「イモリを飼育してみたい!」と興味を持っている方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、イモリの飼育方法について詳しく解説。
イモリの毒性や種類、飼育に必要なものや飼育の際の注意点についても取り上げます。
イモリと似ているヤモリやトカゲとの違いも紹介するので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
- イモリは両生類!どんな生き物?漢字・英語表記は?
- イモリの特徴
- イモリとヤモリ・トカゲの違い
- ペットとしての人気が高いイモリの種類と値段
- イモリの入手方法
- イモリの飼育に必要なもの
- イモリにはどんな餌を与えれば良いの?
- イモリの飼い方のポイント
- イモリの寿命とかかりやすい病気
- イモリを飼育する際の注意点
- インスタグラムからかわいいイモリの写真・動画を紹介!
- イモリに関するよくある質問
- かわいいイモリをペットとして飼育してみよう!
イモリは両生類!どんな生き物?漢字・英語表記は?
最初に、イモリという生き物の概要を紹介します。
イモリはどんな生き物?
イモリとは、両生類>有尾目>イモリ科>イモリ属に分類される生き物の総称です。
野生のイモリは、北半球に広く分布しています。
日本で最も多く見られる「アカハライモリ」の大きさは、オスで7cm〜12cm、メスで8cm〜14cm程度です。
広い飼育スペースが確保できないマンションやアパートでも飼いやすい生き物だといえるでしょう。
イモリの漢字表記
イモリは、漢字では「井守」と表記します。
昔から、井戸や田んぼの中で見かけることが多かったイモリ。
イモリは害虫を食べてくれるので、「大切な作物や井戸を害虫から守ってくれる」という意味でこの名前がつけられました。
イモリは英語でなんという?
イモリは、英語では「Newt」と表記します。
ちなみに似ているといわれているヤモリは「Gecko」です。
イモリの特徴
イモリの主な特徴を6つ紹介します。
1.池などの水辺に生息している
2.夜行性に近い
3.食性は肉食である
4.再生能力が高い
5.毒をもっている
6.幼体には手足がない
イモリを飼育してみたいと考えている方は、まずは特徴をしっかりと把握しておきましょう。
以下で詳しく解説していきます。
1.池などの水辺に生息している
イモリのほとんどは半水棲種です。池や湖、川などの水辺に生息しています。
中には森の中で生活する陸生種のイモリも存在しますが、日本ではほとんど見られません。
2.夜行性に近い
イモリは基本的には夜行性です。日中は巣穴に隠れて体を休め、日没後に餌を求めて活動を始めます。
ただ、繁殖期である4月〜6月頃は例外です。昼間でも活発に動く個体が見られます。
3.食性は肉食である
イモリの食性は肉食です。幼生の頃は、水の中で暮らしている底生動物を餌にしています。
大人になると、主にミミズや昆虫、カエルなどを捕食。メダカや魚の卵などを食べることもあります。
4.再生能力が高い
再生能力の高さは、イモリの最も大きな特徴だといえるでしょう。
尾や足はもちろんですが、眼や脳、心臓の一部まで再生できることが確認されています。
まさに不死身の生き物です。
尾が切れても再生できるのはヤモリやトカゲも同じですが、完全に元の形に戻すのは難しいといわれています。
イモリは骨までしっかりと再生できるので、切れる前とほぼ変わらない状態に再生可能。
このイモリの高い再生能力は、再生医療の分野などでも注目を集めています。
5.毒をもっている
フグと同じ「テトロドトキシン」という毒を保有しているのもイモリの特徴。
腹部が赤色やオレンジ色になっているのは、「警告色」と呼ばれるものです。
イモリは身の危険を感じたときに、体を倒して腹部の警告色を敵に見せ「毒を持っているぞ!」とアピールします。
こうして外敵から自分の身や卵を守り、厳しい自然界を生き抜いてきたのです。
