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リフォーム業者の選び方
リフォームするにあたっての心構え

ご家族の団らんの場所、そして健康と安全を守り、かつ大切な財産であるお住まいに手を加えられる訳ですから一般の商品購入とは違った心構えが必要です。

以下に5つのポイントを挙げさせていただきます。

リフォームにあたっての心構え

1)基本方針をしっかり持つ
2)手間を惜しまない
3)確認事項はしっかりと
4)断る勇気を持つ
5)業者との人間関係にも配慮する

1)基本方針をしっかり持つ

ホームプロでは、リフォームの際は2〜3社の会社から相見積りをとるようにお勧めしています。でも、何も決めないまま、業者まかせでプランや見積りをとっても意味がありません。

理想は、仕様をきちんと決めて同じ内容で比較するのが良いのですが一般的には詳細をご自身で決めることは難しいと思いますので、一番重要視するポイントや、今回のリフォームで実現したいことを業者に説明してプランと見積りを出してもらうという方法が一般的だと思います。予算もこの程度までと伝えておきましょう。

その上で、業者が出してきたプランと見積り金額を比較して納得できる内容を提出した業者に依頼するのです。

『 納得できる 』ということはどういうことでしょう?

納得できる為には『 何を一番の決定要素にするか(どのように優先順位をつけるか)』という基本方針を決めておく必要があります。

その会社が信頼できる会社かどうかは基本事項として、一番値段の安いプランを選ぶのか、予算内であれば一番希望を理解してくれた会社を選ぶのか、費用の面よりも重要視している内容を一番充実した内容で提案してくれた業者に決めるのかなどの方針が必要です。

一度のプランニングでお客さまのご要望を全て表現できれば完璧ですが、ご予算の問題や時間の問題、コミュニケーションの問題などでそうは行かないのが現実です。

そのような状況の中で、方針が無いまま何度も複数の業者にプランニングを依頼するのはあまり好ましくありません。

お客さまとしても基本方針を持ち、業者の得意、不得意、価格面、対応などの中から判断して業者を選びましょう。そして、その業者とコミュニケーションを深めながらより良いものを共に作り上げていくのです。

※業者の選び方については、後の回でさらに詳しく触れたいと思います。

2)手間を惜しまない

◇家族での話し合いを十分に行いましょう
1)の基本方針を作成するという点にも影響を及ぼす作業です。トイレや浴室など家族皆が利用する場所はもちろん、部屋の間取りを変えるリフォームの場合は特に家族内での話し合いが重要です。皆、毎日生活をしている訳ですから、それぞれに不満や希望を持っているものです。

この話し合いは意外に手間がかかり、配慮が必要になります。そしてきちんと話し合いをしてリフォームをするかどうかでその後の家族の満足度が大きく変わります。

大変な作業になるかもしれませんが、家族が一体となったイベントとして取り組むことで家族の一体感も増し、リフォームの満足度も大きく変わります。

家族内でまとめることが出来ればベストですが、まとめられない場合は、それぞれの要望を書き出しておきましょう。

それを専門家である業者に依頼して良い解決策を共に探っていくという方法でも良いと思います。

◇現場調査には時間を割きましょう
正確な見積りを作成するには現場調査とお客さまのご要望のヒアリングが必要です。リフォームの規模にもよりますが、この現場調査&ヒアリングに必要な時間はおよそ1〜2時間程度になります。

相見積りを取るには上記現場調査を2社から3社に依頼する必要がありますので、現場調査だけで最低2〜6時間が必要になります。

※できるだけそれぞれの会社は別々の時間帯で調査に来てもらうようにしてください。お客さまのご要望の確認方法や目の付け所なども、その会社を判断する材料になります。複数社を一緒にしてしまうとお互いの会社の特徴が出しにくくなり、結果的にお客さまのご要望を汲み取れない結果になりかねません。

◇情報収集を積極的に行いましょう
最近では、テレビでもリフォームの番組が盛んですので目にすることが多いと思います。その他、リフォームに関する雑誌も多く出ていますので是非目を通してみましょう。

