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住宅ローン ケース別借り方講座
いよいよ本番!資金計画の実践知識
 つなぎ融資って何?

公的融資の資金の流れをスムーズにする
 代金と引き替えに品物を渡してもらうのが普通の買い物。しかしマイホームの場合、そう簡単にはいきません。その理由は、代金を払うためにはローンを借りなければならず、ローンを借りるには、その前提として購入する家を担保にする(抵当権を設定する)必要があるため。ところが、売り主にしてみれば、まだ代金ももらっていない家を担保にされてはたまりません。かといって、公庫などの金融機関は担保なしでは多額の融資を行ないません。そこで登場するのが“つなぎ融資”なのです。
 つなぎ融資とは、住宅ローンを申し込んだ金融機関から融資金が下りるまでの間、一時的に借りるローンのこと。このつなぎ融資で、ひとまず代金を支払い、家をあなたの名前で登記してしまうのです。そうすれば、担保として設定することもできますから、あとは金融機関から融資金が下りるのを待つだけ。受け取ったら、それでつなぎ融資の借り入れを返してしまえば良いのです。

<2-3-1> 担保設定と融資実行のジレンマ

※つなぎ融資は、資金の流れが途切れないように、間を「つなぐ」


 つなぎ融資を受けるとウン万円の利息がかかる

 つなぎ融資の金利は、買い手、つまりあなたが払うのが一般的。市中金利の変動金利程度の低水準のものが主ですが、それでも3000万円を2%で2ヵ月借りただけで、約10万円の利息を払わなければならないことになります。
 そこで、新築を買う場合には、不動産会社が買い手の代わりに公庫から下りる融資金を受け取ることを条件に、代金を払う前に引き渡しや登記を認める「代理受領」という方法をとってつなぎ融資を避けることがあります。つなぎ融資を使うか、あるいは代理受領ができるかどうかは、不動産会社の規模や対応によって違いがあるため、事前に確認しておきましょう。


 中古住宅を買うときは売り主のつなぎ融資の影響も

  また、中古住宅を個人の売り主から買う場合も、つなぎ融資が登場することがあります。売り主が、今の家をあなたに売ってから、次の家を買う“買い換え”の場合、売り主は代金を用意しないことには次の家を買えません。したがって、普通はあなたに今の家を売ったお金で購入するものですが、何らかの事情で、あなたが入居を急いだ場合には、売り主には一時的につなぎ融資(買い換えつなぎ)を利用して代金を用意してもらい、新居に移ってもらわなければなりません。このように、買い主(あなた)の都合や希望で、売り主につなぎ融資を使ってもらった場合には、あなたと売り主とで金利を半分ずつ分担して支払うこともあります。


文提供:りそなクラブ イーエープラス:「住宅ローンのいろは」より
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