今回は、自主学習の目的や面白いネタを探すコツなど、自主学習に関することをまとめました。小学生の子どもを持つ保護者の方を対象に「自主学習に関するアンケート」を行いましたので、そちらに寄せられた体験談やエピソードもご紹介します。お子さまの自主学習ネタにお困りの方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
- 自主学習とは?
- 【体験談】自主学習での困りごと
- 【面白いネタを探すコツ】自主学習ネタの決め方
- 【学年別】おすすめの自主学習ネタ
- 【エピソード】自主学習の実例をご紹介
- 子どもが集中できる環境を整えよう
- 子どもが集中できる物件に引っ越すならニフティ不動産で見つけよう!
自主学習とは?
学校の授業以外で、自分で課題を見つけて取り組む学習を自主学習といいます。小学校では、宿題として出されることもあります。そもそも、自主学習の目的はどういったものなのでしょうか?自主学習の目的には、次のようなものが挙げられます。
【自主学習の目的】
・自ら学ぶ力を身に付ける
・学習することを習慣付ける
・得意分野を伸ばし、苦手分野を克服する
このような目的で行われる自主学習ですが、お子さまの自主学習に悩みを持つ方も多いようです。アンケートに実際に寄せられた声を見ていきましょう。
【体験談】自主学習での困りごと
自分でお題を決められない。または決めるのに時間がかかる。
けいけいさん、30代女性、主婦、宮城県
嫌々やっているだけで、身になっているように見えない。時間がめちゃくちゃかかる。
caltyさん、40代男性、会社員、愛知県
ゲームやスマホなど誘惑が多く、なかなか勉強をしないで困っていました。何をしたらいいのか、毎回聞かれて困っていました。
みのりさん、40代女性、主婦、北海道
教えてといわれても、学年が上がるにつれ難しくなり、教えられなくなってきています。
なおさん、30代女性、会社員、秋田県
机で勉強できない。
とんとんさん、30代女性、主婦、徳島県
自宅なので、もともと集中力があまりない分、すぐに他のことに気が散ってしまう。なかなか自主学習する環境を整え難い。どうすれば集中して学習がしやすいか悩んでいます。
たくまさん、40代男性、会社員、広島県
アンケートには、自主学習の内容に関する悩みや、学習する環境に関する悩みが多く寄せられました。お子さまが興味を持って取り組める自主学習ネタを見つけることや、自宅で学習に集中できる環境を整えることが解決につながりそうですね。
【面白いネタを探すコツ】自主学習ネタの決め方
自主学習を始める前に、まずは、お子さまが自分から学びたいと思える自主学習ネタを決めることが重要です。ここでは、面白い自主学習ネタを探すコツをご紹介します。
授業の内容から探す
その日習った内容を復習したり、明日学習する予定の教科を予習したり、授業の内容には自主学習ネタがたくさん隠れています。毎日の授業の中から自主学習ネタを探せば、アイデアがなくなることもありません。予習復習の習慣が付くと授業の内容もより深く理解できるので、成績アップにもつながるはずです。
好きなことから探す
よく食べるもの・好きなスポーツ・習い事など、お子さま自身が好きなことの中から自主学習ネタを探すのもおすすめです。身近なテーマであれば、スムーズに学習に取り組めます。野菜の産地を調べてみる、野球の打率や防御率の計算の仕方を調べてみる、英会話教室で話したことを書き出してみるなど、興味があることから自主学習ネタのヒントを見つけましょう。
日常の疑問から探す
日常のふとした疑問も、自主学習ネタになります。テレビを見ていて疑問に思ったこと、その日の天気で疑問に思ったこと、外を歩いていて疑問に思ったことなど、「なぜ?」「どうして?」と思うことが見つかれば早速調べてみましょう。本やインターネットを活用するのもおすすめです。
【学年別】おすすめの自主学習ネタ
すぐに真似できる自主学習ネタの一例を、低学年向け・中学年向け・高学年向けに分けてまとめました。自主学習ネタを決める参考にしてくださいね。
【小1・小2向け】低学年におすすめの自主学習ネタ
小学1年生・2年生のお子さまには、無理なく続けられる簡単なテーマがおすすめです。難しい内容や時間がかかるものでは、嫌気がさしてしまい継続できません。学校で習う国語や算数の中から、短い時間ですぐに終わる内容のものを選んでみましょう。
・日記を書く
・ひらがなの練習
・カタカナの練習
・漢字の練習
・数字を書く練習
【小3・小4向け】中学年におすすめの自主学習ネタ
小学3年生からは、理科・社会や外国語活動(英語)の科目も加わります。中学年になってから、自主学習の課題が出される学校も多いようです。この学年では、漢字や計算でつまずく子もでてくるので、自宅での学習習慣が重要になってきます。
・漢字の練習
