今回は子どもから大人、高齢向けの言葉遊びをご紹介します。
言葉遊びのネタを探している方の参考になれば幸いです。
言葉遊びのルールや進め方を詳しくご紹介します!
言葉遊びについて知りたい方は、要チェックですよ!
- 言葉遊びとは
- 子ども向け!言葉遊びのネタ一覧
- 大人が盛り上がる言葉遊びのネタ一覧
- 高齢者が楽しめる言葉遊びのネタ一覧
- 子どもが言葉遊びをするメリット
- 高齢者が言葉遊びをするメリット
- 子どもから高齢者まで!言葉遊びで盛り上がろう
言葉遊びとは
言葉遊びとは、言葉を使って「音の響き」や「言葉のリズム」を楽しむ遊びです。
しりとりやなぞなぞ、連想ゲームなどが有名ですね。
「子どもの遊び」というイメージがあるかもしれませんが、大人や高齢者が楽しめるゲームもたくさんあります。
さらに、ほとんどの言葉遊びには道具がいりません。
ルールさえ覚えておけば、事前準備なしでスキマ時間に楽しめますよ。
子ども向け!言葉遊びのネタ一覧
子ども向けの言葉遊びのネタを、7つピックアップしました。
・しりとり
・なぞなぞ
・10回ゲーム
・連想ゲーム
・言葉集めゲーム
・たぬきゲーム
・私は誰でしょうゲーム
ひとつずつ見ていきます。
しりとり
誰もが一度は遊んだことのある、お馴染みの言葉遊び「しりとり」。
単語の最後の文字からはじまる単語を、順番に続けていくゲームです。
最後の文字が「ん」で終わる単語を言った人が負けです。
【進め方】
①順番を決める
②最初の単語を決める
③順番に単語をつないでいく
④「ん」で終わる単語を言った人が負け
なぞなぞ
「なぞなぞ」は問題文から答えを推測する言葉遊びです。
なぞなぞを聞きながら「なんだろう?」と考えるなかで、思考力や発想力が鍛えられます。
問題文を考えるのは難しいので、まずはお子さんが回答する側になるとよいでしょう。
慣れてきたら、お子さんと一緒になぞなぞを考えてみてください。
【なぞなぞの例】
①帽子のなかに住んでいる動物は何?
→牛(ぼ「うし」)
②逆立ちすると丸くなってしまうものは?
→車(「まるく」を反対から読むと車になる)
③栗は栗でも、すごく驚いている栗は?
→びっくり(びっ「くり」)
④あるのにないっていわれる果物は?
→梨(無し)
以下の記事では、面白いなぞなぞを多数紹介しています!
面白いなぞなぞ35選!簡単な問題からひっかけ問題までレベル別に紹介
10回ゲーム
「10回ゲーム」はお題を10回言ったあと、質問に正解できたら成功となります。
落ち着いて考えれば簡単な問題ですが、お題につられて、ついつい間違ってしまうのが面白いポイントです。
たとえば、「ピザ」を10回言ったあとに、ひじを指差しながら「ここは?」と聞きます。
「ひじ」と回答できれば成功ですが、お題に引っかかって「ひざ」と回答すれば失敗です。
【進め方】
①お題を10回連続で言ってもらう
②クイズに答えてもらう
「もっと10回ゲームを知りたい!」という方は、ぜひ以下の記事もチェックしてみてくださいね。
10回クイズ38選!子供向けから大人向けまで、ついつい引っかかる問題まとめ
連想ゲーム
「連想ゲーム」では、前の単語から連想されるワードをつなげていく遊びです。
お題が「バナナ」ならば、「バナナ→黄色→ひまわり→夏→扇風機」のように続けていきます。
前の人が答えた単語を聞いて、連想される言葉を素早く考えるのが難しいポイントです。
そして、単語を続けられなかった人の負けとなります。
【進め方】
①お題と順番を決める
②順番に沿って連想される言葉をつなげていく
③単語を続けられなかった人の負け
