
今回は、初心者でも育てやすいプランター野菜を12個ピックアップします。
プランター野菜の注意点や、準備するものまで紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
プランター野菜を育てる流れも紹介します!
自宅での園芸に興味のある方は、要チェックですよ!
- 初心者向け!プランター野菜のおすすめ12選
- プランター野菜を育てるときの注意点5つ
- プランター野菜で準備するもの
- プランター野菜を育てる流れ
- プランター野菜にまつわるQ&A
- プランター野菜は誰でも簡単に育てられる!
初心者向け!プランター野菜のおすすめ12選

初心者がはじめてのプランター栽培に挑戦する時におすすめの、プランター野菜を12個紹介します。
・トマト
・ししとう
・ピーマン
・ナス
・きゅうり
・オクラ
・ベビーリーフ
・ラディッシュ
・小松菜
・水菜
・シソ
・にんにく
それぞれ種まき時期や、栽培適温などを説明していきます。
ただし、同じ野菜でも品種によっては育て方が異なるケースもあるので、実際に栽培する際は、種や苗のに表記されている内容をチェックしてくださいね。
トマト

・科名:ナス科
・栽培適温:20~30度
・種まき時期:2~4月
・植え付け時期:4~6月
・収穫時期:6~9月
・耐寒性:弱い
・耐暑性:強い
【特徴】
プランターでトマトを育てるならば
・果実が約20〜30グラムの「ミニトマト」
・約30〜200グラムの「中玉トマト(ミディトマト)」
などがおすすめ。
甘くて美味しいトマトを作るには、日当たりと適切な水やりが大切です。
ししとう

・科名:ナス科
・栽培適温:20~35度
・種まき時期:2~4月
・植え付け時期:5月
・収穫時期:6~10月
・耐寒性:弱い
・耐暑性:強い
【特徴】
ししとうは暑さを好みますが、低温には注意が必要です。
管理が比較的簡単で、収穫時期が長い点が魅力といえるでしょう。
早めに実を摘むことで、次々と新たな実が育ちます。
ピーマン

・科名:ナス科
・栽培適温:25~30度
・種まき時期:3~4月
・植え付け時期:5月
・収穫時期:6~10月
・耐寒性:弱い
・耐暑性:強い
【特徴】
ピーマンは暑さや病害虫に強く、初心者でも育てやすいプランター野菜のひとつ。
次々と実がなるので、一株からたくさんのピーマンを収穫できます。
ナス

・科名:ナス科
・栽培適温:20~30度
・種まき時期:2~3月
・植え付け時期:5月
・収穫時期:6~10月
・耐寒性:弱い
・耐暑性:強い
【特徴】
ナスは水分を好み乾燥に弱いため、こまめな水やりが欠かせません。
日当たりのよい場所で、水と肥料をたくさんあげれば、実が大きくなりやすいですよ。
きゅうり

・科名:ウリ科
・栽培適温:20~30度
・種まき時期:4~6月
・植え付け時期:5~6月
・収穫時期:6~9月
・耐寒性:弱い
・耐暑性:強い
【特徴】
きゅうりは、日当たりのよい場所で育ち、支柱を利用してツルを伸ばします。
果実ができる野菜(ナスやトマトなど)の中では成長が早く、植え付けから2ヶ月程度で収穫が可能です。
オクラ

・科名:アオイ科
・栽培適温:20~30度
・種まき時期:3~4月
・植え付け時期:5~6月
・収穫時期:7~9月
・耐寒性:弱い
・耐暑性:強い
【特徴】
オクラは暑さに強く、水はけの良い土壌で育ちます。
早めに実を収穫することで、柔らかい実が楽しめます。
オクラは実をつける前に淡い黄色の花を咲かせ、花も観賞用として楽しめる点が人気の秘訣ですね。
ベビーリーフ

・科名:アブラナ科、キク科など
・栽培適温:15~25度
・種まき時期:春(4~6月)、秋(9~10月)
・植え付け時期:不要(種を直にまくため)
・収穫時期:種まきから20~30日後
・耐寒性:中程度
・耐暑性:中程度
【特徴】
ベビーリーフとは、いくつかの品種がミックスされた野菜のこと。
発芽から短期間での収穫が可能で、園芸初心者でも挑戦しやすいです。
大きく育たないため、狭いスペースでも栽培できますよ。
ラディッシュ

