モモンガの飼い方は?ペットとして人気の種類や値段、寿命やムササビとの違いも解説!の画像01

「モモンガの飼育に挑戦してみたい!」と考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、モモンガの飼い方について詳しく解説。モモンガの中でも特に人気が高い「フクロモモンガ」を中心に取り上げていきます。
値段や寿命、飼育する際の注意点も紹介するので、ぜひ最後まで目を通してみてください。



モモンガには2種類のタイプが存在する

実は、「モモンガ」と呼ばれる生き物には2種類のタイプが存在します。呼び名は同じですが、全く別の生き物です。
それぞれのモモンガについて詳しく説明していきます。

1.有袋類のモモンガ

まず1つ目が「有袋類(ゆうたいるい)」のモモンガです。
有袋類とは、子を育てる袋(育児嚢)をもつ生き物の総称。子は発育不完全な状態で産まれ、母親の下腹部にある育児嚢の中で成長します。
コアラやカンガルーなどが有名ですね。
有袋類のモモンガはさらにいくつかの種類にわかれますが、日本でペットとして飼育できるのは「フクロモモンガ」だけです。

2.げっ歯類のモモンガ

2つ目が「げっ歯類」のモモンガです。
げっ歯類とは、一生歯が伸び続ける動物の総称で、歯の長さを適切に維持するためにさまざまなものをかじります。
ハムスターやリス、ネズミなどがげっ歯類です。
げっ歯類のモモンガは40種類以上存在しますが、ペットとして飼育可能なのは「アメリカモモンガ」のみ。
飛膜を広げて滑空できるところは、有袋類のモモンガと同じです。

フクロモモンガの特徴

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それでは、モモンガの特徴をさらに詳しく見ていきましょう。今回は、ペットとして最も人気が高い「フクロモモンガ」に焦点を当てます。

1.夜行性である
2.雑食である
3.鳴き声のバリエーションが豊富
4.体臭が強い
5.人慣れしやすく活発な性格である
6.皮膜を広げて飛ぶ

モモンガをペットとして迎え入れる前に、主な特徴を把握しておきましょう。

1.夜行性である

フクロモモンガは、夕方から夜にかけて活動する夜行性です。
野生では木の穴などに巣をつくり、昼間はそこで寝て過ごします。暗くなると餌を求めて動き出すので、飼育下でも触れ合いやご飯タイムは夕方以降に設定してください。
人間とは生活リズムが違うので、飼育ケージの置き場所には工夫が必要です。

2.雑食である

野生のフクロモモンガは雑食です。特に昆虫類を好んで食べますが、爬虫類や鶏の雛を食べる場合もあります。
樹液や果汁、花粉などからも栄養を補給するので、木や果物の皮を剥ぎやすいように前歯が伸びているのが特徴。
飼育下のモモンガには専用フードを与えます。

3.鳴き声のバリエーションが豊富

フクロモモンガは鳴き声で感情を表現するので、鳴き声のバリエーションが豊富です。
代表的な鳴き声と意味を以下の表にまとめました。

鳴き声 意味
プクプク うれしい、機嫌が良い
シューシュー 甘えている
ワンワン 寂しい、心細い
カチカチ 怒っている、威嚇している

鳴き声の意味を理解していれば、よりフクロモモンガと距離を縮めやすくなりますよ。
また、フクロモモンガは夜行性なので、夜に鳴くことも多いです。アパートに住んでいる場合、騒音トラブルにならないように注意しましょう。

4.体臭が強い

モモンガは比較的体臭が強い生き物です。臭いでコミュニケーションをとったり、縄張りを判断したりします。
臭いを生み出す臭腺(しゅうせん)はおでこや胸元にあり、大人になるにつれて臭いは強くなります。臭いが気になる方は、飼育ケージの掃除や部屋の換気をこまめに行いましょう。

5.人慣れしやすく活発な性格である

人慣れしやすい性格が、フクロモモンガの1番の魅力だといえるでしょう。愛情深く接していると、強い信頼関係を築けます。
また好奇心も旺盛で、おもちゃを使って遊んだり部屋の中を散歩したりするのも大好き。
ただし警戒心は強めなので、距離はゆっくりと縮めていきましょう。

