こちらでは年代や性別・人数別に分けて、インテリアレイアウトのポイントや注意点、さらにインスタグラマーさんの子供部屋の実例を紹介します。
また、「今は小さくても思春期になったらどうしたらいいのか?」など、貴重な情報も盛りだくさんでお届けしますよ。
いろいろなパターンの素敵な子供部屋をご紹介!
ご自身のお子さんの年代に合わせて、ぜひ取り入れてみてね。
- 子供部屋は年齢で変化!インテリア・レイアウトは将来を見据えて
- 子供部屋のインテリア・レイアウトと収納ワザ【乳幼児期】
- 子供部屋のインテリア・レイアウトと収納ワザ【児童期】
- 子供部屋のインテリア・レイアウトと収納ワザ【思春期】
- おしゃれインスタグラマーを参考に、子供部屋大改造♪
子供部屋は年齢で変化!インテリア・レイアウトは将来を見据えて
子供の成長は早いもの。子供部屋を用意するときは、年齢によって変化することを考えてコーディネートしなければなりません。
小学生までは子供部屋を作らず、リビングで勉強するご家庭もありますが、間取りなどによっては難しいケースもあります。
その場合、リビングや親の部屋の前を通って子供部屋へ行くなど、親の目の届く場所に子供部屋があることが望ましいとされています。
親子でコミュニケーションとりやすく、親子が近い存在で居られるような工夫が必要なのです。
【乳幼児期の子供部屋】のレイアウトや注意点をみる
【児童期の子供部屋】のレイアウトや注意点をみる
【思春期の子供部屋】のレイアウトや注意点をみる
子供部屋って本当に必要なの?
子供部屋については、「将来巣立っていく子供に、専用の部屋はいらないのでは?」という考えもあるようです。
確かに広いリビングがあれば、その一角に子供用の学習スペースを作ることも可能でしょう。
しかし、乳幼児期や児童期ならともかく、子供が思春期になればプライベートな場所は必須となります。
少なくともその期間は子供部屋を用意した方がよいでしょう。
子供が巣立った後には、書斎や趣味の部屋などとして再利用する方法もありますよ。
子供部屋のインテリア・レイアウトと収納ワザ【乳幼児期】
乳幼児期の子供部屋をレイアウトするには、じつはちょっとしたコツがあります。
そのコツをおさえると、小さいうちからお片付けが上手に出来るようになるのです。
ではまず、ポイントから見ていきましょう。
【乳幼児期の子供部屋のポイント】
・しまう場所(おうち)を決めておく
・家具の配置を低くする
・子供が楽しくなる場所(滑り台など) を作る
収納ワザとして、おもちゃをしまう場所をお子さんと一緒に決めていきます。
場所を自分で決めさせることで自立にもつながります。
しまう場所は細かく分けずに、ざっくりでかまいません。
その際、しまう場所を「おうち」と表現します。
「この子のおうちはどこにする?」など、片付けるではなく、お家に帰してあげるという言い方がおすすめです。
すると、片づけて欲しい時に「ぬいぐるみがお家に帰りたがっているよ」などといえば、すぐに片付けてくれますよ。
また、レイアウトのコツとして、手が届きやすいように家具の配置を低くしてあげることもお忘れなく。
さらに、思いきり遊べるコーナーなどを作ってあげると、お子さんも楽しく過ごせます。
【インテリアコーディネイトの注意点】
大きめのボックス収納をコーディネートしてあげましょう。細かい間仕切りなどは成長してからで大丈夫!
簡単に片付けられる環境にすることで、「片付け=嫌なこと」というイメージを無くしてしまいましょう。
乳幼児期の子供部屋のインテリア・レイアウト【男の子用】
白と黒のインテリアでまとめられた、男の子らしいすっきりとしたお部屋。
引出しタイプのボックスを使って、雑貨の収納もバッチリです。
また、滑り台やカートなど遊び心が刺激される遊具で、お子さんが部屋にいる時間も増えそうですね。
こちらは白を基調としたお部屋に、遊具やおもちゃが彩りを添える可愛らしい仕上がり。
ジャングルジムに滑り台、そしてトランポリンと元気に遊べる家具がいっぱいです。
収納と遊び場所がしっかりと分けられた配置になっています。
乳幼児期の子供部屋のインテリア・レイアウト【女の子用】
女の子がいる場所は、なんとミニキッチン。
部屋に自分専用のキッチンがあるなんて、女の子にとってはうれしい限りですね。
モノトーンでまとめられた北欧風の子供部屋に、カーペットやぬいぐるみのもこもこ感があたたかみを添えています。
「おもちゃが多くてなかなか片付かなかった」のが、この収納に変えてから、しっかりと片づけられるようになったそうです。
こちらの収納は、なんとすべてニトリ!