・ローマ字の練習
・九九を復習する
・昆虫を調べる
・植物を調べる
・地図記号を調べる
【小5・小6向け】高学年におすすめの自主学習ネタ
小学5年生や6年生になると、学校の授業で学ぶ範囲も広がってきます。低学年・中学年から自主学習をしていれば、学習習慣が定着してくる頃ではないでしょうか。苦手な科目を自主学習に取り入れるほか、学校で習う教科以外のことをテーマにするのも面白いですね。
・ことわざを調べる
・四字熟語を調べる
・算数の公式をまとめる
・都道府県の名前を調べる
・世界の国の名前を調べる
・世界中の挨拶をまとめる
【エピソード】自主学習の実例をご紹介
小学生以上の子どもを持つ保護者の方々は、どのような自主学習をしてきたのでしょうか。「こんな方法が上手くいった」「こんな自主学習をした」など、ここでは実際にアンケート回答に寄せられた自主学習の実例をご紹介します。
日記帳やドリルを用意した
・ひらがな・カタカナの練習のために、日記帳を買いました。毎日楽しんで今日あった出来事を書いているので、文章力も付きそうです。
・市販の算数のワークを行いました。学校の宿題とは少し異なる問題もあるので、応用的な考えをするのに役立ったと思います。
・同じようなドリルでも色づかいやイラストなど、子どもにも好みがあるようです。本人と一緒に、本屋さんで実物を見てから選ぶようにしています。
・1回分が短時間で終わるドリルに変えたことで、隙間時間にも取り組めるようにしました。難しい問題や時間がかかる問題は、時間にゆとりのある土日にだけ取り組むようにしました。
自主学習のために、市販の日記帳やドリルを購入したという声がありました。市販のもので簡単に準備ができるので、すぐに始められそうです。ドリルの選び方や活用方法も、ぜひ参考にしたいですね。
タブレット学習やアプリでの学習を取り入れた
・タブレット学習は進んでやるので、一定の効果はありそうです。
・通信教育のタブレットで、マル付けまで自己完結できるようにした。タブレットはアラームを設定できたので、アラームがなったら始めるようになった。
・英語に興味を持ち自ら英語学習アプリで学んでいます。英語の力がついてきていますし、自己管理能力が向上したなと感じています。
タブレット学習を取り入れたという声もありました。タブレットやアプリを使った学習は、お子さんが楽しみながら学習できる点がメリットです。何よりも、お子さま自身が進んでやるようになったというのは嬉しいですね。
実際にやってみた自主学習の内容
・お金(コインと紙幣)について調べた。興味を持ったことから学習につなげていこうと思い、親子で取り組みました。
・家庭菜園の観察日記をつけたり、育てたバジルで料理を作ったりした。学校の勉強とは離れてしまうことも、子どもが興味を持ったことをサポートしながら学習につなげた。
・学校の図書館以外にも、住んでいる区の図書館で本を借りて読んでいます。物語や伝記を読むことは、さまざまな知識を得られるので、子どもに合っていると考えています。
自主学習の内容を決めるときに、まずはお子さまの興味があることに目を向けるということが大切ですね。お子さま自身が自主的に取り組めるようになるまでは、保護者のサポートも必須なようです。
学習の姿勢や態度、モチベーション維持に関する工夫
・無理やり机でさせるのではなく、自分のやりたい体勢でやらせるようにしたら勉強をすすんでするようになった
・やったこと、調べたことを報告してもらう。少しでもやったら褒めて、やる気やモチベーションを上げる。たまには親も、口出しはしない程度に参加しても良いのかなと思った。
学習に取り組むスペースや、子どもが学習に集中できる環境も重要なようです。また、学習習慣を付けるためには、お子さまがやる気やモチベーションを上げられる声かけを心掛けてみましょう。
子どもが集中できる環境を整えよう
自宅でもお子さまが集中して学習に取り組むためには、学習スペースの環境を整えることが大切です。子供部屋に学習机を置く方法もあれば、最近では、「リビング学習」という言葉もあるように、リビングにスタディースペース・勉強スペースを設けるご家庭も多くなっています。
リビングに学習スペースがあれば、親の目が届く、集中力が鍛えられる、家族に分からないことをすぐ聞けるなどのメリットも多いです。リビングでの学習は、「学ぶことは楽しいこと」「学ぶことは日常なんだ」という習慣付けにもつながっていきます。
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今回は、自主学習の目的や自主学習ネタを探すコツなどをご紹介しました。自主学習に取り組んで学習する習慣を付けるには、子供が集中できる環境を整えることも大切です。
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