・科名:アブラナ科
・栽培適温:15~25度
・種まき時期:春(4~6月)、秋(9~10月)
・植え付け時期:不要(種を直にまくため)
・収穫時期:種まきから20~40日後
・耐寒性:中程度
・耐暑性:弱い
【特徴】
ラディッシュは芽を間引くことで、元気に育てられます。
生のままでも加熱調理しても、美味しく食べられる野菜です。
赤と白の色合いが美しく、収穫すると食卓を鮮やかに彩ってくれるでしょう。
小松菜

・科名:アブラナ科
・栽培適温:20~25度
・種まき時期:3~10月
・植え付け時期:不要(種を直にまくため)
・収穫時期:種まきから30~40日後
・耐寒性:強い
・耐暑性:強い
【特徴】
小松菜は、春から秋にかけて栽培できます。
春夏は成長スピードが特に早く、収穫が遅れないように注意しましょう。
20〜25センチメートルが収穫のタイミングで、取り遅れると葉がかたくなってしまいます。
水菜

・科名:アブラナ科
・栽培適温:15~25度
・種まき時期:3~11月
・植え付け時期:不要(種を直にまくため)
・収穫時期:種まきから30~40日後
・耐寒性:強い
・耐暑性:弱い
【特徴】
水菜は寒さに強く、秋冬のプランター栽培にピッタリです。
狭いスペースで栽培できますが、苗が密集しすぎないように、適度に間引きを行うとよいですね。
シソ

・科名:シソ科
・栽培適温:20~25度
・種まき時期:4~6月
・植え付け時期:4~6月
・収穫時期:6~9月
・耐寒性:弱い
・耐暑性:強い
【特徴】
シソは暑さを好みますが、真夏に直射日光を浴び続けると、葉が日焼けしてしまいます。
収穫した葉は料理に幅広く使えるのも、嬉しいポイントです。
にんにく

・科名:ユリ科(ヒガンバナ科とする分類も)
・栽培適温:10~20度
・種まき時期:9~10月
・植え付け時期:9~10月
・収穫時期:翌年5~6月
・耐寒性:中程度
・耐暑性:弱い
【特徴】
にんにくは9〜10月頃に植えて、翌年の5〜6月頃に収穫します。
病害虫に強く、土質をあまり選ばないので、比較的容易に育てられますよ。
プランター野菜を育てるときの注意点5つ

プランター野菜を育てるときの注意点を、5つピックアップしました。
・初心者向けの野菜を選ぶ
・適したサイズのプランターを選ぶ
・プランターは日当たりのよい場所に置く
・暑さ・寒さ対策を行う
・適度に肥料をあげる
ひとつずつみていきます。
初心者向けの野菜を選ぶ
プランター野菜を成功させるには、初心者向けの品種を選ぶことが重要。
病気や害虫に弱い植物は管理が難しく、プランターで育てるのは難易度が高いです。
今回紹介したような、トマトやピーマンなどは管理がしやすく、初めての方でも育てやすいでしょう。
また、収穫までの期間が短ければ、すぐに収穫の達成感を得られて、次のモチベーションにもつながります。
「食べたい野菜」や「料理に使いやすい野菜」という基準で、育てる野菜を決めるのもよいですね。
適したサイズのプランターを選ぶ
野菜ごとに必要な根の深さや広がりを考慮し、適切なサイズのプランターを選びましょう。
プランターの種類について、表にまとめました。
大きさ | 容量 | 育てられる野菜の例 | |
---|---|---|---|
小型プランター | 横幅20~40センチメートル | 6~10リットル | ・ベビーリーフ ・ラディッシュ |
標準型プランター | 横幅60~65センチメートル | 12~20リットル | ・水菜 ・小松菜 |
大型プランター | 横幅80センチメートル以上 | 30~40リットル | ・きゅうり ・ピーマン |
深型プランター | 横幅・深さ35センチメートル以上 | 20~30リットル | ・トマト ・ナス |
プランターが小さすぎると根詰まりを起こし、うまく野菜が育ちません。
たとえば、トマトやナスなどは深さ30cm以上のプランターが必要です。
一方で、ベビーリーフやラディッシュは、浅型プランターでも育てられます。
プランターは日当たりのよい場所に置く
プランターを日当たりのよい場所に置くことが、すくすくと野菜を育てるコツです。
野菜は日光を浴びて、光合成を行い成長します。
ただし、真夏は日差しが強くなり、直射日光により葉が焼ける可能性も。
真夏は「サンシェードなどで日よけをする」または「直射日光が当たらないように置き場所をずらす」といった工夫が求められますよ。
エアコンの室外機の近くは、プランター野菜の置き場所には適しません。
室外機から発生した熱風が植物を弱らせ、枯れる原因になってしまいます。
暑さ・寒さ対策を行う
野菜の生育には、適した温度や環境があります。
生育不良や病害虫の被害を増やさないために、暑さ・寒さ対策を行いましょう。
・夏の防暑対策:プランターの下にスノコを敷き、遮光ネットを使う
・冬の防寒対策:支柱を使って、プランターをビニールで覆う
プランター野菜は地植えとは異なり、置き場所を簡単に変えられます。
直射日光の当たらない場所や、雪が積もらない場所へと、状況に応じて場所を移動させることが大切です。
適度に肥料をあげる
適度に肥料をあげると、プランター野菜が健康的に育ちます。
なお、肥料の与えすぎも根を傷める原因になるので注意してください。
・肥料が不足した場合:葉や蕾が小さくなり、花が貧弱になる
・肥料が多すぎた場合:根が枯れたり、花がつかなかったりする
種をまいてから収穫までの期間が短い「ベビーリーフ」や「シソ」などは、肥料がなくても育つ傾向にあります。
プランター野菜で準備するもの