6.飛膜を広げて飛ぶ

モモンガは、4本の足の間に飛膜(ひまく)がある生き物です。野生のモモンガは飛膜をマントのように広げて、木から木へと滑空しながら飛び移ります。
鳥のように羽ばたけるわけではないので滑空できる距離には限界がありますが、100m以上滑空する場合もあるようです。

ペットとして人気のフクロモモンガ6種類と値段相場

フクロモモンガのカラーバリエーション6種類と値段相場を紹介します。

1.スタンダードグレイ
2.リューシスティック
3.モザイク
4.ホワイトフェイスブロンド
5.クリミノ
6.プラチナ

フクロモモンガの飼育に挑戦してみたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

1.スタンダードグレイ

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最も一般的なカラーが「スタンダードグレイ」で「ノーマル」と呼ばれる場合もあります。
被毛は全体的に濃いめのグレー~薄い茶色で、頭の先から尾にかけて1本の黒い縞模様があるのが特徴。
お腹側の被毛はクリーム色で、目は黒色です。
ペットショップでは1万円前後の値段で販売されています。

2.リューシスティック

ノーマルの次に人気が高いのが「リューシスティック」。被毛が全体的に白いので、くりくりとした黒い目が印象的です。
体内で合成される色素の量が少ないため、グレー・黒の色が表出しなくなったと考えられます。
被毛の色は個体によって少しずつ違い、白い子もいればクリーム色の子も存在しますよ。
ペットショップでの値段相場は4万円〜7万円程度です。

3.モザイク

スタンダードグレイと似ていますが、お腹以外の体の一部に白い毛色が入っている個体が「モザイク」です。猫でいう「ブチ柄」と同じですね。
白い毛色が入っている部分は個体によって違うので、同じモザイクでも一匹ずつ印象が違います。
ペットショップでの値段相場は2万円~5万円程度です。

4.ホワイトフェイスブロンド

スタンダードグレイのモモンガに見られる、耳の下から顎にかけての模様がないモモンガが「ホワイトフェイスブロンド」です。
スタンダードグレイに比べると全体的に明るいカラーで、模様がない分エキゾチックな顔立ちに見えます。
ペットショップでの価格相場は2万円〜6万円程度です。

5.クリミノ

グレーベースに黒い模様ではなく、クリーム色ベースに薄茶色の模様がある個体が「クリミノ」です。目はガーネット色をしています。
目や模様を黒くする「メラニン色素」が遺伝的に欠損しているので、光に弱く、視力が悪い傾向にあるのが特徴。
希少価値が高く、ペットショップでは5万円〜8万円程度で販売されています。

6.プラチナ

明るい銀色の被毛をもつモモンガが「プラチナ」です。背中の縞模様は黒色ではなくグレーがかった茶色で、太さは他の種類と比べて細い傾向にあります。
プラチナも希少価値が高い種類で、ペットショップでは4万円~7万円程度で販売されています。

フクロモモンガの飼育に必要なもの

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モモンガの飼育に必要なものを紹介します。

・飼育ケージ
・床材
・寝床
・登り木・遊具
・餌入れ
・給水器
・温度計
・保温器具
・ペットシーツ
・キャリーケース

他にも必要なものは色々と出てきますが、まずは上記の10アイテムを揃えておくようにしましょう。

飼育ケージ

モモンガが安心して過ごせる飼育ケージを用意しましょう。
体は小さいですが、活発に動き回るのがモモンガの特徴。特に野生のモモンガは木の上に巣を作るので、高さ60㎝以上のケージが理想です。
金網製やアクリル製など、さまざまな素材の飼育ケージが販売されています。それぞれにメリット・デメリットがあるので、慎重に検討しましょう。

床材

飼育ケージの底には床材を敷きます。主な床材と使用するメリットを以下にまとめました。

・ペットシーツ…掃除がしやすい
・牧草…アレルギーが出にくい
・木製チップ…防臭効果がある

モモンガの好みやお世話のしやすさなどを考慮して選んでみてください。

寝床

モモンガの睡眠時間は18時間程度だといわれています。安心して眠れるように、寝床を用意してください。
野生のモモンガは木に穴を掘って生活しています。なるべく野生の環境に近付けるために、吊るすタイプの寝床を選びましょう。
ハンモックタイプや三角テントタイプなど、さまざまな寝床が販売されていますよ。

