不動産の基礎知識 住宅取得日記

住宅取得日記

第26回
 物件のチェック
挿絵
欠陥住宅?

建売住宅の購入にあたり、やはり欠陥住宅という言葉が頭をよぎります。
欠陥住宅かどうかの見極めが必要です。欠陥住宅の事例はインターネットでいろいろ調べました。
これだけ値引きがあると正直いって不安がありますが、建築後に売れ残った物件の値引きです。建築前にこれだけ値引きをするような業者は信用できませんが・・・。当地でも建売の値引き販売自体は珍しくはないのですが、だいたいは検討にも値しない物件です。
欠陥住宅の問題が浮上したらもう販売できませんが、この不動産会社は十年以上、このニュータウンで分譲住宅を売ってきているという実績があります。
物件を見て回る際、この会社の建築現場の様子もみましたが、整理整頓がゆきとどいていました。整理整頓も満足にできない業者は信用できません。
勤務先にもこの不動産会社から建売を買った人が数人いましたが、特段問題はないようです。
そんなわけで、まあ、大丈夫でしょう。 ・・・たぶん。

七ツ道具

私は、物件チェックの七ツ道具として次のものを用意しました。(ほんとにちょうど七つです。)住宅情報誌でも特集記事でよく紹介していますのでご存知の方も多いと思います。
・ビー球
 床の傾斜を簡易に調べるのに使います。パチンコ玉でもいいのですが、ビー球は少しでも動くと模様の変化ですぐわかるので、私はビー球にしました。テレビでも欠陥住宅の番組でよくでますよね。
・水平基準器
 より詳しく建物の傾きを調べるために使用します。液体の中の気泡で傾き具合がわかります。ホームセンターで売ってます。ビー玉と併用しました。
・振り子
 タコ糸に三角錐の重しをつけたものです。柱や壁の垂直度の確認に使用します。
・巻尺
 説明不要ですよね。
・方位磁針
 パンフレットにも方位は記入されていますが、一応確認します。
・懐中電灯
 屋根裏や床下をみるときに使用します。
・園芸用スコップ
 地面や基礎の周辺の確認に使用します。

チェックリストは、特に用意しませんでした。いろいろ物件をみてきたので、ほとんど頭にはいっているからです。

建物のチェック

購入前の完成済みの建売住宅で、素人ができるチェックなどたかがしれていますが、建物のチェックをします。
各部屋で床にビー球を置いてみます。ころがりません。
柱や隅で糸に錘をつけて垂らします。大丈夫です。
ドアの開閉もスムーズです。扉のたてつけも大丈夫です。
和室の白木が多少日に焼けてましたが、これはしかたないでしょう。
懐中電灯をもって床下収納の下や屋根裏も、ざっと、のぞいてみます。問題ありません。

完成済みの住宅なので、この程度しかチェックできませんが、たぶん問題ないでしょう。(と思いたいです。)
このニュータウンは造成してから10年以上経過しているので、地面も落ち着いているだろうし、大規模な造成地ですから、地盤は大丈夫でしょう。一応園芸用のスコップで庭を掘ってみましたが特に問題ありません。

あ、忘れてた!

物件のチェックを終えた後、販売センターに戻って、今度は、登録免許税等の登記費用等の諸費について確認しました。諸費は想定範囲内です。これで、建売住宅購入の全費用がわかりました。用が済んだので、帰ろうとしたら、営業マンが、一言、

営業マン:「お客様、契約していただけるなら、手付けは振込みでお願いします。振込用紙をお渡ししますのでよろしくお願いします。」

といって、私の名前と住所だけ書いて捺印すれば済む振込用紙を渡してくれました。そういえば、支払方法の確認を忘れていました・・・
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