「保管すべき書類」と「あったら便利な書類」

「保管すべき書類」と「あったら便利な書類」

保険を契約すると、いろいろな書類を受け取ります。

契約手続きの際に担当者から渡された書類をとりあえずファイルに入れて、後日郵送された「保険証券」をファイルに追加し、1年後に郵送された「ご契約内容のお知らせ」をファイルに入れる。そのうちファイルからあふれて、なんだかわからなくなる……。

こんな状況になっていませんか?

そこで、書類を整理をしていきましょう。

1、必ず保管すべき書類
・保険証券
・約款(ご契約のしおり)
・告知書控え
この3つは必ず手元に残しておきましょう。

2、「あったら便利な書類」
・設計書
・ご契約内容のお知らせ
保険内容が図やグラフで書かれているので、わかりやすいですね。


まず個人ごとに分けます

まず個人ごとに分けます

「誰のための保険契約?」という視点で分けます。

保険契約には、3人の人物が登場します。
1.契約者:保険料を支払う人
2.被保険者:保険の保障の対象者
3.受取人:保険金を受け取る人

「誰のため」にあたる部分は「被保険者」です。
被保険者ごとに保険書類を分けます。

夫・妻・子(子供ごと)・家
この4つに分類できますね。

保険契約ごとに
・保険証券
・約款(ご契約のしおり)
・告知書控え
必要に応じて、設計書やご契約内容のお知らせを残します。

上記以外は捨てても大丈夫です。
心配ならば期限を決めて別の場所に保管し、期限後破棄しましょう。

つぎにクリアファイルにしまいます

つぎにクリアファイルにしまいます

個人ごとに分けた書類のうち約款以外をファイルにしまいます。

ファイルはどのようなものでもかまいませんが、パッと見て「○○のファイル」とわかるものがおすすめです。
保険のファイルが活躍するのは、家族の誰かに何かがあったとき。緊急を要する、あるいは気が動転している可能性があります。

「パッとみて、スッと手に取れる」。これがポイントです。

約款はファイルにしまいません。保険会社によってサイズもまちまちですし、とてもかさばります。また実際に活躍する場面はほとんどありませんので、不便なところに収納しても問題ありません。

実家の場合はこんな感じです

実家の場合はこんな感じです

【1つのひきだしに4つのファイル】

ブルー:父親の保険契約書類
ピンク:母親の保険契約書類
グリーン:家の保険契約書類
オレンジ:私(長女)の保険契約書類(コピー)及び銀行口座・証券会社口座一覧

【ファイル管理の効果】

1.高齢な親が負担を感じない
年に数回送られてくる保険会社からの手紙、いままではすべて封を開けファイルに閉じこんでいました。今は送られてくる手紙は内容を確認したら、すぐ捨てる。自分で判断ができるようになりました。※迷う時は封筒に入れて引き出しに入れるようにと伝えてあります。

2.ときどきチェックするだけでOK
私が実家に帰ったときには、引き出しを確認します。判断に迷った保険会社からの手紙が時々入っていますが、10分程度でチェックができます。

3.情報共有ができた
もっと大きい効果は、お金に関する情報(保険・金融機関口座等)の共有化。
私と両親は一緒に住んでいませんので、お互い何かあったときにすぐ対応できるような管理が必要です。実家には私の情報、我が家には両親の情報がすぐに取れだせる状態になっています。
また、電話で「ピンクのファイルに入っている保険会社に電話をして!」と私が指示をすることもできます。


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