今回は、先負の意味ややってはいけないこと、縁起のよい時間帯を解説します。
大事なイベントのために、縁起について把握しておきたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
先負の縁起の良さを気にするかアンケート結果もご紹介します!
先負を気にする方の割合を知りたい方は、要チェックですよ!
- 先負ってどんな日?読み方と意味
- 先負を含める「六曜」とは
- 先負と他の六曜との比較
- 先負に行ってもよいこと
- 先負にやってはいけないことの具体例
- 先負に関する注意点
- 先負を気にしない人は多い?先負について100人にアンケート!
- 先負にお祝い事をするなら午後がおすすめ!
先負ってどんな日?読み方と意味
先負は「先んずれば負ける」という意味で、何事も先に急いではいけない日です。
そのため、焦らず慌てずゆったりと過ごすのがよいでしょう。
読み方は「せんぶ」が一般的ですが
・せんぷ
・さきまけ
・せんまけ
など、地域によってさまざまな種類があります。
なお、先負には「負」という字が入っているので、勝負事には向かない日と考えられていますよ。
先負で縁起のよい時間帯
先負で縁起のよい時間帯は「午後」です。
先負の「先」は午前中を意味しており、午前中は凶で午後は吉となります。
午後の定義にはいくつか説があり
・正午で区切り、昼の12時以降が午後となる
・午後2時までを午前とし、それ以降を午後とする
上記のような考え方があります。
基本的には午前12時以降に行動して問題ありませんが、気になる場合は午後2時以降にアクションを起こすのがおすすめです。
先負を含める「六曜」とは
そもそも先負とは、六曜(ろくよう・りくよう)のひとつです。
六曜は日にちの吉凶を占う指標で、6つの種類があります。
参考として、六曜における時間帯ごとの吉凶を、以下の表にまとめました。
午前 | 午後 | |
---|---|---|
大安(たいあん) | 吉 | 吉 |
友引(ともびき) | 吉 ※11~13時(正午)のみ凶 |
吉 |
先勝(せんしょう) | 吉 | 凶 |
先負(せんぶ) | 凶 | 吉 |
赤口(しゃっこう) | 凶 ※11~13時(正午)のみ吉 |
凶 |
仏滅(ぶつめつ) | 凶 | 凶 |
上から順に縁起がよい日となっており、大安が最も縁起がよく、次に祝い事に向いているのが友引です。
逆に、仏滅は一日中「凶」となるため、お祝い事では避けられる傾向にありますね。
六曜の中で真ん中辺りに位置する先負は、運気がよくも悪くもありません。
「先負だから別日を選ばないと……」と考える必要はありませんが、運気を気にする方は大安や友引を選ぶと、より前向きな気分になれるでしょう。
なお、先負のOK・NG行動については「先負に行ってもよいこと」や「先負にやってはいけないことの具体例」にて詳しく解説します。
先負と他の六曜との比較
ここからは、先負と他の六曜を比較してみましょう。
・六曜が重視されるシーン
・先負と先勝はどちらのほうが縁起がよい?
・先負・仏滅はどちらを避けるべき?
ひとつずつ見ていきます。
六曜が重視されるシーン
六曜が重視されることの多いシーンを、いくつかピックアップしました。
・結婚式や入籍などの祝い事
・お通夜や法事、お葬式
・引っ越しや移転
・開業や開店
・大きな商談
・勝負事
上記のような大事なイベントでは、六曜が意識されるケースが多いです。
「財布は大安の日に使い始める」などの独自ルールを持っている方もいますね。
大切なイベントは、少しでも成功する確率を上げたいものです。
勝負事が失敗しないか不安なときは、縁起のよい日を選んで運気を味方に付けてみては。
先負と先勝はどちらのほうが縁起がよい?
先負と先勝で比較すると、先勝のほうが縁起がよいと言われています。
基本的には、六曜を縁起がよい順番にすると「大安→友引→先勝→先負→赤口→仏滅」となります。
先勝は2番目、先負は3番目なので「先勝のほうが吉」となるのです。
先勝は「先んずれば即ち勝つ」という意味で、午前中は吉で午後は凶となる日。
先負と時間帯による吉凶が反対になるのが特徴です。
先勝に行動を起こすなら、午前中までに片付けると運気アップをねらえるでしょう。
先負・仏滅はどちらを避けるべき?
