家相とは家の間取り図鑑定!方位盤の見方や良い間取り例を解説の画像01

占いと同一視されがちな「家相」ですが、実は環境学と言われる学問のひとつ。
日本では風水と一緒に紹介されることも多いですね。

方位盤を使って家の吉凶を鑑定する「家相」は、平安時代に中国から伝わって以来、日本の生活様式に合わせて独自の発展を遂げてきました。

今回は、家相の基本的な考え方をご紹介します!
家相的にNGな間取りも詳しく紹介するので、物件選びの参考にしてくださいね。

カンタンに家相を確認するやり方と、「これだけはNG!」という例をまとめてみたよ。
物件選びや家づくりに悩んだ時の参考にしてみてね!



家相とは間取りと方位で診断する家の鑑定!風水や占いとの違いは?

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家相はもともと、中国からやってきた環境学の一種です。
家の間取りと方位を組み合わせることで、その家が「運気が上がる家」なのか、「運気が下がる家」なのかを鑑定することが出来ます。

現在日本で知られている家相は、江戸時代に発達した日本独自のもので、家を建てる上での判断材料のひとつとして重宝されてきました。
「家相の悪い家は、その家に住む一族に災いを招く」と考えられたこともあり、その土地ごとに最適化された家相の家を建てることが重要視されていたのです。

家相は昔の人が家を建てる時の知恵、優先順位を考えて

元来は大陸からやってきた家相の考え方ですが、畳を使った日本の家屋に合わせて独自の発展を遂げてきました。
とはいえ、江戸時代の家屋と現代の住居には大きな違いがあります。

マンションやアパートといった集合住宅では取り入れづらい内容もありますし、戸建てであっても、電気がない江戸時代と現代とでは家の様子はかけ離れています。
そのため、上手に家相をとりいれるには、今の日本の住居に最適化する必要があるのです。

家相はあくまで昔の知恵に基づいて考えられたもの。
古くから伝わる内容にこだわりすぎて住みづらい家にならないよう、意識することがおすすめです。

家相は風水や占いとは違うの?

日本で発展した「家相」は、陰陽道や民俗信仰の影響を受けつつ、畳式の日本家屋に最適化された環境学のことをいいます。
また、方位と間取りの関係から運気向上を試みるのも特徴と言えるでしょう。

家相同様、中国から伝わってきた「風水」も環境学のひとつですが、こちらは衣・食・住の幅広い観点から運気向上をめざすものであり、扱う内容に幅があります。
また家相に比べ、様々な流派が存在していることも特徴的です。

「家相」「風水」と似たものとして、「占い」が上げられます。
占いには古今東西さまざまなものが存在しているため、なかなか取扱いが難しいですが、「未来を予言する」占いに対し、風水や家相は「現状を良くするもの」として取り入れられてきた背景があります。
未来に重きを置く「占い」と、現在に重きを置く「風水」「家相」と理解しておくとよいでしょう。

<関連記事>風水を部屋のインテリアに取り込んで家の運気アップ!

家相の方位盤と間取り図の見方は?鬼門・正中線・四隅腺とは?

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日本の先人からの知恵が詰まっている「家相」。
内容にこだわりすぎると今の日本の生活に合わなくなるかもしれませんが、家を作る上での基本的な考え方として押さえておくのはオススメです!

たとえば、陽当たりの良し悪しであったり、風の通し方であったり…。
四季のある日本の風土で快適な空間を保つためのノウハウが、家相の考え方の中に入っています。

家相中心で間取りを考えるのではなく、家づくりで迷った際の参考として取り入れてみるのはいかがでしょうか。
とくにリフォームや増改築の際は、家相をチェックしておくと、「前の家の間取りを踏まえて、どうすればより住みやすい空間になるのか」考えることができますよ!

家相の見方は?間取り図と方位盤の使い方

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家相をみる際に必要なのは「方位盤」
方位と間取りの相性までまとめてある「家相方位盤」があると、なお良いです。

まず、家の中心に方位盤を置くことから始めましょう。
家の四隅の対角線が交わったところが家の中心となります。

実際に家の中心に方位盤を置くやり方がベストですが、どこが中心なのか分かりづらい場合には、間取り図に直接線を引いて方角を確認すると簡単にできますよ。

家相の「鬼門」や「裏鬼門」とは?

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家の方角が確認できたら、「鬼門」と「裏鬼門」に何があるかチェックしましょう!

「鬼門」とは家の中心からみて北東の方角、十二支で言うと丑寅(うしとら)の方角のことをいいます。
反対に「裏鬼門」とは南西の方角。十二支では申未(ひつじさる)にあたります。

「鬼門」「裏鬼門」は一般的に良くない方位とされていて、玄関やキッチン・トイレなどの水回りがあると家の運気が下がると言われています。
他にも、鬼門の方角の壁が出っ張ったり欠けていたりすると、家族間のトラブルが起きやすくなるとされています。
逆に、寝室や書斎などは、鬼門・裏鬼門の方位にあっても問題ないようです。
気になる方は、物件選びの際にチェックすると良いでしょう。

<関連記事>鬼門や裏鬼門の意味とは?

家相の「正中線」や「四隅線」とは?