家具の配置が出し入れしやすいレイアウトになっていることや、大きいものと細かいものが仕切りでしっかりと分けられているのがポイントですね。
乳幼児期の子供部屋のインテリア・レイアウト【2人以上】
こちらは姉と弟の2人で同じ子供部屋を使っていますが、女の子と男の子のものがしっかりとコーナーで分けられています。
自分専用の場所があることで、きょうだい仲良く過ごせますね。
リビング横に子供部屋やスペースを作るというアイデア
こちらはリビング横に設置されたキッズスペース。
遊びだけではなく、勉強や着替えまで、こちらのコーナーですべて出来るのが魅力的です。
カーテンでできたぬいぐるみの隠れ家は、まさに秘密基地のよう。
5畳のスペースが遊び心あふれる空間に演出されていますね。
お子さんの大量のおもちゃが、コレクションのようにみごとに収納されています。
きれいに間仕切りされた見せる収納が、とってもお洒落ですね。
キッチン横のダイニングがそのままお子さんのコーナーになっていて、洋服や幼稚園で使うものも収納されているそうです。
子供部屋のインテリア・レイアウトと収納ワザ【児童期】
小学校に上がると、持ち物に勉強道具が加わります。
これまではおもちゃをお片付けしていればよかったのですが、これからは勉強道具も整理整頓しなければなりません。
では、勉強道具が加わったことによるポイントを見ていきましょう。
【児童期のお部屋のポイント】
・勉強に使うものは勉強場所の近くに収納
・遊びに使うものやおもちゃは遊ぶスペースに移す
・趣味のものはコーナーを作る
子供が小学生になると、リビングで勉強をさせるという家庭が増えています。
リビングであれば、家事をしながらでも子供を見ていられるからです。
その場合、ランドセルなど学校で使うものや勉強道具もすべてリビングに置くと、親子で管理しやすくなりますよ。
また、リビングではなく子供部屋で勉強させる場合、キャラクターものの学習机は年齢が上がると将来使わなくなる可能性も。
小学生のうちはすぐに買わずに、様子を見てもいいでしょう。
ただし、「勉強道具は勉強場所の近くに収納!」だけは心掛けてくださいね。
【インテリアコーディネイトの注意点】
勉強をする場所におもちゃがあると集中力が欠けるので、別の場所で管理するか、目に入らない所に置くようにしましょう。
学習机を買う場合は、なるべく長く使えるデザインを選ぶと◎。
児童期の子供部屋のインテリア・レイアウト【男の子用】
こちらは小学生とは思えない、大人っぽい部屋に仕上がっています。
学習机は、中学生や高校生以上になっても十分に使える、スタイリッシュなデザイン。
部屋の中央にはラグが敷かれ、小さなドラムセットも置かれています。
どちらも机に向かうと目に入らないレイアウトなので、集中を妨げない配置ですね。
こちらは窓際に机を持ってくることで、明かりを上手に取り入れたコーディネート。
これだけ明るいと昼間は照明やライトを使わなくても勉強できそうですね。
隣の棚は、重たい本は下の段、軽いおもちゃは上の段に分けていて、収納も考えられています。
児童期の子供部屋のインテリア・レイアウト【女の子用】
まるで海外のリゾートにいるかのような素敵なインテリア。
壁紙を替えたり、漆喰を塗ったりして、子供部屋を変身させたそうです。
ベッドにかかる天蓋も乙女心をくすぐります。
女の子のいる方は、いちど挑戦してみてはいかがでしょうか?