登り木・遊具

モモンガは活発で遊ぶのが大好きな生き物です。ケージ内に登り木を設置したり遊具を用意したりして、楽しんで過ごせる環境をつくってあげましょう。
適度な運動はストレス解消にもつながります。

餌入れ

餌入れは、モモンガのサイズに合ったものを選びましょう。軽すぎるとモモンガがひっくり返してしまう可能性があるので、陶器製などある程度重さのあるものが理想です。
野生のモモンガは木の上で食事をするので、餌入れもケージ内の高い場所に置くようにしましょう。

給水器

いつでも新鮮な水が飲めるように、給水器を用意します。置き型タイプのものだと水が汚れやすいので、ケージに取り付けるボトルタイプのものがおすすめです。

温度計

飼育適温を保てるように、温度計は必ず設置しましょう。特に幼いモモンガは体温調節が苦手なので、こまめな温度管理は必須です。

保温器具

モモンガは寒さに弱い生き物なので、保温器具を用意しておきましょう。
保温電球タイプやパネルタイプのヒーターがおすすめです。ヒーターのコードをかじってしまう可能性があるので、コードの置き場所には注意を払ってください。

キャリーケース

モモンガを動物病院に連れて行く際には、キャリーケースが必要です。通気口がある小動物用のものを用意しておきましょう。
モモンガは警戒心が強いので、キャリーケースに慣れるまでには時間がかかります。ケージを掃除するときにはキャリーケースに移動させるなどして、普段から慣らしておいてください。

フクロモモンガにはどんな餌を与えれば良いの?

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野生のフクロモモンガは昆虫を好んで食べますが、飼育下で野生の食事を再現するのは難しいです。栄養バランスが整ったフクロモモンガ専用フードが販売されているので、必ず購入しましょう。
副食やおやつとして野菜・果物を与えてあげると、フクロモモンガも喜びます。ただし、与えすぎは肥満の原因になるので、量には気をつけてください。
また、玉ねぎやにんにく、チョコレートは食べると中毒症状を引き起こします。絶対に与えないようにしましょう。

フクロモモンガの飼い方のポイント

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フクロモモンガの飼い方のポイントを5つ紹介します。

1.ケージを定期的に掃除する
2.皮膚を清潔に保つ
3.こまめに爪を切る
4.適度に日光浴をさせる
5.飼育適温を保つ

フクロモモンガを初めて飼育する方は、しっかりとポイントをおさえておきましょう。

1.ケージを定期的に掃除する

ケージは定期的に掃除して、清潔な環境を保ちましょう。
フクロモモンガはトイレのしつけができないので、ケージ内のさまざまな場所で排泄します。糞尿の臭いも強く、放置すればすぐにケージが汚れてしまうでしょう。
特に床材のこまめな掃除は必須です。ペットシーツの場合は1日に1回交換し、木製チップなら汚れた部分を取り除きます。
飼育ケージ全体の掃除は、月に1回を目安に行ってください。

2.皮膚を清潔に保つ

フクロモモンガの皮膚は雑菌が増えやすいのが特徴。皮膚病を防ぐために、皮膚を清潔に保つようにしてください。
特に梅雨などの湿度が高い時期には注意が必要です。皮膚の臭いがきつくなってきたと感じたら、温かい濡れタオルやドライシャンプーなどでケアしてあげましょう。
皮膚病を予防するためには、ケージ内を清潔に保つことも大切です。

3.こまめに爪を切る

フクロモモンガの爪は細くて鋭いので、伸びると寝床の布などに引っかかりやすいです。大きな怪我につながる可能性もあるので、こまめに爪を切ってあげるようにしましょう。
ただし、深爪すると出血するリスクや、爪が短すぎるとモモンガの運動量が減ってしまう可能性も。加減が難しいので、自信がない飼い主さんには、動物病院で切ってもらう方法がおすすめです。

4.適度に日光浴をさせる

フクロモモンガは夜行性の生き物ですが、適度な日光浴が必要です。紫外線を浴びる量が足りないと、骨がもろくなったり変形したりする「骨粗しょう症」や「くる病」にかかりやすくなります。
ただし、直射日光を当てるのは避けましょう。やわらかい光が差し込む場所にケージを置いて、定期的に日光浴をさせてください。

