ここではニフティ不動産編集部が、
「浴室乾燥機の機能とは?」
「浴室乾燥機がある賃貸物件のメリット・デメリット」
「浴室乾燥機は必要or不要なの?!」
「浴室乾燥機のない賃貸物件でも、代用アイテム&工夫で快適に」
について詳しく解説していきます。

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浴室乾燥機のメリット&デメリットを解説



浴室乾燥機とは?暖房機能やミストサウナ付きまである

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賃貸物件に浴室乾燥機はあった方がいい?

浴室乾燥機とは、浴室や洗濯物を乾かすために、主に浴室の天井に設置される装置のこと。
浴室乾燥機は基本的なスペックとして、換気(空気の入れ替えをする)や乾燥(洗濯物に風を送りながら排気もする)のほか、暖房(暖風)・冷房(冷風)の機能を兼ね備えています。
またオプションとして、ミストサウナのある機種も。お肌のケアができるので、女性におすすめの機能ですね。

浴室乾燥機にはガス式と電気式の2種類があります。
その2つを比べると、一般的にはガス式の方がパワーが強力なので、使用時間を短縮できるようです。

また浴室乾燥機には、「天井埋め込み型」のほかにも、後付け可能な「天井付け型」や「壁掛け型」があります。
基本的に賃貸の場合後付けはできないので、物件探しの際には前もって浴室乾燥機の有無を確認しておきましょう。

浴室乾燥機がある賃貸物件のメリット カビ対策ができて梅雨も快適

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浴室乾燥機のある賃貸物件は、築浅の物件に増えていますが、人気の理由は何なのでしょうか。
浴室乾燥機のメリットを4つにまとめました。

梅雨でも洗濯物がすぐ乾く&シワにならない

浴室乾燥機は、梅雨や花粉、黄砂などで洗濯物を外干しできない時期にかかせないアイテム。
洗濯物がすぐ乾くだけでなく、干した状態のまま風を当てるのでシワになりにくいのも◎!
夜に入浴した後、寝る前に浴室乾燥機のタイマーをセットしておけば、朝には乾かすことができます。

部屋干しなしで場所を有効活用できる

浴室乾燥機があれば、かさばるバスタオルや人目に晒したくない下着などを浴室で乾かすことができ、部屋干しに使うスペースを有効活用できます。
ただし、乾燥中は入浴できないので、お風呂に入るタイミングを考慮する必要があります。

浴室乾燥機があればカビ対策ができる

浴室乾燥機はカビ対策にもおすすめ。
賃貸物件の浴室には窓がない場合も多いので、湿気がたまりやすく、通常の換気扇の場合24時間つけっぱなしにすることも。
浴室乾燥機があれば、浴室や洗濯物からスピーディーに湿気を除去して、カビになるのを防げます。

寒い時期のヒートショックを防げる

浴室乾燥機の暖房機能を使えば、寒い時期の室温差を抑えて、ヒートショックを防げます。

浴室が寒いとお風呂に入る前に風邪をひいてしまったり、入浴が億劫になったり…。
そんなときには暖房機能を上手に活用しましょう。

浴室乾燥機がある賃貸物件のデメリット 家賃や電気代が高くて掃除も必要

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浴室乾燥機があるとなにかと便利なようですが、メリットの影にはデメリットも。浴室乾燥機付きの賃貸物件で知っておくべきデメリットをまとめました。

浴室乾燥機付きの賃貸物件数は少ない上に家賃が高い

そもそも浴室乾燥機付きの賃貸物件はどのくらいあるのでしょう。
例として、東京都の賃貸人気エリアで、
①学生(1K)
②社会人(1DK)
③同棲カップル(2DK)
④ファミリー(3LDK)
の物件探しを想定して、希望条件に浴室乾燥機を付けたときとそれを外したときの最低家賃と物件数を比べてみました。

条件 浴室乾燥機付き 浴室乾燥機なし 家賃差額
1K  文京区 1,569件 6.35万円~ 2,418件 2.9万円~ 3.45万円
1DK 渋谷区 291件 8.6万円~ 618件 6万円~ 2.6万円
2名入居 2DK 新宿区 17件 9.5万円~ 157件 8万円~ 1.5万円
3LDK 中野区 108件 12万円~ 323件 10.8万円~ 1.2万円

※2018年7月 ニフティ不動産調べ(バス・トイレ別)

浴室乾燥機付きの賃貸物件を希望すると、物件数がかなり限られる上に家賃も1.2万円~3.45万円も割高に!
浴室乾燥機は設備を導入する費用がかかるので、その分が家賃に上乗せされてしまうのです。
また、浴室乾燥機付き物件は築浅の物件に多いので、より家賃が高くなる傾向にあります。

浴室乾燥機は電気代やガス代が意外とかかる

浴室乾燥機のデメリットは、何と言ってもランニングコストがかかること!
電気式の場合、浴室乾燥機の消費電力は約1250W。仮に1回あたり3時間使用すると電気代は101.25円、1ヶ月に10回の使用で1,012.5円、年間では12,150円もかかってしまいます。
これはドライヤー(1200W)の消費電力とほぼ同じなので、ドライヤーを数時間つけっぱなしにすると思えば、浴室乾燥機がいかに電気代がかかるか分かりますよね。

■浴室乾燥機の電気代

使用時間 電気代
1回(3時間)の電気代 101.25円
1ヶ月(10回使用)の電気代 1,012.5円
年間の電気代 12,150円

※1W=0.027円で算出した場合

ガス式と電気式の浴室乾燥機を単純比較することはできませんが、一般的にはガス式の方がランニングコストが安く、パワーがあるので使用時間も短いとされています。
なお、お住まいの地域や浴室乾燥機の種類、その他さまざまな条件によってかかるコストは違ってきますので、これらの数字はあくまで目安と考えてくださいね。

