2.【所得税かんたん計算方法】
確定申告書を作成するときは、源泉徴収票をもとにしながら、正確に所得税を計算していきますが、ここでは給与所得のみの場合、源泉徴収票から所得税を概算で計算する方法を解説します。

2-1 「課税される所得金額」を計算する
「a給与所得控除後の金額」から「b所得控除の額の合計額」を控除する。
「b所得控除の額の合計額」の内訳は「c社会保険料等の金額」、「d生命保険料の控除額」、「e地震保険料の控除額」のほかに基礎控除などを合計した金額です。実際の確定申告では医療費控除なども控除します。
「a給与所得控除後の金額」を4,300,000円、「b所得控除後の合計額」を2,300,000円とすると、「課税される所得金額」は4,300,000円−2,300,000円=2,000,000円となります。
2-2 所得税の速算表から所得税の金額を計算する
平成19年の所得税の速算表は次のとおりです。「課税される所得金額」をもとに税率と控除額が決まります。
【 所得税の速算表 】
| 課税される所得金額(注) |
税率 |
控除額 |
| 195万円以下 |
5% |
0円 |
| 195万円超〜330万円以下 |
10% |
97,500円 |
| 330万円超〜695万円以下 |
20% |
427,500円 |
| 695万円超〜900万円以下 |
23% |
636,000円 |
| 900万円超〜1800万円以下 |
33% |
1,536,000円 |
| 1800万円超 |
40% |
2,796,000円 |
(注)千円未満切捨て
「課税される所得金額」が2,000,000円の場合は、所得税の速算表より税率が10%、控除額が97,500円となるので、所得税の金額は、2,000,000円×10%−97,500円=102,500円となります。