6.幼体には手足がない
イモリの幼体には手足がなく、オタマジャクシのような形をしています。手足の代わりに鰓(えら)が生えているのが特徴です。
成長するにつれて先に前足が生え、やがて後ろ足も生えると鰓は消失します。
イモリとヤモリ・トカゲの違い
イモリとヤモリ・トカゲは、そもそも生物としても分類が違います。
イモリは両生類なので水辺の近くに生息していますが、ヤモリ・トカゲは爬虫類なので陸上で生活します。
イモリ・ヤモリ・トカゲの主な特徴を表にまとめたので、参考にしてください。
イモリ | ヤモリ | トカゲ | |
---|---|---|---|
まぶたの有無 | あり | なし | あり |
うろこの有無 | なし | あり | あり |
食性 | 肉食 | 雑食 | 雑食 |
活動時間帯 | ほぼ夜行性 | 夜行性 | 昼行性 |
また、腹部に毒をもっているのはイモリだけです。したがって、「腹部が赤色やオレンジ色であればイモリ」だと考えてよいでしょう。
ペットとしての人気が高いイモリの種類と値段
ペットとしての人気が高いイモリの種類を5つ紹介します。
・アカハライモリ
・シリケンイモリ
・シナイモリ
・マダライモリ
・クシイモリ
それぞれの値段相場も紹介するので、イモリを飼育したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
1.アカハライモリ
日本で最も生息数が多いのが「アカハライモリ」です。別名は「二ホンイモリ」。
本州から九州まで広く分布しており、池・湖・水田などの水辺に生息しています。
名前のとおり、腹部が赤くなっているのが特徴。体の模様には個体差があり、中には背中まで赤くなっているアカハライモリも存在します。
珍しい模様になると販売価格も上がりますが、基本的には数百円で手に入るでしょう。
2.シリケンイモリ
奄美諸島や沖縄諸島に生息しているのが「シリケンイモリ」です。
体色のベースは黒色で、背中側に金粉のような斑点が見られるのが特徴。
腹部の色は個体差があり、赤色やオレンジ色の個体もいれば、黒い斑点模様になっている個体も存在します。
価格相場は1,000円程度です。
3.シナイモリ
「シナイモリ」は、中国中東部に生息しているイモリで、別名は「チュウゴクイモリ」です。
アカハライモリと見た目が似ていますが、腹部の赤みが弱いのが特徴。オレンジに近い色味をしています。
値段はアカハライモリと同じく数百円程度ですが、中国固有種であるため、流通量は少ないです。
4.マダライモリ
イモリ愛好家から人気を集めているのが「マダライモリ」です。イベリア半島北部からフランスにかけて分布しています。
名前のとおり、美しいまだら模様が特徴。腹部は黒く、白い斑点模様が点在しています。
繁殖期のオスは背びれが大きく発達し、迫力があるのが特徴。
価格相場は5,000円〜1万円程度なので、他のイモリに比べると高額です。
5.クシイモリ
「クシイモリ」は、ヨーロッパに広く生息しているイモリです。
繁殖期になると皮膚が櫛(くし)のように隆起することから「櫛井守」と名付けられました。
体に小さなイボがたくさんあるのが特徴で、英語では「Warty Newt(イボのあるイモリ)」と呼ばれています。
価格相場は7,000円〜1万円程度とやや高額です。
イモリの入手方法
「アカハライモリ」のように日本に多く生息しているイモリなら、池や湖まで行って自ら捕獲する、という方法でも入手できます。
ただ、確実に捕獲できるとは限らないので、手軽に入手したいなら購入するのがおすすめ。主な入手方法は以下の3つです。
ペットショップ・両生類ショップ
「マダライモリ」のような珍しいイモリを迎え入れたいなら、ペットショップや両生類ショップがおすすめです。
同時に飼育用品も揃えられるうえに、店員さんからアドバイスももらえます。
特に生き物を初めて飼育する方は、まずはペットショップ・両生類ショップに足を運びましょう。
通販
