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住宅ローン ケース別借り方講座
いよいよ本番!資金計画の実践知識
 年収も手元の現金も少ないときはどうする?

 夫婦の収入を合わせて借入学を増やす(収入合算と共有名義)

 憧れのマイホームまであと一歩ならぬ、もう数十万円とか数百万円というときは、どうすればよいのでしょう。そんなときは、なるべく借り入れ額を増やす工夫をしてみましょう。
 たとえば公庫には「公庫借入分の年間返済額の5倍以上の年収が必要」という収入基準があります。それ以上借りたくても収入が増えなければ借りられません。これに対して夫婦の両方に収入がある共働き夫婦の場合、申込者が夫であれば、夫だけでなく妻の収入も世帯年収に加える「収入合算」を認めています。収入合算することによって、世帯としての年収が増えれば借入額を増やすことができるのです。
 収入合算するときの条件は、妻(配偶者)が同居予定であることと、その収入を証明する公的な証明書があること。一般的には、住民税決定通知書があればよしとするケースが多いようです。したがって、パートタイマーであっても妻の収入が年収100万円を超える場合には、収入合算ができることになります。合算できる収入は、申込者本人と同額までです。
 なお、夫婦2人の収入を合算をしてローンを返済した場合は、妻もお金を出資したことになり、その分(所有権の共有持ち分)を妻名義で登記しなければなりません。そうしないと、妻から夫に贈与が行われたことになり、贈与税を払わなければならなくなってしまうのです。

<2-5-1> 収入合算で借入額を増やすには


 親子で返済を受け継げば50年返済もできる(親子リレー返済)

 借入額を増やすもうひとつの方法として、親子リレー返済を利用するという手があります。これは公庫が用意している返済方法で、申込者の子供(あるいは親族)を後継者とすれば、後継者が70歳になるまでの返済期間を設定できるというものです(民間銀行でも、最長35年返済の範囲内で同様の商品を出しているところもあります)。
 現在60歳の申込者が、25歳の子供と親子リレー返済をすると、子供が70歳になるまでの45年間での返済が組めることになります。同居する場合は、子供の収入を申込者の収入と同額まで、将来同居の場合は、子供の収入を申込者の収入の半額まで合算できることになり、その意味でも借入額を増やすことができます。二世帯住宅の購入や建設を予定している場合は、大いに利用価値がありそうです。


文提供:りそなクラブ イーエープラス:「住宅ローンのいろは」より
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