また、ショールームめぐりも時間と手間がかかりますが、イメージづくりや設備機器の選択の目を養うには最適な方法です。ご家族で遠足気分で行かれるのも良いと思います。

また、住宅メーカーやリフォーム専門店などがリフォームセミナーなどを開催していますので興味があるテーマのセミナーがあれば参加しましょう。

知り合いや親戚にリフォームの経験者がいたら、できるだけお宅を拝見させてもらうと良いでしょう。見せてもらいながら、リフォームの経緯を話してもらしましょう。特に注意点や失敗談は参考になります。

インターネットでもリフォームの情報がたくさん掲載されています。ホームプロでも様々な形でリフォームの情報を掲載していますので是非ご参考にしてください。

  ・ ホームプロリフォーム事例集
  ・ リフォーム探検隊
  ・ 建築家が語るリフォームの極意
  ・ リフォーム施工中継

上記のようにリフォームは、色々と手間がかかるものです。
『リフォームは手間がかかるもの』という気持ちを最初から持っていただき、1つ1つをきちんとクリアしていくように努めましょう。

3)確認事項はしっかりと

言葉は難しいもので、言ったつもりでも正確に伝わっていないということは、日常生活の中でもよくあることだと思います。

特にリフォームの場合、細かな確認事項がたくさんありますので、時間をかけて確認を行わないと『そんなつもりじゃなかったのに』ということになりかねません。

打ち合わせた内容はお互いに議事録としてメモして書面に残すとよいでしょう。

また、施工中でも、『なんだか違うようなんだけど、こうだったのかも・・・』などと妥協してはいけません。十分に打ち合わせしていても間違いがあるかもしれません。施工が進んでいても、気になる部分があれば遠慮せずに担当者に確認しましょう。

4)断る勇気を持つ

「手間がかかる」という問題とは別に「相見積りした後に断れない」或いは「断りにくいので相見積りができない」という方が意外に多くいらっしゃいます。

長年お付き合いのある工務店で、信頼していらっしゃるのであれば問題ありませんが、リフォーム後にその家に住まわれるのはお客さま自身ということを忘れないでください。

納得のいかないリフォームになって、その後長い間その空間で生活することを考えれば断る勇気も出てきます。

最近では、相見積りが一般的になりつつあり、業者の方も相見積りを取られることに慣れてきています。

相見積りを嫌がるような業者は相談を止められた方が良いかもしれません。

また、相見積以前の問題ですが、飛び込みで営業に来た業者の押しに負けてリフォームを依頼してしまうようなことは絶対に止めましょう。結局、契約は当事者同士のものです。結んでしまってからではクーリングオフなどの適用が無い場合、その契約に従わなくてはいけません。

リフォームは急に決められるものではありません。それを理解してくれないような業者には頼まないのが一番です。

5)業者との人間関係にも配慮する

お客さまを騙して欠陥リフォームをするような業者に対してはこのような配慮をする必要はありません。

一般の工務店はお客さまにご満足いただけるようにと努力しています。しかし、お客さまの協力無しには、うまく運ばないこともあります。

また、専門家でも人間ですから、ちょっとした勘違いなどはあるものです。そのようなことも理解した上で、お互いを尊重しながら住まいづくりを共に行っていくパートナーとしての関係を持っていただければと思います。

疑問があれば直接聞いてみる。不満があれば直接ぶつける。生活のいろんな場面で当然に行われていることをリフォームの場面でも実施していただければ必ず良いリフォームになることと思います。

お互いの信頼関係があって、コミュニケーションが深まれば深まる程、良いリフォームが出来ます。

お互いにこのような関係が築けないようでしたら、その業者にはご依頼されない方が良いと思います。

今回のポイント

リフォームは業者まかせではいけません。主体的に取り組む心構えが必要です。何を重視するか優先順位を考えて、手間を惜しまず調べて家族で話し合いましょう。

相見積もりに遠慮は無用、疑問点は残さず確認しましょう。意思疎通が上手くいく業者ならなにかと安心です。



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