仏滅は一日を通して凶となるので、先負と仏滅で迷った際は「先負」を選択するのがおすすめです。
そもそも「仏も滅する日」という考えから、仏滅と呼ばれているんだとか。
悪いイメージが強い日ではありますが、「悪縁を断ち切り新たなスタートを切る日」という考え方もありますよ。
お祝い事では避けられることが多いものの、最近では気にしない人が増えています。
「新しく始まる日」とポジティブに捉え、結婚式や引っ越しをするケースは少なくありません。
大安や友引よりも人気が低いため、式場や引っ越し業者の予約を取りやすいというメリットもあります。
先負に行ってもよいこと
先負に行ってもよいことを5つご紹介します。
・結婚式や入籍などのお祝い事
・引っ越しや転入届
・自動車の納車
・お宮参りや合格祈願
・お葬式や法事
以下で詳しく説明しましょう。
結婚式や入籍などのお祝い事
先負は特に縁起が悪い日ではないので、結婚式や入籍などのお祝い事を行っても大丈夫です。
気になるようであれば、運気が吉となる午後からアクションを起こしましょう。
「負」の字から「先負=縁起の悪い日」というイメージを持っている方がいます。
そのため、大安や友引よりも希望日に予約が取りやすかったり、受付窓口が空いていたりしますよ。
ただし、結婚式や入籍は親族にも関係する行事です。
二人の意思が最優先ではありますが、六曜を気にする親族がいる場合は、きちんと話し合うことが大切。
「〇〇は大安の日を選ぶので」や「✕日が大事な記念日なので」など、お互いが納得できるポイントを探してみてくださいね。
引っ越しや転入届
大安などのお日柄のよい日を、新生活のスタート日に選ぶケースは多いですが、先負に引っ越し・転入届を進めても問題ありません。
可能であれば、午後から引っ越し作業を始めるとよいですね。
先負は平穏に過ごすのが吉とされる日。
直前にバタバタと荷造りをしないように、できるだけ準備は前日までに済ませておくと安心です。
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自動車の納車
先負は、勝負に関わる行事は避けるべきと考えられています。
自動車の納車は勝ち負けに関係のない契約のため、先負に手続きを進めてOKです。
逆に、勝ち負けのある契約交渉や訴訟は、先負でない日のほうがスムーズに進むかもしれません。
お宮参りや合格祈願
お宮参りや合格祈願も、先負に行ってよいことのひとつ。
「縁起のよい日に行きたいけれどスケジュール調整が難しい」と悩んでいる方もいますよね。
その場合は、凶となる午前中を避け、午後から予定をスタートしましょう。
お葬式や法事
お葬式や法事で先負を避ける必要はありません。
縁起の良し悪しはお葬式・法事に関係しないため、どの時間帯でも行えます。
ただし、親族が関わる行事では、認識の違いから思わぬトラブルになることも。
日程に関して心配なときは、先負でも問題ないかを周囲の方に確認しておきましょう。
縁起がよいとされる「友引」ですが、弔事に関しては避けられます。
なぜなら「友を引く=友もあの世に一緒に連れていく」と連想されているからです。
先負にやってはいけないことの具体例
先負にやってはいけないことの具体例は、以下の通りです。
・大きな試合
・勝負にまつわる契約や訴訟
・宝くじの購入
先負は争い事・勝負事を避けるべき日。
重大な試合や訴訟は、先負でない日を選ぶのが無難ですね。
勝負に関係するので、宝くじの購入も向いていません。
先負の日は、心穏やかに過ごせるようなスケジュールを組むのがポイントです。
先負に関する注意点
先負に関する注意点を、いくつかご紹介します。
・午前と午後で運気が異なる
・縁起が気になるときは午後から行動する
・争いごとや勝負ごとは避ける
先負は時間帯によって運気が変化するので、行動するなら午後からがおすすめ。
争いごとや勝負ごとを避け、心穏やかに過ごすように意識してみてください。
運気を気にするならば、こちらの記事も要チェックです!
一粒万倍日はいつ?【2024〜2025年】吉日にすると良いことや最強開運日を紹介
先負を気にしない人は多い?先負について100人にアンケート!
最後に先負にまつわるアンケート結果をご紹介するので、参考にしてみてください。
100人にアンケートしたところ、六曜(先負や大安、仏滅など)に関して
・気にすると回答した人……46人
・気にしないと回答した人……54人
上記の結果となりました。
気にする人もいますが、わずかに「気にしない」派が上回りました。
また「周囲の人は六曜を気にしますか?」という質問に対しては
・気にする人が多い……22人
・気にする人はいるが多くはない……56人
・気にする人はいない……22人
と「気にする人はいるが多くはない」と答えた人が多かったですね。
これらのアンケート結果から、先負を気にする人は少ない傾向にあるようです。
それでは、先負を「気にする」と答えた人の意見をチェックしてみましょう。
ある程度自由がきいて、縁起をかつぎたい際(新しいものをおろすときや抽選の申し込むときなど)に気にします。 あえて無視をして失敗したら、後悔すると思うので。 ラビット・東京都・30代・男性
冠婚葬祭の実施に関しては、六曜を気にしています。 六曜を気にする人が周囲にいるので、最低限の配慮ですね。 QWEbar・神奈川県・60代以上・男性
気にするというよりは、せっかくならば縁起がよい日を選びたいと思います。 自分の気持ちがポジティブになるので。 YUN・京都府・30代・女性
財布を新調するときは、六曜を気にします。 縁起がよい日のほうが、お金がたまる気がしますね。 よー・大阪府・40代・女性
親が多少気にしていたので、自分も自然と気にするようになりました。 厳密に気にして行動するわけではありませんが、めでたいイベントでは仏滅を避けて、大安を選んでいます。 もっちー・兵庫県・40代・女性
対して「気にしない」派の意見は、次の通りです。
縁起の悪い日を選んだからといって、経験上何かよいこと・悪いことが起こったことがないから気にしません。 きつねうどん・神奈川県・40代・男性
おまじないとか占い程度のものだと思っています。 何かある日が大安だったら「ラッキー」ぐらいには思いますが、六曜を気にして物事の日付を決めたりはしませんね。 mnty・埼玉県・30代・男性
六曜を気にしても何かが変わるわけではなく、大事なのは自分で行動したり努力したりすることです。 日付の吉凶を気にし過ぎると、ストレスになってしまうのではないでしょうか。 あやっちまん・奈良県・30代・女性
親が気にしていなかったので、自分も気にしていません。 えり・北海道・30代・女性
そもそも六曜の内容や由来を知らないので、気にしたことがありません。 はりー・佐賀県・20代・男性
先負にお祝い事をするなら午後がおすすめ!
今回は、先負の意味ややってはいけないこと、縁起のよい時間帯を解説しました。
先負は「せんぶ」と読み、午後に運気が高まります。
「先んずれば負ける」と言われているので、勝負事との相性がよくありません。
ただし、先負は縁起が特別悪い日ではないため、お祝い事や引っ越しを行なっても大丈夫ですよ。
もしも不安なときは、午後から予定を入れるとよいでしょう。
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