元々好きだった具だくさんの味噌汁がもっと好きに

元々好きだった具だくさんの味噌汁がもっと好きに

元々、味噌汁は「具だくさん派」。「一汁一菜でよいという提案」を読んで「『具』は何を入れても結構です」という言葉に出合ってから、具の組み合わせについての考え方が自由になり、旬の食材を中心に、これまでになかった組み合わせも楽しむようになりました。

具だくさんの味噌汁の作り方はとても簡単。材料を適当な大きさに切り、鍋に水と具材を一緒に入れて、火にかけます。だしはなくても大丈夫。「味が物足りないのでは」と不安があるときは、えのきだけ、しめじ、舞茸など、きのこ類を入れるといいですよ。

味噌の量は、具の種類や、加熱の時間によっても変わってくるので、最初は控えめに入れて、足りなければ少し足してみます。薄くても、濃くてもそれなりにいけるのが不思議なところです。

写真の材料はだいたい2人前。量がつかみにくい場合は、食べる器に野菜を入れてみると分かりやすいと思います。

水も、器に一度入れてから鍋にあけると、多すぎたり、少なすぎたりするのを防ぐことができます。ただ、春野菜は水分を多く含んだものが多く、煮ているうちに水分が結構出るので、春野菜を使う場合は、少し水分を控えた方がよいかもしれません。

うど+さばの水煮の味噌汁

うど+さばの水煮の味噌汁

具は、うど、さばの水煮とひらたけです。さばの水煮は加熱済みだし、うどとひらたけも火の通りが早いので、水から火をかけて、沸騰したころには、具はほとんど煮上がっています。

味噌を入れてから、さらに少し煮ると、味噌の味がうどに染み込み、とてもおいしくなりますよ。

新たまねぎ+ベーコンの味噌汁

新たまねぎ+ベーコンの味噌汁

新たまねぎと、ベーコンがメインの味噌汁です。「味噌汁にベーコン!?」と思うかもしれませんが、これがとても合うのです。

手に入るようでしたら、ベーコンはきちんと燻煙されたものを使うと、スモークの香りが味噌汁に広がって、なんとも芳醇な香りを楽しむことができます。

たもぎ茸があったので、味と食感の追加を期待して入れました。春野菜でもあるスナップエンドウは、沸騰してから入れました。

パンにも合う味噌汁です。

春キャベツ+チーズの味噌汁

春キャベツ+チーズの味噌汁

春キャベツとチーズ、それに中途半端に残っていた大根とニンジンを入れました。

大根とニンジンは、できるだけ春キャベツと同じタイミングで煮上がるよう、薄く切ったり、細く切ったりして入れるといいですよ。

チーズの種類はお好みで。プロセスチーズは、加熱しても形が残るので、チーズの存在感を楽しむことができます。ナチュラルチーズは、煮ているうちに汁にとけてしまいますが、味噌との「発酵食品」のハーモニーを、汁で味わうことができます。

ちょっと物足りない!?と思ったときのお助け食品

ちょっと物足りない!?と思ったときのお助け食品

でき上がり近くなって、何かものたりないかな……というときに、よく追加するのが写真の食品です。

特に松山あげは、サクサクフワフワの独特の食感が好きで、また、油抜きの必要がなく、袋から直接鍋に入れられる手軽さもあって、よく使います。

きちんとだしを取ることはもちろん大切ですが、とらなくても、素材の持つうまみだけで十分おいしい味噌汁ができます。時間がないときは「料理が大変」となってしまいがちですが、そんなときこそ、春野菜の入った具だくさんの味噌汁の出番ですよ!

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