こちらのお部屋は、明るい窓側に勉強机を配置して、隣の棚は大きいものや重いものが下の段、細かいものは上の段と、まさに理想的なレイアウトをされています。
ドライフラワーが女の子のお部屋らしく、ナチュラルテイストの家具にもぴったり。
児童期の子供部屋のインテリア・レイアウト【2人以上】
男の子の兄弟のお部屋です。
写真の手前にもベッドがもう一つあり、対角線上に部屋が分けられています。
プライベートを守りつつ、いつでも見える場所に兄弟がいるというのは安心でもありますね。
二人のおもちゃもしっかりと収納されています。
リビング横に子供用の勉強&収納スペース
リビング横に子供用の勉強スペースを設けたお部屋がこちら。
勉強道具や洋服もすべてここに揃っているので、第二の子供部屋といったイメージでしょうか。
リビングから見える位置にありますが、少し区切られているので、勉強に集中できそうですね。
子供部屋のインテリア・レイアウトと収納ワザ【思春期】
思春期になると部活に集中したり受験がはじまったりと、リビングで勉強する人は減ってきます。
また、プライベートにも気を使う年齢なので、個室があるといいでしょう。
【思春期のお部屋のポイント】
・個室を用意する
・2人部屋にもプライベートな場所を確保する
・物の管理や掃除を本人に任せる
兄弟姉妹で同じ部屋になる場合でも、家具などを使って間仕切れば、プライベートな空間をつくることは可能です。
また、持ち物の管理や部屋の掃除を自分でさせることも大切になります。
多感な年ごろのお子さんとの不要なケンカを避けるためにも、「親に見られたくないものはしっかり管理させる」「勝手に子供部屋に入らない・物を捨てない」など、家族ごとにルールを設けましょう。
【インテリアコーディネイトの注意点】
年齢が上がるにつれ、子供の持ち物は増えていきます。収納力のあるシステムベッドやロフトベットは、そんなときにおすすめのアイテム。
勉強やプライベートに集中できる環境を整えましょう。
思春期の子供部屋のインテリア・レイアウト【男の子用】
黒を基調とした、落ち時のあるシックなお部屋。
ロフトベッドの下に学習机を置くことで、空間が有効利用されています。
こちらは、インスタグラマーさんがお子さんと一緒に片付けをしてから、きれいに保てるようになったそう。
物の管理や掃除を最終的には本人に任せるとしても、まずお手本を示してあげることも大切ですね。
まるで海の中にいるような、美しい青が印象的なお部屋。
机の上には無駄なモノがなく、正面の窓から光が差し込みます。
システムベッドの下は大きな収納スペースとなり、とっても便利。
収納を増やしたいご家庭は、システムベッドやロフトベットをぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
思春期の子供部屋のインテリア・レイアウト【女の子用】
白で統一された、リラックス感のあるお部屋。
システムベッドの下にソファークッションがあり、秘密基地のような空間になっています。
やはり机の上にモノを置かない方がスッキリとした印象に。
思春期の子供部屋のインテリア・レイアウト【2人以上】
男の子二人のお部屋。
学校で使うタイプの机とイスなので、二人並ぶもよし、離すもよしで、簡単に模様替えができます。
インテリアレイアウトは、まるでお洒落なディンテージショップのよう。
他にも違うアングルやレイアウトの素敵な写真がたくさんありますので、ぜひInstagramを覗いてみてください。
おしゃれインスタグラマーを参考に、子供部屋大改造♪
いかがでしたか?
ここまでお伝えしたように、子供部屋は子供の年齢に応じて、その役割を変えていきます。
子供が小さいうちは親が主体となって、ある程度大きくなったら親子で一緒にインテリアコーディネートや収納を考え、思春期以降は子供の自主性に任せるのがおすすめ。
ただ、どの時期でも、勉強の物と遊びの物を分けて、しっかり整理するのが基本です。
ご紹介したインスタグラマーさんのお部屋を参考に、おしゃれな子供部屋を目指しましょう。
そして、子供部屋のインテリアコーディネイトをするには、まず「片付け」のコツを知らなければ始まりません。
片付けに関しては詳しい記事がありますので、ぜひチェックしてみてください。
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