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他にも家相を見る上で大切なのは「正中線(せいちゅうせん)」と「四隅線(しぐうせん)」の2つ。
家の中心から南北に引いた線が「正中線」、家の中心から東西に引いた線が「四隅線」です。

このふたつの線上は、とても強い気が溜められると言われています。
家相を見るにあたって、鬼門・裏鬼門の次にポイントとなる方向なため、覚えておきましょう!

増改築やリフォームをしたら家相は変わる

家相は家の四隅から線を引いて中心を決めるので、リフォームや増改築などで四隅が変わった場合、以前の家から中心がズレてしまいます。
その結果、鬼門・裏鬼門といった凶の方位もズレることとなるため、リフォームをする際は家相を改めて確認し直すことがおすすめですよ。

家相の良い間取り例は?トイレなどの水回りや階段は?

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家相は方位と間取りの掛け合わせで吉凶を判断するため、同じマンションでも運気が上がる部屋と下がる部屋が出てくる可能性があります。
家相だけにこだわりすぎると、物件選びをしにくくなってしまいますが、せめて同じマンションの中でなら、より良い部屋に住みたいですよね。

できるなら避けたほうがいい大凶の間取りさえ把握しておけば、物件選びの参考にもなります。
迷ったときの判断材料の一つとして、注意すべき間取り例をいくつか覚えておきましょう!

【家相×トイレやお風呂(水回り)】避けたい方位や間取りとは?

家相では、トイレやお風呂といった水回りを「穢れを流す場所」として考えます。
そのため下記の4か所はなるべく避けることをおすすめします。

・正中線の上
・鬼門と裏鬼門を結ぶ線上
・家の中心

気の強い流れ道である「正中線」や、凶の方角である「鬼門」と「裏鬼門」を結ぶ線上にトイレやお風呂場があると、不浄の気を強めてしまうと言われています。
また、あまり見かけない間取りではありますが、家の中心にトイレやお風呂場が設置されている間取りも、不浄の気を強めるため避けたほうが良いでしょう。

【家相×玄関】避けたい方位や欠けは?

玄関もトイレなどと同様に、避けるべき方角があります。

・鬼門や裏鬼門の45度範囲
・正中線や四隅線

まず、凶の方位は避けるのがおすすめです。
また気が強すぎる正中線と四隅線の上に玄関が位置する物件も、おすすめできません。

玄関の場合、方位だけでなく「欠け」なのか「張り」なのかにも意識する必要があります。
欠けとは、物件を一つの四角と見立てた際に、玄関が四角の内側に位置している状態。
とくに、四隅がかけた形になるような物件は凶兆と言われています。
反対に張りとは、四角にでっぱりがついているような状態。
玄関スペースが出っ張っている状態は吉兆として考えられています。

【家相×階段】家の真ん中に階段があるのはNG?

家の中心に階段がある物件は、家相的にいうとあまりオススメできません。
中央に上下に抜ける穴(欠け)をつくることとなるため運気の流れが乱れ、家族内のトラブルにつながると言われています。
一方で鬼門・裏鬼門にある分には問題ないため、階段は北東などに設置するのがおすすめです。

【家相×窓】避けたい方位は?

家相では、窓は東にあると良いと言われています。
東は太陽が昇る方位なため、朝の寒い時間帯に日が差し込み、家の中が快適になります。

反対に避けるべきなのは北と西
北は冷たい風が差し込みますし、西は西日で部屋の中が暑くなるためです。

ただ、家相でも窓については、さまざまな考え方があります。
たとえ良くない方角に窓があったとしても、カーテンや家具などで調整できるので、日本の高温多湿な気候に合わせて、風通りのよい物件を選ぶのがよいでしょう。

【家相×キッチン】避けたい方位は?

キッチンは、西・南西を避けるのが良いと言われています。
日が沈む方角である西は、エネルギーが衰退していく方角。
そのため、家族の食事を作る台所にはふさわしくないとされています。
他にも、寒さが厳しい北側も避けたほうが良いでしょう。

【家相×寝室】避けたい方位やベッドの位置は?

一日の疲れをいやす寝室。
風水ではとても重要視されていて、NG例もたくさんありますが、実は家相において方位の縛りをほとんど受けません。

北に寝室がある場合、夫婦仲が深まるとされ、西に寝室がある場合は疲れが良く取れると言われています。
東の寝室は活力を与えてくれると言われているため、若い夫婦の方にはおすすめの方角です。

唯一、寝室に向かないとされているのが南の方位
南は非常に上向きなエネルギーを持っている方角のため、身体を休めるという目的の寝室とは相性がよくありません。
とはいえ、南に寝室がある場合は外交的な側面が強くなるとされているため、人付き合いを高めたい方にとっては良い方位と言えるでしょう。

家相が悪い家だとどうなる?理想の家探しをするには?

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「より良い家を」という先人たちの思いから、日本独自の発展をとげた家相。
しかし、方位と間取りを合わせて吉凶を判断する考え方にこだわりすぎると、「家相のための家」になってしまうことも。
江戸時代の人たちが、家に住む自分たちの繁栄を祈って家相を取り入れたように、現代日本に住む私たちも、自分たちがより居心地よく住むために、家相を上手に取り入れたいですよね。

どこまで信じるか、どこまで気にするかは自分次第!
なによりも大切なのは「本当に住みやすい家なのか」という視点ではないでしょうか。

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