イモリは、楽天市場やAmazonなどの通販でも購入可能です。
ただ、配送中に何かトラブルがあり亡くなってしまう、というケースもあると心得ておきましょう。
届いたらすぐに飼育ケースにうつせるように、飼育用品は一通り揃えておくようにしてください。
縁日やイベント
縁日やイベントなどで「イモリすくい」が行われることもあります。
ペットショップで購入するよりも安い値段で手に入るでしょう。
ただ、イモリの種類はアカハライモリがほとんどです。
イモリの飼育に必要なもの
イモリの飼育に必要なものを9つ紹介します。
1.飼育ケース(水槽)
2.流木や浮島
3.水草
4.照明
5.温度計・水温計算
6.水質調整剤
7.フィルター
8.底砂
9.ピンセット
イモリを家族に迎え入れる前に、しっかりと環境を整えておきましょう。
それぞれを詳しく解説していきます。
飼育ケース(水槽)
イモリの住処となる飼育ケースを用意しましょう。
サイズは40cm×45cm以上がおすすめ。プラスチックケースでも水槽でも問題ありません。
ただ水槽の場合は、必ず蓋も一緒に用意してください。蓋が付いていないと、イモリが壁をよじ登って脱走してしまう可能性があります。
また、蓋部分の網目が粗くても脱走のリスクがあるので、網目が細かいものを選びましょう。
流木や浮島
流木や浮島など、陸地になる部分を用意してあげてください。
イモリの種類によって、「水中で過ごす時間が多いのか、陸地で過ごす時間が多いのか」は異なります。飼育するイモリの性質に合わせて、適度に陸地を作ってあげましょう。
アカハライモリの場合はほとんどの時間を水中で過ごすので、水場と陸場を明確にレイアウトする必要はないでしょう。
水草
必須ではありませんが、水草を設置するのがおすすめです。水草は水中の汚れを吸収してくれるので、水が汚れづらくなります。
さらに、水草があればイモリが身を潜められるので、水槽の中で安心して過ごせるようになるでしょう。
また、イモリは水草に卵を産みつけます。したがって、イモリの繁殖を考えている場合は、水草の設置は必須です。
照明
水草を設置する場合は、照明も用意しましょう。
イモリは紫外線を必要とする生き物ではないので、照明も紫外線ライトを用意する必要はありません。
観賞魚用のLEDライトや蛍光灯で大丈夫です。
温度計・水温計
常に適切な室温・水温を維持できるように、温度計・水温計を用意しておきましょう。
アカハライモリの場合は、飼育適温は20℃〜25℃で、水温は30度以下が目安です。
照明を設置すると、照明の熱で水温が上がりやすくなります。こまめに水温計をチェックするようにしましょう。
水質調整剤
適切な飼育環境を維持するためには、水質調整剤があると便利です。
イモリは比較的丈夫な生き物なので水道水でも生きられますが、適切な飼育環境だとはいえません。病気や不調の原因になってしまう可能性もあります。
水道水をバケツなどに入れて6時間以上汲み置きするか、水質調整剤を使ってカルキ抜きをしましょう。
フィルター(ろ過装置)
必須ではありませんが、フィルター(ろ過装置)があると便利です。
水槽の水は、食べかすやフンなどですぐに汚れてしまいます。こまめに水換えができれば問題ありませんが、忙しくてなかなか時間をとれない方も多いでしょう。
フィルターがあれば水が汚れにくくなるので、水換えの回数も減らせます。
ただ、水流が起きてしまうようなフィルターだと、イモリがストレスを感じてしまうかもしれません。
なるべく水流が起きないタイプのフィルターを選びましょう。
底砂
水草を設置する場合は、水草を植えつける底砂を購入しましょう。
底砂があると陸地部分に高さをつけられるので、水槽レイアウトの幅も広がります。
ピンセット
餌やりのときにピンセットがあると便利です。
先が尖っているピンセットだと、イモリが勢いよく食いついたときに怪我をしてしまう可能性があります。先が丸いタイプのものを選びましょう。
イモリにはどんな餌を与えれば良いの?