浴室乾燥機は定期的なフィルターの掃除が必須

浴室乾燥機は、定期的に掃除をしなければなりません。
3ヶ月~半年を目処にカバーを外して、フィルターやファンの埃や汚れを取り除きましょう。作業前には必ず電源を切り、きれいにしたパーツは完全に乾かしてからとりつけることが重要です。
浴室乾燥機は、掃除を怠ると乾燥の効率が悪くなったり、故障の原因になったりしますのでご注意を!
自分で掃除できない場合には、お掃除業者に依頼することも可能です。このあたりはエアコンと同じですね。

浴室乾燥機が壊れた場合、原状回復は自己責任の可能性も

浴室乾燥機が壊れた場合の修理費用は、借主が故意や過失で壊したのでなければ、通常は大家さんが負担します。
ただし、
・契約書に「浴室乾燥機の修理費を借主が負担する」と明示されている
・借主のせいで壊してしまった
などの場合には、その物件から退去する際に借主が原状回復しなければなりません。
契約書の内容がどうなっているか、事前にしっかり確認しましょう。

洗濯物を沢山干すときはかなり時間がかかる

浴室乾燥機で、たくさんの洗濯物やバスタオルなど厚手の生地を乾かそうとすると、どうしても時間がかかってしまいます。
時短のために、以下の工夫をしてみるのがおすすめです。

・あらかじめ浴室内の水滴を拭いておく
・洗濯物を外干しor部屋干しして、仕上げに浴室乾燥機を使う

浴室乾燥機がある賃貸物件 内見でチェックしたい3つのチェックポイント

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内見で浴室乾燥機についてチェックしたいポイントは?

浴室乾燥機付きの賃貸物件に住む場合、事前にチェックすべきポイントが3つあります。
後々損をしないためにも、内見や契約の際に忘れずに確認してくださいね!

浴室乾燥機のメーカーやモデル年式をチェック

浴室乾燥機を含め、機械全般の寿命は10年程度が目安。
たとえ壊れていなくても、モデル年式が古ければ最新式のものと比べて性能が劣り、消費電力が余計にかかってしまいます。
光熱費を抑えたければ、年式が比較的新しく、エコ乾燥機能などが搭載されているメーカーの浴室乾燥機がよいでしょう。

実際に浴室乾燥機をつけてみて、異音・ホコリが落ちてくるかチェック

浴室乾燥機はフィルターなどは掃除できても、内部のホコリやカビ汚れは専門業者でないとなかなか取れません。
内見の際には、ホコリやゴミが落ちてこないか、それらが詰まって本体から異音がしないかなど、実際に浴室乾燥機をつけてチェックしてみましょう。

浴室乾燥機が壊れた時、交換・修理代はどうなるのかチェック

前章の「浴室乾燥機が壊れた場合、原状回復は自己責任の可能性も」でご説明したように、浴室乾燥機が壊れた場合の修理費用は、以下の場合を除いて、通常は大家さんが負担します。
・故障の原因が借主の落ち度
・契約書に「借主の負担」と明記されている

また、浴室乾燥機の不具合でメンテナンスが必要になったとき、いきなり自分でメーカーに依頼するのはNG!
まずは大家さんや管理会社に状況を連絡してくださいね。

浴室乾燥機がない賃貸物件でも、除湿機や布団乾燥機で代用すればOK

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浴室乾燥機付きの賃貸物件のメリット・デメリットを理解いただけましたか?
ここでは最後に、浴室乾燥機がなくても快適に過ごせる工夫をご紹介します。

布団乾燥機や扇風機で代用

浴室乾燥機がなくても、浴室につっぱり棒を付け、布団乾燥機+扇風機を置くことで、似たような機能を再現できます!
洗濯機の脱水時間を長めにしたり、浴室の水滴を拭いたりして、乾きやすい環境を整えておきましょう。
部屋干し用洗剤や空気清浄機も併用すれば、洗濯物の部屋干し臭も防げますよ。

ドラム式の乾燥機付き洗濯機を購入

長く住むことを考えれば、浴室乾燥機付きにこだわって高い家賃を支払うよりも、乾燥洗濯機を買う方がトータルではお得な場合も。ドラム式乾燥洗濯機なら洗濯物が広がりやすく全体に温風が当たる構造なので、乾燥効率がよく、光熱費も削減できます。

コインランドリーを利用する

梅雨や花粉、黄砂などで外干しできない時期は限られています。
物件の近くにコインランドリーがあれば、割り切って活用してみてはいかがでしょうか。
コインランドリーの大型乾燥機なら、時間も節約できますよ。

浴室暖房の代わりに、熱いシャワー&洗面所にヒーターで室温差をなくす

浴室乾燥機の暖房機能の代わりに、浴室に熱いシャワーをまわしかけて浴室近くをヒーターで暖めておくと◎。室温差を抑えて、ヒートショックを防げます。

浴室乾燥機はあった方が便利だけど、さまざまなデメリットもあるのが現実です。
長期的にみれば、毎月1~2万円家賃を多く支払って浴室乾燥機付き物件を選ぶより、最新型の除湿器や布団乾燥機、乾燥洗濯機を買った方が結果として安くなる場面もあります。
自分のライフスタイルを見極めて、ベストな賃貸物件を選びましょう。

ニフティ不動産ならこだわり条件で『浴室乾燥機付』を選べば、浴室乾燥機付物件を探せますよ。

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