5.飼育適温を保つ

フクロモモンガの飼育適温は24℃〜30℃です。
フクロモモンガは本来、オーストラリア大陸やニューギニア諸島などの暖かい地域に生息しています。日本の寒い冬は特に苦手なので、ヒーターなどを活用して常に飼育適温を保つようにしましょう。
また逆に、夏場は暑すぎると熱中症になってしまう危険性があります。冷房を使用して、快適な温度を維持してください。

フクロモモンガの寿命とかかりやすい病気

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フクロモモンガの飼育下での寿命は、8年前後だといわれています。しかし、中には10年〜12年ほど生きる子も存在するので、しっかりと健康管理を行えば長い期間を共に過ごせる生き物だといえるでしょう。
フクロモモンガがかかりやすい代表的な病気は以下の3つです。

1.自咬症
2.消化器系疾患(下痢)
3.白内障

フクロモモンガの長生きと健康のために、普段から予防しておきましょう。それぞれの病気について詳しく解説していきます。

1.自咬症

自分で自分の体を嚙んでしまう病気が「自咬症」です。症状がひどくなると、皮膚が裂けたり出血したりします。
主な原因は以下の3つです。

・寂しさからストレスを感じている
・体のどこかに不調を感じている
・外傷を負っている

まずは原因の特定が先決なので、放置せずに動物病院を受診しましょう。原因が炎症や外傷である場合は薬で治療しますが、ストレスが原因の場合は飼育環境の改善が必要です。
自咬症の予防のためにも、普段からモモンガとコミュニケーションをとり、寂しい思いをさせないように心がけましょう。

2.消化器系疾患(下痢)

フクロモモンガは消化器系疾患(下痢)にかかりやすい生き物です。原因には以下のようなものがあります。

・感染症にかかっている
・ストレスを感じている
・餌や床材などによるアレルギー
・ケージ内の温度が適切ではない

サルモネラ菌や胃回虫に感染している昆虫を捕食すると、モモンガも感染症にかかってしまいます。外で捕まえてきた昆虫は与えないようにしましょう。
消化トラブルや下痢は、精神的・身体的に何か負担がかかっている証拠です。原因を特定するためにも、早めに動物病院を受診してください。

3.白内障

モモンガは目が大きいので、白内障を発症しやすい生き物です。目が段々と白く濁りはじめ、進行すると失明します。
年齢や炎症、栄養の偏りや遺伝など、原因はさまざまです。発症すれば完治は難しく、進行を遅らせる治療を行います。
早めの治療が大切なので、異変を感じたらすぐに動物病院を受診しましょう。

フクロモモンガを飼う際の注意点

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フクロモモンガを飼う際の注意点を5つ紹介します。

1.脱走に注意する
2.運動不足はストレスになる
3.便臭や体臭が強い
4.大きな音をたてないようにする
5.動物病院を探しておく

注意点を把握していないと、怪我や事故の原因をつくってしまうかもしれません。
しっかりと確認しておきましょう。

1.脱走に注意する

フクロモモンガは動きが早いので、脱走させてしまうと追いかけるのは困難です。部屋の中を散歩させるときは、窓や扉を閉め切って脱走を防止しましょう。
また、日光浴をさせるために屋外に連れ出すのもNGです。脱走だけではなく、寄生虫や感染症などのリスクもあります。
脱走させてしまうと、モモンガは外の気温変化に耐えられず、命を落としてしまうでしょう。大切な家族を守るために、脱走には細心の注意を払ってください。

2.運動不足はストレスになる

フクロモモンガは運動量が多く活発な生き物です。狭いケージの中に常に閉じ込めてしまうと、運動不足でストレスが溜まってしまいます。
定期的にケージから出して、部屋の中を散歩させてあげましょう。
遊ぶのが大好きなモモンガにとっては、飼い主さんとの触れ合いも楽しみの一つです。毎日一緒に遊ぶ時間をつくって、信頼関係を築いていきましょう。

