いろんな効果が期待できる!?ハッカ油とは
ハッカは世界中に存在する生活に欠かせないハーブです。日本名は薄荷。英語名のミントの方が広く知られているかもしれませんね。
ハッカ油は、ハッカの葉などから抽出した精油のことで、通常は天然の食品添加物として扱われます。主要成分はリフレッシュ効果や冷却作用があるメントールで、古くは古代ギリシャやローマ時代から人々に重宝されてきました。
これまで湿布や化粧品、お菓子、ハーブティーなどハッカが含まれる商品に触れる機会は多いものの、私自身ハッカ油自体を使う発想はありませんでした。
しかしここ数年、多くのメディアでハッカ油の万能性が注目されています。特に威力を発揮するのはこれからの暑い夏!さっそくハッカ油を手に入れて活用してみることにしました。
ハッカ油スプレーの作り方
まずはハッカ油スプレーを作ってみます。
■材料
・ハッカ油
・精製水
・無水エタノール
■100ml分のスプレーの作り方
・適当な大きさのスプレーボトルにハッカ油30~40滴ほどと無水エタノール10mlを入れてよく振ります。
・その後、精製水90mlを注ぎ、もう一度よく振ればできあがり。
ハッカ油はポリスチレン(PS)を溶かす作用があるということで、スプレーボトルはそれ以外の素材のものを使いましょう。私は100円ショップで購入したポリエチレンテレフタート樹脂製のボトルを使いました。ちょうど100ml容量で、持ち運びに便利なサイズです。
活用その1 虫除け
できあがったハッカ油スプレーを腕に吹きかけると、ハッカの清々しい香りがふわり。私たち人間にはとてもいい香りですが、虫はこの香りを嫌がるため、虫除け効果を期待できます。
海や山でのアウトドアなど外で活動する機会が多い夏、持ち運んで手軽にシュッとスプレーできるのがよいですね。ただ香りはあまり長く持続しないので、効果を継続させるためには、こまめに吹きかける必要がありそうです。
厳密に虫除けの効果だけを考えると市販品にかなわないかもしれませんが、フレグランスになりますし、天然素材で安心感があるのがいいところだと思います。
活用その2 消臭&芳香
家の中では消臭や芳香に活用することができます。リネンウォーターとして枕カバーやシーツ、クッション、ソファー、カーテンなどに吹きかけると部屋中にさわやかな香りが広がります。部屋干しの臭いが気になる洗濯物に吹きかけるのものよいと思います。
ハッカ油本体を使い、簡単に芳香剤を手作りすることもできます。プラスチックの容器にゲル状の保冷剤の中身を入れ、ハッカ油本体を2、3滴たらして混ぜるとできあがり。トイレや玄関に置けば、立派に芳香剤の役割を果たしてくれます。
活用その3 クールダウン
これからの暑い夏におススメなのが、クールダウンアイテムへの活用です。ハッカ油スプレーを吹きかけたウエットティッシュや冷たいおしぼり、タオルを使えば、スーッとするメントール効果で清涼感たっぷり。
日焼けの後、スポーツの後などに肌にあてるととても気持ちがよいです。お風呂あがりに使うと、リフレッシュ効果も相まって、一日の疲れを癒してくれるでしょう。
一度ハッカ油スプレーを作ってしまえば、いろいろな場面で活用できることがわかりました。万能&手軽で、今後も活用法を増やしていけそうです。今
回肌に直接触れる使い方を紹介しましたが、肌が弱い人は必ずテストをしてから使ってください。ハッカ油スプレーを使って、暑い夏を少しでも涼しく快適に過ごしたいですね。
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