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−住宅の購入時期とシミュレーションについて−
住宅新築の時期について質問します。
建物の建築費の総額が2000万円で現在貯蓄180万あります。残りの不足分全てローンを組んで今年入居する場合と、来年までに貯蓄200万円にして来年入居した場合でどちらが得か教えてください。ローン期間は25年、ボーナス払い併用の予定です。
ご質問のように頭金を増やして来年購入したほうがどうかは、来年の住宅ローンの金利により変わってきます。来年の金利を具体的に予想することは不可能なので、どちらが得か損かを断言難しいと思うので、実際にシミュレーションを行って検討することをお勧めします。具体的には次のシミュレーションをご参考にしてください。
〈前提条件〉
建築費:2000万円
今年購入した場合:頭金180万円 住宅ローン金額:1820万円
来年購入した場合:頭金200万円 住宅ローン金額:1800万円
住宅ローン返済期間:25年 元利金等返済 金利は全期間固定金利とする
(ご質問の場合ボーナス返済の割合がわからないので、今回はボーナス返済なしで行う)
〈シミュレーション〉
(1)今年購入した場合の住宅ローン金利を3.2%とすると
毎月の返済額:88,211円 (年間約106万円)
総支払額=頭金+住宅ローン総返済額=180万円+2644万円=2824万円
(2)来年購入したときの住宅ローン金利を3.7%(金利0.5%上昇)
毎月の返済額:93,077円 (年間約112万円)
総支払額=頭金+住宅ローン総返済額=200万円+2790万円=2990万円
(3)来年購入したときの住宅ローン金利を4.2%(金利1.0%上昇)
毎月の返済額:98,087円 (年間約118万円)
総支払額=頭金+住宅ローン総返済額=200万円+2940万円=3140万円
〈結論〉
ご質問の場合、来年金利が上昇するという前提であれば、実際の上昇幅によりますが、毎月返済額や総支払額の点で比較した場合、頭金を貯めるよりは、金利が低いうちに住宅ローンを借りたほうが有利といえるでしょう。
また、住宅ローン減税の控除額も考慮すると、実際の控除額によりますが、今年入居したほうが最大控除額が多くなります。
なお、住宅ローンの適用金利は、住宅金融公庫の公庫融資を除いて、実行時(物件が完成して実際に住宅ローンを借りるとき)の金利が適用されるのでご注意ください。
また、今回は貯蓄を全額頭金としてシミュレーションしていますが、諸費用は現金で支払うことになるので貯蓄を全額頭金に使うことは出来きません。この点も資金計画を立てるうえでご注意ください
注意点
正確なご回答するには、詳細をお聞きしないとできません。よって、今回はワンポイントアドバイスとなります。
借入や保険などに関することは、最終的に契約先の金融機関の判断になりますので、個別に確認してください。また、税務に関することは、最終税務署の判断となりますので、税務署または税理士に必ずご相談ください。
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平成19年11月1日現在
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