムリミット(その1)
挿絵
問題点

金利1.15%の融資。
住宅金融公庫のホームページでその存在を知ったわたしは「財形をしててよかった!」と心から思いました。

ただ、これには大きな問題点がありました。
この制度を知ったのが9月の半ば。2週間後の10月1日からは金利が1.69%に上昇すると書かれていたのです。
家を建てることは決めていたものの、いろいろなトラブルもあり、メーカーはもちろんどんな家にするかなど、ほとんど白紙の状態です。
たった2週間で、融資の申し込みまで済ませなければならないのです。

本当に借りられるか

それでも1.15%は魅力的で、とにかくやるだけやってみようと決めました。
まず、融資資格の一つである「勤務先から住宅手当・利子補給・社内融資などの援助(負担軽減措置)が受けられる方」を自分が満たしているのか職場で確認しました。
実家に戻っていたわたしには住宅手当はありませんでしたが、家を新築すれば住宅手当がもらえるらしいことがわかりました。

そして、メーカーが決定していなくても申し込みができるのかを住宅金融公庫に問い合わせると、「申し込みから6ヶ月以内に設計図面審査を、融資決定から1年以内に融資契約をすればよい」ということで、問題ありませんでした。

財形住宅融資のご案内

ホームページでおおまかな必要書類はわかりましたが、「財形住宅融資のご案内」という申込書などが入った公庫融資案内書を手に入れなければいけません。
この「ご案内」は財形住宅融資に限らず、公庫融資を受けるには必ず必要なもので全部で12種類。特殊なもの以外は630円だったと思います。

手に入れるには3つ方法があり、
?@財団法人住宅金融普及協会が運営する「住まいのポータルサイト」のネット通販で購入
(本体価格+送料。到着まで1週間近くかかるらしいですが、他にも住まいづくりの本や資料も販売しています)
?A↑の協会か、公庫の販売コーナーで購入(近くになければ無理ですが・・・)
?B公庫業務取扱金融機関窓口で購入(品切れの場合もあるらしいです)
わたしは時間的な問題から?Bの金融機関を選ぶしかありませんでした。

それも財形住宅融資ということで、財形貯蓄をしている金融機関じゃないといけないんだ・・・と思い、職場に出入りしている某金庫の営業さんにお願いしました。
「630円かかりますけどいいですか?」と聞かれ、当然「はい」と答えました。
店舗には在庫が無く、取り寄せでしたが確か2日以内で手元に届いた気がします。

みなさんは気をつけて下さい・・・

この時点では、財形貯蓄をしている金融機関で、お金を払って「ご案内」を手に入れるのが当たり前だと思っていました。
でも、メーカーが決定していればメーカーさんがタダで準備してくれるようです(実際は支払の中に含まれているのかもしれませんが・・・)。
申し込み手続きもメーカーさんがまだ決まっていないのに「いくらでもやります」と言ってましたし、確かにメーカー決定後の手続きは全部やってくれました。

そして、いちばん声を大にして言いたいのは、財形貯蓄をしている金融機関じゃなくても申込書を手に入れるのはもちろん、一連の公庫融資業務をしてもらえる!ということです。
わたしにとって、この金庫はメインバンクではなく、財形貯蓄をしている金融機関というだけの存在でした。
職場に週に1回は営業さんが来てくれるので何かと便利ではあったのですが、「財形住宅融資」を取り扱うのが初めてだったのかトラブルだらけでした。
今後も日記上にそのトラブルが出てくると思いますが、金融機関は慎重に選んだ方がよかった・・・というのが大きな反省です。
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