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ライフラインである電気の手続き

ガスや水道と並んで、電気は現代の生活になくてはならないものの一つです。特に最近ではオール電化の物件も増えており、電気の使用開始手続きを忘れてしまうと、一杯のお茶も飲めないということになりかねません。引っ越しにおいて、電気の解約と新規契約は、何を差し置いても重要です。

まずは現住所の電気解約手続きを

電気解約の連絡をするのに最良のタイミングがあります。それは引っ越し日が決定した後、「電気ご使用量のお知らせ」が届いたときです。お知らせには問い合わせ先と、問い合わせに必要なお客様番号が記載されています。そのお知らせを参照しながら電話をかけ、引っ越しすることを伝えましょう。

停止日はどのように設定したらいい?

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電気の停止日時は、引っ越し当日の搬出終了予定時刻から数時間は余裕を持って設定します。「えっ?荷物を搬出した後は電気を止めてもいいのでは?」と思うかもしれませんが、大事なことを忘れてはいけません。

なぜなら、荷物の移動後は退去立ち会いのために、掃除をすることになるからです。掃除には水が必要です。掃除機を使うには電気も必要です。ガスが使えないとお湯も出せません。そのため、完全に旧住居が空っぽになってから、その後の掃除、退去立ち会いが終わるまでの時間を見越して、電気と水道、ガスを引いておいた方が無難でしょう。

次に新住所での新規契約を

現住居と新住居で、電気会社の管轄が変わらなければ、解約の電話でそのまま新規契約までできるでしょう。しかし、ここは検討すべき場面でもあります。というのも、電力自由化によって、さまざまな会社がお得な電気料金プランを打ち出しているからです。それらをチェックしてみてからでも遅くはありません。

例えば「@niftyでんき」なら、@niftyのインターネット接続サービスを利用していれば、ネット料金やスマホ代金と電気代をまとめて支払うことでお得になるプランが用意されています。月々の料金も、全て一つにまとまるのでスッキリです。

「停電のリスクが高まるのでは?」という不安があるかもしれません。しかし、送電網は今まで通り、電力会社と同じものを使うことができます。つまり使い勝手は変わらず、電気代はお得になるのです。引っ越しはネットの乗り換え時でもありますから、まとめて支払いできる上に割安になるプランを検討しない手はありません。

開始日や開始時間をどうする?

電気の使用開始日は、引っ越しに合わせるのが基本です。もちろん、水道とガスも同じ日から使えるようにしておくと、快適にお掃除できます。

ただし、使用開始時間には注意しましょう。朝早くから作業を始めたいときは、その旨を伝えておくと安心できるでしょう。

新居に到着したら

電気を使い始めるときの手順は簡単です。配電盤にあるアンペアブレーカーのスイッチと、漏電遮断器と配線用遮断器のスイッチを入れるだけで、電気はすぐにつながります。もしもの停電のときにもスムーズに作業ができるよう、リビングからブレーカーへの動線になるところに懐中電灯を設置したり、電池式の感知ライトを随所に設置したりしておくと便利です。

電気の解約と契約は、引っ越し前に終わらせるのが重要です。新居で電気のブレーカーの位置や操作方法などが分からなければ、そばで作業をしてくれる引っ越し会社に頼ります。頼りになる引っ越し会社は、一括見積を利用して複数社を一気に比較すると探しやすくなります。@nifty不動産の引っ越し一括見積で、全国200社を超える引っ越し会社から納得の一社を選びましょう!