言葉集めゲーム
「言葉集めゲーム」は、名前の通りお題に合う言葉を見つけるゲーム。
お題のひらがな1文字に対して、その文字からはじまる言葉を考えます。
ゲーム中は子どもが見つけた言葉をメモしておき、後から見返した際に「こんなに集まったね!」とほめてあげましょう。
「もっといろんな言葉を知りたい」と、お子さんのやる気が高まるかもしれません。
【進め方】
①お題のひらがな1文字を決める
②その文字からはじまる言葉を探す
たぬきゲーム
「たぬきゲーム」は、単語から「た」を抜いて会話をする言葉遊びです。
たとえば、「たまごをかいました」と言うときは「まごをかいまし」となります。
「た」を言った人が負けとなり、最後まで言わなかった人の勝ちです。
自分が「た」を言わないように気を付けるのはもちろん、相手に「た」を言わせるような質問をすると、より一層盛り上がるでしょう。
【進め方】
①自由に会話する
②「た」を言った人が負け
③最後まで言わなかった人が勝ち
私は誰でしょうゲーム
「私は誰でしょうゲーム」とは、ヒントをもとに答えを推測するゲームです。
回答者は「はい」か「いいえ」で答えられる質問を繰り返し、出題者が考えているものを当てます。
具体的には、「あなたは動物ですか?」や「あなたは黒色ですか?」のような質問をします。
【進め方】
①出題者がお題を決める
②回答者は「はい」か「いいえ」で答えられる質問をする
③出題者は質問に対して「はい」か「いいえ」で答える
④質問を繰り返して答えを絞り込む
⑤回答者がお題を当てられたら成功
大人が盛り上がる言葉遊びのネタ一覧
大人が盛り上がる言葉遊びのネタは、以下の3つです。
・ワードウルフ
・カタカナ禁止ゲーム
・古今東西ゲーム
それぞれ進め方を詳しく説明していきます。
ワードウルフ
「ワードウルフ」は、人気の「人狼ゲーム」の言葉遊びバージョン。
みんなでお題についての話題で会話をして、少数派のお題を受け取った人(ワードウルフ)を見つけ出すゲームです。
専用のスマホアプリや市販のカードゲームを使ってもよいですし、紙にお題を書いて遊ぶこともできます。
お題は「かき氷」と「アイスクリーム」や、「電子レンジ」と「やかん」、「いちご」と「バナナ」のように、似たテーマで分けると楽しいです。
3人でゲームを行うとしたら、例えば1人が「アイスクリーム」、2人が「かき氷」という役割分担になります。
最初は、自分が多数派か少数派かがわかりませんが、会話をしながら推理していきます。
【進め方】
①お題を確認する
→各プレイヤーは自分のお題をこっそり確認します。他のメンバーがどのお題かはまだわかりません。
②制限時間を決める
→5〜10分程度に設定するのが一般的です。
③制限時間内で会話する
→自由に会話をして、相手が自分と同じお題か・違うお題かを探ります。
④投票する
→みんなで「この人がワードウルフだ!」と思う人に投票します。
⑤投票結果
→一番投票が多かった人が「処刑」されます。
⑥勝敗の決定
→処刑された人がワードウルフだった場合、多数派の勝ち。ワードウルフでなければ、少数派の勝ちです。
【例:かき氷 vs アイスクリーム】
Aさん、Bさん:かき氷
Cさん:アイスクリーム
※Cさんは少数派なので、周りの会話を聞いて自分が少数派だと気づくかもしれません。
Aさん:「今年、これ食べた?」
Bさん:「まだ食べてないよ~」
Cさん(心の中):「Bさん、アイス食べてた気がする…私の持ってるアイスクリームとは違うお題かも?」
最終的に、多数決でCさんが処刑され、Cさんがワードウルフだったので、AさんとBさんの勝ち!