イモリには以下のような餌を与えます。
・ミミズやメダカ、巻貝などの生き餌
・乾燥や冷凍などの加工が施された赤虫・イトミミズ
・人工フード
生き餌への食いつきが1番良いですが、毎回生き餌を入手するのは費用がかさみ、保存方法も難しいです。
乾燥・冷凍されたものや人工フードにも慣れさせておきましょう。
イモリ専用の人工フードはもちろん、カメ用やウーパールーパー用でも代用可能です。好んで食べてくれるものを見つけてみてください。
イモリの飼い方のポイント
イモリの飼い方のポイントを4つ紹介します。
1.餌の与える頻度と量に気をつける
2.適度な水位を保つ
3.こまめに掃除と水換えを行う
4.飼育適温を維持する
イモリを初めて飼育する方は、まず上記の4つのポイントをおさえておきましょう。
以下で詳しく解説していきます。
1.餌を与える頻度と量に気をつける
餌を与える頻度と量に気をつけましょう。
幼体には1日1回、成体には2日に1回を目安に与えます。1回で与える量は、「イモリが食べ切れるくらい」です。
かわいいからといって食べきれない量を与えてしまうと、食べかすが水に浮いて水質の悪化につながります。
また、餌の与えすぎは消化不良や肥満の原因にもなりますよ。
イモリの健康維持のためにも、餌を与える頻度と量はしっかりと守るようにしましょう。
2.適度な水位を保つ
水位を適切に保つようにしてください。
イモリは成体になると肺呼吸をするので、水面に顔を出して息継ぎをします。水位が深すぎると息継ぎがしづらくなるので、基本的には浅めが過ごしやすいと考えておきましょう。
たとえばアカハライモリの場合は、泳ぎがあまり得意ではないため、15cm〜20cm程度の水位が目安です。
イモリが安心して過ごせるように、その子にとってベストな水位を維持するようにしましょう。
3.こまめに掃除と水換えを行う
掃除と水替えはこまめに行うようにしてください。
餌の食べ残しや排泄物、脱皮の皮などで、水槽の中はすぐに汚れてしまいます。汚れたまま放置していると菌が繁殖して、さまざまな不調や病気を引き起こす可能性も。
1週間に1回程度は水を替えるように心がけて、水槽全体の掃除も月に1回行うようにしましょう。
4.飼育適温を維持する
温度計や水温計をこまめに確認して、飼育適温を維持するようにしましょう。
イモリの飼育適温は20℃〜25℃、水温は30℃以下が目安です。
夏場は留守中も冷房をつけていき、冬場は暖房やペット用ヒーターで保温してください。
特に、夏場に水温が30℃を超えてしまうと、イモリが命を落としてしまう可能性があります。日光が強く当たる場所は避けるなど、飼育ケースの置き場所にも気を配りましょう。
イモリの寿命とかかりやすい病気
イモリの寿命は種類にもよりますが、15年〜25年程度。20年以上生きる個体も多いので、長寿な生き物だといえるでしょう。
しっかりと栄養管理を行い病気を予防して、イモリの長生きと健康をサポートしてあげてください。
イモリがかかりやすい病気には、以下のようなものがあります。
1.脱皮不全
2.水カビ症
3.ツボカビ症
それぞれの病気の概要や予防方法を解説していきます。
脱皮不全
脱皮がうまく進まず一部に古い皮が残ってしまう状態が「脱皮不全」です。脱皮不全の状態を放置していると、皮膚が壊死してしまう可能性があります。
様子を見ていても状態が変わらないようであれば、ぬるま湯で皮をふやかしてピンセットではがしてあげるようにしましょう。
ただ、この方法は慣れていないと失敗してしまうリスクもあるので、初心者の方にはおすすめできません。動物病院を受診して、獣医師に任せた方が確実です。
流木や浮島などのザラザラしたものがないと、体をこすりつけることができず、脱皮不全に陥りやすい傾向にあります。
脱皮不全を防ぐためにも、ザラザラした流木や浮島をいくつか設置してあげるようにしてください。
水カビ病
皮膚の表面に白い綿のようなカビが生える病気が「水カビ病」です。
水カビ病になってしまったら、いつもよりもこまめに水替えを行い、清潔な水を保ちながら様子を見ます。
症状が改善されない場合は動物病院を受診しましょう。
水カビ病は、水質の悪化が原因で起こります。日頃からこまめに水を替えて、清潔な環境を維持するように心がけてください。
ツボカビ病
両生類の皮膚にだけ寄生するカビによって引き起こされる病気が「ツボカビ病」です。
発症すると発疹や変色が見られ、皮膚呼吸がしづらくなります。重症化すると心不全になり、命を落としてしまう可能性も。
ツボカビ病が疑われる場合は、早急に動物病院を受診してください。
イモリを飼育する際の注意点
イモリを飼育する際の注意点を4つ紹介します。
1.脱走に注意する
2.ハンドリングしすぎない
3.イモリを触ったあとは手を洗う
4.他の生き物と一緒に飼育しない
注意点を把握しないまま飼育を始めてしまうと、思わぬトラブルが起きてしまうかもしれません。
