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後編では、モテるインテリアコーディネートや、住まい業界の未来について、久保さんのご意見を伺いました。



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久保さんが考える、モテる家具とは?

家具はシンプルに。小物でアクセントを

:久保さんといえば、恋愛に詳しい(?)イメージがありますが、これから一人暮らしをしようとしている男性へ、モテる男になるためには、どんなインテリアコーディネートがおすすめかアドバイスをいただけないでしょうか?

久保:まずは、賢く買い物するのが大事ですね。洋服でもなんでもそうですが、ある程度のところまでは、クオリティと値段は比例すると考えています。質については、最低限のこだわりは持っていた方がいいと思います。

:なるほど。デザインとかにこだわるということですか?

久保:デザインはシンプルでいいんです。ただ、家具自体の質にはこだわった方がいい。おすすめは、家具は品質が高くてベーシックなものを選び、プラスアルファの小物で個性を出すことです。

:そしたら、家具はCLASでレンタルするとして(笑)、久保さんがおすすめのインテリア小物のお店はありますか?

久保:僕自身は、弊社の取締役が代表を努める「タイムレスクラフト」というお店でアイテムを見ることが多いですね。ほかでいうと、246沿いにあるセンプレイなどはおすすめです。

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:ありがとうございます。ちなみにモテる女子を目指すにはどんな家具がいいでしょうか…?

久保:基本的な考え方は同じだと思います。上質でシンプルなものに、小物でアクセントを加える。ただ、色味は女性らしい方がいいと思います。例えば、使う木の色。男性らしさだったらウォルナットがおすすめですが、女性らしいインテリアコーディネートならオークで優しい色味に仕上げてみるのはいかがでしょうか。色調と小物の置き方で、だいぶ印象が変わってくると思いますよ。

久保さんが考える、住まいビジネスの未来は?

「住み方」はどんどんライトになっていく

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:家具レンタルという新しい事業に取り組まれている久保さんから見て、住まい関連のビジネスは今後どのように変化していくとお考えでしょうか?

久保:「住み方」に変化が出てくると思います。例えばOYOさんのようにすごくライトに住む場所を確保できるようなサービスが出てきています。

(※編集部注:OYOとは、世界10カ国、500以上の都市でホテル・住宅事業を展開するベンチャー企業。2019年3月、敷金・礼金・仲介手数料が無料の住宅賃貸を日本でスタートさせた。)
現状の住宅事情も、分譲よりも賃貸がメインですが、もっとライトな形、より所有しない形になっていくと思います。住宅がそうであるように、僕たちが提供している家具・家電の耐久財と言われるものも所有せずに使う世界が広がっていくんじゃないかなと。

:レンタルと言うと、新品ではなく中古品を使うということですが、そこに抵抗がある人は多くないでしょうか?

久保:そもそも住宅って新築で住む人より、誰かが住んだ後の家を借りる人が多いじゃないですか。誰かが数年住んだからといって、家賃が激減するようなことはないですよね。家でさえそうなんだから、家具もそういう感覚になっていくのではないかなと思いますね。僕たちが作っている家具は、リペアすることも考えて、何年も使えるような耐久性を持っている製品ばかりです。誰かが使っても新品同様にリペアすることができます。その点、家よりも「中古感」を感じないと思いますよ。

家具に関するリテラシーを高めていく

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:そもそも「家具を修理できる」ということを知りませんでした。今日お話を伺って家具について全然知らないなと感じることばかりです。

久保:そうなんです。今の時代、「家具は使い捨てるものだ」と考えている人がとても多いです。でも、こだわって作った家具は、長く使い込むことができるのです。
昔からそういうこだわりの家具を作っている企業さんや職人さんは、危機意識を持っている方もいらっしゃいます。そういう方から、僕たちのCLASは賛同を得ているんです。昔からの企業さんなので、ネットでの情報発信は苦手意識を持っている職人さんたちが、僕たちのサービスに、期待をしてくれているんです。家具の考え方を変える突破口になるかもれないと。
もちろん、大量生産をされている企業さんもいい製品をつくっていらっしゃいます。でも、僕たちはより高品質な家具を使いたい方々に向けて、インターネットの力を使って家具についての情報をもっと発信していけるといいなと思います。

ライフステージの変化に沿った家具の提案ができる世界へ

:住まいのビジネスが、テクノロジーの力で変わっていく部分についてはどうお考えですか?

久保:さきほどの情報発信の部分もそうですが、技術でいうと、住まいのビジネスとAR・VRは非常に相性がいいと思っています。

:ARの技術で部屋の一部にスマホをかざすとCLASの家具が置かれていてサイズ感がわかるとかあったら、便利そうです!

久保:そうですね。あとは、部屋ごとインテリアコーディネートをさせていただくようなサービスもできればいいなと考えているのですが、そういう際にもAR・VRを活用していけると思います。

:すごく便利そうですね……!完成したら使ってみたいです。

久保:あとは、家具のサブスクリプションサービスを提供していく中で必須だと思っているのは、お客さまのライフステージの変化に沿った提案を適切なタイミングでできるようにすることです。
例えば、給料が上がったから引っ越す、同棲する、別れる、結婚する、子どもが生まれる……それぞれのタイミングによって、適切な家具は変化していくと考えています。そのタイミングをいち早く捉えて、おすすめの家具を提案できるようになっていきたいですね。
そこまで完成して、初めてサブスクリプションサービスとしての真価を発揮できると思っています。

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:最後に、私達は不動産に関する情報を提供するサービスを運営していますが、久保さんから見て、家具業界の近所とも言える不動産業界はこれからどんな変化があると思いますか?

久保:まずは、契約行為のところですね。不動産って本当に契約するのが大変で。どの不動産屋さんでも同じことをやっているのに、それぞれフローが違ったりして、すごく非効率だと感じます。契約行為なので、いろいろリスクを伴う部分があるとは思うのですが、テクノロジーの力で効率化することが期待できる分野なのではないかなと。 これだけ不動産屋さんが世の中にたくさんあるということは、それだけ不健全さをはらんでいる可能性があるように見えます。

:そうですね……。敷金、礼金、仲介手数料など、消費者側にとって少し負担が大きいようにも感じます。

久保:取引形態とか、プレイヤー構造がもっとシンプルになれば、もっと消費者側の負担が減っていくのかもしれませんね。それは、工場・照射・卸売・代理店・販売店……など、製造から消費者に届くまでに複数の構造がある家具業界と似ている部分かもしれません。

久保さんプロフィール
久保裕丈(くぼひろたけ)
東京大学工学部・同大学院卒。外資系コンサルティング企業のA.T.カーニーを経て、ファッション通販サイト『ミューズコー(MUSE & Co.)』を立ち上げ。2015年には同社を売却。Amazonが配信する恋愛リアリティー番組『バチェラージャパン』の初代バチェラー。現在は月々500円から使える家具シェアリングサービスを提供するCLAS(クラス)の代表取締役。

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