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住宅ローン 「FP(ファイナンシャルプランナー)に聞く住宅ローン相談」
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相談105 −住宅ローンの借入可能金額について−
家を買いたいのですが、住宅ローンは金融機関からどのぐらいまで貸してもらえるのでしょうか。やはり頭金がないと難しいのでしょうか。
FP答え  住宅ローンをいくら借りることができるかは、年収、年齢、返済期間、返済負担率、その他の借入金の借入状況や返済状況、物件の担保価値などをもとに、申し込みをする先の金融機関が独自の基準で審査を行うので、その審査結果をみないと借入可能額は最終的にわからないのが実情ですが、今回は審査による借入可能額の基本的な考え方について説明します。
  借入可能金額の審査は、返済負担率が重要なポイントの1つになります。返済負担率とは年収に対する住宅ローンとその他の借入金(自動車ローンなど)の年間総返済額の割合です。金融機関ごとに、年収によって返済負担率の上限を決めています。なお、返済負担率の上限については基本的に公表されていません。


【 年収による返済負担率の上限の例 】
年収
300万円未満 300万円以上
500万円未満
500万円以上
700万円未満
700万円以上
基準
25%以下
30%以下
35%以下
40%以下
(注)金融機関によって、年収や基準については違いがあります


  なお、審査で返済負担率を計算する場合の金利は、実際の適用金利ではなく、審査用の金利(審査金利)で計算します。この審査金利は各金融機関によって違いがあり、返済負担率と同様に基本的に公表されていません。具体的には次のように計算します。


年収:600万円、返済期間:35年、審査金利:4%、返済負担率:35%
金利4%、返済期間35年のとき、借入金100万円あたりの返済額を別途計算すると4,428円なので、返済負担率による借入可能額は次のように計算されます。
ケース1:他に借入金がない場合
年間返済額:600万円×35%=210万円
借入可能額:210万円÷12ヶ月÷4,428円×100万円≒3,950万円
ケース2:他に借入金があり、その年間返済額が60万円の場合
年間返済額:600万円×35%−60万円=150万円
借入可能額:160万円÷12ヶ月÷4,428円×100万円≒3,010万円


  また、物件価格に対する頭金の割合についても各金融機関によって、物件価格の2割を上限にしたり、頭金ゼロでも借入を可能としたり、基準に違いがあるのが現状です。 繰り返しになりますが、住宅ローンの借入可能額は金融機関ごとに違いがあります。まずは、現在検討中の金融機関に相談してみましょう。また、最終的に借入できる金額は審査を申し込まで審査結果がでないと確定しないこともご留意ください。
注意点
正確なご回答するには、詳細をお聞きしないとできません。よって、今回はワンポイントアドバイスとなります。
借入や保険などに関することは、最終的に契約先の金融機関の判断になりますので、個別に確認してください。また、税務に関することは、最終税務署の判断となりますので、税務署または税理士に必ずご相談ください。
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