プランター野菜を育てるのに準備するものは、次のとおりです。
・プランター
・スコップ
・苗または種
・土
・肥料
・鉢底石
・じょうろ
・支柱(育てる野菜によっては必要なし)
・麻ひも(育てる野菜によっては必要なし)
トマトやきゅうりなど、大きく育つ野菜には支柱や、それを固定する麻ひもを用意します。
丈が伸びると風の影響を受けやすく、倒れないためには支柱で支える必要があるからです。
プランター野菜を育てる流れ

プランター野菜を育てる流れを、以下にまとめました。
・プランターに鉢底石を入れる
・土を入れる
・苗を植え付ける、または種をまく
・支柱を立てる(育てる野菜によっては必要なし)
・たっぷりと水をあげる
野菜を育てる際は、水はけをよくするために、まずは鉢底石を敷き詰めます。
その後、上から園芸用の土を入れていきましょう。
植え付け・種まき直後は、たっぷりと水をあげます。
種をまいた場合、勢いよく水をあげると種が流れてしまいます。
土を湿らすように、優しく水やりするのがポイントです。
プランター野菜にまつわるQ&A

プランター野菜にまつわるQ&Aを3つ紹介します。
・虫がつきにくい野菜は?
・プランター野菜が育たない原因は何?
・小さいプランターでも育てられる野菜は?
プランター野菜を育てたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
虫がつきにくい野菜は?
害虫被害に遭いにくい方法は、主に3つあります。
・苗から育てる
・栽培期間が短い野菜を選ぶ
・ユリ科の野菜を育てる
新芽は柔らかく美味しいため、虫がつきやすいです。
そのため、ある程度育った苗を植え付けるほうが、害虫リスクを下げられるでしょう。
また、栽培期間が短かければ短いほど、虫の被害に遭う前に野菜を収穫できる可能性は高まります。
ラディッシュやベビーリーフは、短期間で収穫可能なため、虫が気になる人におすすめです。
そのほか、ユリ科(ネギやニラ、ニンニクなど)の植物には独特の香りがあるといわれ、害虫被害が少ない傾向にありますね。
プランター野菜が育たない原因は何?
「プランターで野菜が育たなかった経験がある」または「すぐに植物を枯らしてしまう」と悩んでいる人もいるのでは。
プランター野菜が育たない原因は
・水やりが不足している
・水はけが悪い
・日光が不足している
・肥料の過不足がある
・定期的な間引きを行っていない
などが挙げられます。
野菜がうまく育たないときは、環境や管理方法を見直してみましょう。
小さいプランターでも育てられる野菜は?
小さいプランターでも育てられるのは、根の張りが浅い野菜です。
具体的には、シソやきゅうり、ラディッシュなどが、浅いプランターに向いています。
プランターが小さいときは、根詰まり・根腐れを起こさないように気を付けましょう。
底に鉢底石を入れたり、定期的に間引きをしたりすると、うまく育ちやすいです。
プランター野菜は誰でも簡単に育てられる!

今回は、初心者におすすめのプランター野菜や注意点、準備するものについて解説しました。
トマトやピーマン、きゅうりなどは比較的育てやすく、初心者に向いています。
失敗しないコツは、野菜に適したサイズのプランターを選び、日当たりのよい場所に置くことです。
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