このように、話し合いと推理を楽しむゲームです。
カタカナ禁止ゲーム
「カタカナ禁止ゲーム」は、会話の中でカタカナを言わないようにする言葉遊び。
「テレビ」や「ノート」、「シャツ」など……、日常会話で何気なく使っているカタカナワードが禁止されるので、意外と難易度が高いです。
カタカナ禁止の他にも、英語禁止や濁音禁止といったアレンジを効かせるのも面白いですね。
【進め方】
①自由に会話する
②カタカナを言った人が負け
③最後まで言わなかった人が勝ち
古今東西ゲーム
「古今東西ゲーム」は手拍子してリズムをとりながら、お題に沿ったワードを順番に答えていく遊びです。
「山手線ゲーム」と呼ばれるケースもありますね。
お題が「黄色いもの」なら
・バナナ
・レモン
・月
のように連想される単語を続けます。
リズムを乱したり、答えられなかったりした人が負けです。
【進め方】
①順番を決める
②お題を決める
③順番に言葉をつないでいく
④リズムを乱した人・答えられなかった人が負け
高齢者が楽しめる言葉遊びのネタ一覧
高齢者が楽しめる言葉遊びのネタを4つご紹介します。
・早口言葉
・逆さ言葉ゲーム
・ダジャレ
・アナグラム
ひとつずつ遊び方を説明していきます。
早口言葉
「早口言葉」は読みづらい文を早口で読む、定番の言葉遊びです。
途中で間違えることなく読めたら成功となります。
早口言葉の例を、いくつか見てみましょう。
【早口言葉の例】
①生麦、生米、生卵(なまむぎ、なまごめ、なまたまご)
②赤パジャマ、青パジャマ、黄パジャマ(あかぱじゃま、あおぱじゃま、きぱじゃま)
③隣の客は、よく柿食う客だ(となりのきゃくは、よくかきくうきゃくだ)
④庭には二羽、鶏がいる(にわにはにわ、にわとりがいる)
早口言葉については、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
早口言葉61選!子どもや高齢者と楽しむコツとメリットも解説【早口言葉は何歳からできる?】
逆さ言葉ゲーム
「逆さ言葉ゲーム」では、お題を逆さから読んで発音を楽しみます。
たとえば、「おさら→らさお」「ほうき→きうほ」のようになりますよ。
最初は2〜3文字のお題にして、少しずつ長い単語にチャレンジしてみましょう。
逆さ言葉ゲームでは単語を暗記した後、反対から読むとどのような言葉になるかを考えるため、記憶力や思考力の改善に効果的です。
【進め方】
①お題を決める
②反対から読んでもらう
③正しく反対から読めたら成功
ダジャレ
「ダジャレ」は、似た音の言葉をかけ合わせる言葉遊びです。
年齢を問わずに楽しめて、みんなで笑いながら取り組めるのが魅力。
面白いダジャレを共有するのもよいですし、自分で考えてみるのもおすすめです。
【ダジャレの例】
①電話にでんわ
②カバのカバン
③ネコがねころんだ
④ヒラメがひらめいた
⑤校長先生絶好調
面白いダジャレを探しているならば、以下の記事も要チェックです!
おもしろいダジャレまとめ!定番からセンスのいいダジャレまで紹介
アナグラム
「アナグラム」では、単語の中にある文字を入れ替えて、異なる意味の単語・文章を作り出します。
「並び替えクイズ」と呼ばれることもあり、文字数が増えるほど難易度が高くなります。
たとえば「おとがきこえる」なら、「おとこがきえる」のように並べ替えられますね。
【進め方】
①お題となる単語・文章を決める
②順番を入れ替えて、異なる意味の単語・文章を作る
子どもが言葉遊びをするメリット
子どもが言葉遊びをするメリットは、主に4つあります。
・語彙力が鍛えられる
・表現力が養われる
・コミュニケーション能力が育成される
・考える力が身につく
言葉遊びを通じて多種多様な単語に触れることで、子どもは新しい言葉を吸収できるでしょう。
日常会話では得られない言葉を知るきっかけとなるため、自然と語彙力が鍛えられます。
語彙力の向上に伴い、新しい表現・言葉がインプットされ、表現力が養われるのもメリットのひとつです。
言葉遊びは複数人で協力したり、会話をしながらルールを理解したりするので、コミュニケーション能力が育成される効果もありますよ。
また、ルールに沿って答えを考える過程で、思考力が身につくともいわれています。
高齢者が言葉遊びをするメリット
高齢者が言葉遊びをするメリットを2つご紹介しましょう。
・脳が活性化される
・口腔体操になる
言葉遊びを行うと、頭の中で「あれかな?」「これかな?」と思考を巡らせるので、脳の活性化につながります。
認知症予防として、言葉遊びを取り入れている介護施設も多いですね。
年をとるにつれて口腔機能は低下するものですが、放っておくと歯周病やドライマウスなどを引き起こします。
言葉遊びでは「単語を発する」ことで、舌の運動となり、唾液の分泌が促進されます。
そのため、口腔機能を高めたい方におすすめのレクリエーションです。
子どもから高齢者まで!言葉遊びで盛り上がろう
今回は子どもから大人、高齢向けの言葉遊びをご紹介しました。
子どもが言葉遊びをすると、語彙力が養われて表現力が向上します。
脳の活性化や口腔体操の効果も期待されるため、言葉遊びは高齢者にもおすすめです。
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