以下で詳しく解説するので、しっかりと目を通しておきましょう。
1.脱走に注意する
イモリの脱走には細心の注意を払いましょう。
蓋が付いた飼育ケースを選ぶことはもちろんですが、蓋の閉め忘れにも気をつけてください。
粘度のある体を使ってよじ登り、わずかな隙間からでも逃げ出してしまう可能性があります。
飼育ケースの外に出てしまうと、皮膚が乾燥して命を落とす可能性もあります。
イモリの命を守るためにも、脱走対策はしっかりと行いましょう。
2.ハンドリングしすぎない
かわいいからといって、イモリをハンドリングしすぎないようにしましょう。
両生類は犬や猫と違って、基本的には人間に懐きません。触られても「嬉しい」と感じることはなく、むしろストレスを感じてしまう可能性が高いです。
ストレスは、脱皮不全をはじめとするさまざまな病気の原因になりますよ。
また、イモリの飼育適温は20℃〜25℃なので、人間の手に触られると「熱い」と感じてしまいます。
イモリの健康維持のためにも、ハンドリングの時間は最小限におさえるようにしましょう。
3.イモリを触ったあとは手を洗う
イモリを触ったあとは、必ず手を洗うようにしてください。
イモリは「テトロドトキシン」という毒を保有しています。
強い毒ではありませんが、イモリを触った手で目をこすったり食べ物を食べたりしてしまうと、体調不良を起こしてしまうかもしれません。
イモリに触れた後だけではなく、飼育ケースを掃除した後などもしっかりと手を洗うようにしましょう。
4.他の生き物と一緒に飼育しない
他の生き物と一緒に飼育するのは避けましょう。イモリは肉食なので、食べてしまう恐れがあります。
イモリに与えた餌を、他の生き物が横取りしてしまう可能性もあるでしょう。
一緒のケースで飼育するのは、イモリ同士だけにしてください。
インスタグラムからかわいいイモリの写真・動画を紹介!
インスタグラムの投稿からかわいいイモリの写真や動画を紹介します。
イモリの魅力を堪能してください。
チャームポイントはハートマーク
お腹のあたりにハート型の模様があるかわいいイモリちゃん!
ハート模様が見えた日には良いことが起こりそう!?
水槽の壁にペタッとはりついている手もかわいいです〜!
イモリと一言でいっても、模様のバリエーションが色々あって面白いですね。
仲良しな2人
アカハライモリの「ざぶとんくん」と「とんとろちゃん」!
名前までかわいいです!
ぴったりとくっついてとっても仲良しな2人。どこを見ているんでしょう?
どことなく微笑んでいるような表情がかわいくて、ずっと見ていたくなりますね~!
イモリに関するよくある質問
最後に、イモリに関するよくある質問4つに回答します。
1.アカハライモリのオスとメスの見分け方は?
アカハライモリのオスとメスの違いを以下にまとめました。
・メスの方が体が大きい
・オスの方が頭が大きい
・オスの方が尾が太い
・繁殖期にはオスの尾は淡い青色に変色する
わずかな違いなので見分けづらいですが、注意深く観察してみてください。
2.イモリとサンショウウオの違いは?
イモリとサンショウウオは同じ両生類ですが、さまざまな部分に違いがあります。
イモリとサンショウウオの主な違いを表にまとめたので、参考にしてください。
イモリ | サンショウウオ | |
---|---|---|
肌の状態 | ざらざらしている | ツルツルしている |
腹部の色 | 赤い個体が多い | 赤くない |
生息地 | 水辺 | 陸地 |
卵 | 1粒ずつ産みつける | 卵がたくさん集まった塊を産む |
3.イモリの産卵時期はいつ?
イモリの産卵時期は4月〜7月です。6月にピークを迎えるといわれています。
卵は、産みつけられてから17日〜27日程度で孵化します。
4.イモリは共食いするって本当?
イモリを同じ飼育ケースで多頭飼育していると、共食いする危険性があります。
イモリは視力があまり良くないので、動いているものを餌だと認識して、仲間だと気がつかずに食べてしまう可能性があるからです。
特にまだ体が小さい子どものイモリだと、食べられてしまうリスクも高くなります。
イモリを多頭飼育するときは、個体差がありすぎるものは一緒に入れないようにする、などの工夫をしてください。
かわいいイモリをペットとして飼育してみよう!
飼育方法が比較的簡単で、生き物を初めて飼う方でも挑戦しやすい「イモリ」。
鳴き声や体臭もないので、マンションやアパートに住んでいる方でも飼育しやすいでしょう。
平均寿命は20年程度なので、家族に迎え入れれば長い時間を共に過ごせる生き物です。
イモリに興味を持っている方は、本記事の内容を参考にしつつ、飼育に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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