3.便臭や体臭が強い

先述したとおり、フクロモモンガは臭いが強い生き物です。特にオスは縄張り意識が強いので、便臭や体臭が気になってしまう飼い主さんは多いでしょう。
モモンガの臭いを軽減させる方法には、以下のようなものがあります。

・床材をこまめに取り替える
・部屋の換気をする
・脱臭効果がある空気清浄機を置く

上記の対策を行っても臭いを完全に取り除くことはできないので、家族全員でしっかりと相談してからモモンガを迎え入れるようにしましょう。

4.大きな音をたてないようにする

フクロモモンガは警戒心が強く、音に敏感な生き物です。大きな音を立てると気を失ったり、最悪の場合は命を落としてしまう危険性も。
モモンガがリラックスして過ごせるように、静かな環境づくりを心がけましょう。

5.動物病院を探しておく

フクロモモンガを診てくれる動物病院を、事前に探しておきましょう。
犬や猫の診察しか請け負っていない動物病院は多いです。急を要する事態になったときに動物病院を探していると、手遅れになってしまうかもしれません。
フクロモモンガの受診が可能な動物病院を、いくつか見繕っておきましょう。

モモンガとムササビの違いは?

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モモンガと非常によく似ている動物として、ムササビが挙げられます。
ムササビは、リス科ムササビ属に分類される生き物です。モモンガと同じように、飛膜を広げて滑空します。
「最も大型のリス」といわれており、全長は70cm~80cm。飛膜を広げたときの大きさが、モモンガはハンカチ程度、ムササビが座布団程度の大きさだと覚えておきましょう。
目の位置も少し異なり、モモンガの目は顔の横側についていますが、ムササビの目は正面についているのが特徴。立体視に長けており、樹上の生活に適しています。

モモンガに関するよくある質問

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モモンガに関するよくある質問3つに回答します。

1.モモンガの英語表記は?

モモンガは英語で「flying squirrel」と表記します。直訳すると、「飛んでいるリス」です。
モモンガの中の1つであるフクロモモンガは、「sugar glider」と表記します。

2.フクロモモンガを多頭飼いしても大丈夫?

フクロモモンガは本来群れで生活している生き物なので、社会性が高い傾向にあります。飼育下での多頭飼いも可能です。
複数匹お迎えする場合は、いきなり同じケージに入れるのではなく、徐々に顔合わせを行っていきましょう。
モモンガのオスは縄張り意識が強く喧嘩してしまう可能性があるので、メス同士、またはオスとメスの多頭飼いがおすすめです。

3.モモンガを散歩させた方が良い?

フクロモモンガは活発な生き物なので、定期的に部屋の中を散歩させてあげましょう。夕方から明け方にかけての時間帯がおすすめです。
脱走や感染症のリスクがあるので、屋外での散歩は避けましょう。

インスタグラムの投稿からかわいいモモンガを紹介!

最後に、インスタグラムの投稿からかわいいモモンガを紹介します。
モモンガの魅力を堪能してください。

フクロモモンガのシェリーちゃん

カーテンにつかまってウインクしているシェリーちゃん。なんて可愛いんでしょう!
ウインクは飼い主さんに教えてもらったのかな?
人間が「かわいい!」と思うポイントをしっかりおさえてますね~~!もっといろんな表情が見てみたいです。

フクロモモンガのとのちゃん

お気に入りのお家に入りながらこちらを見つめているとのちゃん。
くりくりした目ときょとんとした表情がたまらなく可愛いです!
右に見えている白いフワフワはしっぽかな?ついつい触りたくなってしまいますね〜!

フクロモモンガのピーターくん

上目遣いでこちらを見つめるピーターくん。
表情はもちろん、横に添えている手までかわいいです!
こんな表情でおねだりされたら、沢山おやつをあげたくなってしまいますね~!

愛らしいモモンガを家族に迎え入れてみよう!

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フクロモモンガの飼い方について詳しく説明しました。
可愛らしい顔と人懐っこい性格で、ペットとして人気を集めているモモンガ。「ペットを飼いたいけど、家の中がそこまで広くない」という方には、手のひらサイズのモモンガはぴったりです。
ただし、臭いや鳴き声、飼育費用など考慮すべき点はいくつかあります。本記事を参考にしつつ、家族みんなでしっかりと相談してから迎え入れるようにしましょう。

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